世界一安いミシュラン1つ星レストラン 添好運（ティム・ホー・ワン）
新宿に2号店がオープン！

中国を代表する人気グルメのひとつ「点心」。
とっても身近にある、みんなが大好きなメニューですよね。
餃子、焼売、ちまき、大根餅…など、手軽にいろいろ食べ比べられるところも魅力です。

でも、いざ「点心を食べに行こう！」と、街の点心専門店を訪れると、思いのほか高いときも。
特に「お腹いっぱい食べたい！」という人にとっては、少しハードルが高いかもしれません。

今回お伺いした『添好運 新宿サザンテラス店』は、「世界一安いミシュランレストラン」といわれている、香港の点心専門店の日本2号店。

メニューは単品380～780円。客単価は2,000～3,000円という、お財布にやさしい価格設定。

気軽に、しかもリーズナブルに「点心」を楽しめるとあって、日本初上陸の『日比谷店』は、行列の絶えないお店として、今でも大人気です。

そもそも『添好運』は、4年連続で3つ星を獲得した『フォーシーズンズホテル香港』の広東料理店『龍景軒』の点心師を務めた「Makシェフ」と、パートナーの「Leungシェフ」が2009年に創業したお店。

3つ星レベルの点心を日常的な価格で味わえるレストランとして評判を呼び、2010年には、ミシュランの1つ星を獲得。

今では、国内外を問わず、多くの人が訪れる人気店となりました。

それでは『添好運 新宿サザンテラス店』の紹介をしていきましょう。

場所は、JR新宿駅の南口から代々木方面に広がる遊歩道「新宿サザンテラス」。
店舗は2階建て。1階には個室3部屋、2階はテーブル席で、合計84席を用意。

大きなガラス窓のある2階席は、陽光の降り注ぐ明るい空間。
清潔感いっぱいのシンプルなインテリアは、どことなくカフェっぽい雰囲気も。

料理は全部で28種類。「蒸点心」「ベイクド」「焼点心」「揚点心」「粥・蒸飯」「ライスロール」「茹点心」「デザート」のカテゴリーで構成。
すべてオリジナルレシピによるもので、ひとつずつ店舗の厨房で手づくりというからスゴイ。

まずは、ランチョンマットになっているメニューを眺めながら、各テーブルにあるオーダー表に記入。
なお料理の提供スピードが思ったよりも速いので、一度にあまり欲張らないほうが良さそう。

それでは、メニューの一部をご紹介します。

■「青島ビール（小瓶）」（780円）
■「生ビール（一番搾りプレミアム）」（680円）
■「鶏足の香港式煮込 アワビソース」（580円）
「生ビール」も「青島ビール」も、「点心」との相性は抜群です。
見た目にちょっとビックリする鶏足。コラーゲンたっぷりでビールにも美肌にも最適。

■「温レタス」（480円）
■「ポークのワンタン香辣黒酢」（580円）
ちょっとしんなりしたシャキシャキ食感のレタスは、サラダと違った味わい。
少しだけピリ辛のワンタンは、芳醇な黒酢とパクチーの風味がアクセントに。

■「7種野菜の蒸し餃子」（480円）
■「茄子の海老団子揚げ」（580円）
中身が透けて見える蒸し餃子は、野菜の旨味がたっぷりのあっさりテイスト。
そのまま茄子の上に、海老団子をのせたひと品。茄子と海老の味わいが絶妙。

■「キノコと筍の揚げ春巻き」（580円）
■「ベイクド チャーシューパオ」（580円）
テーブルにあるウスターソースでいただく本場香港スタイル。意外にマッチ。
甘いメロンパンと、チャーシューの組み合わせが絶品。無限に食べられそう。

■「陳皮入り牛肉団子」（680円）
■「海老と黄ニラのチョンファン」（680円）
やわらかい牛肉に、ふんわり柑橘類の香りがただようひと品。初めての味わい。
特製ソースをかけていただくライスロール。つるんとした食感はクセになりそう。

■「牛挽肉と卵の蒸しご飯」（680円）
ジャスミンライス、フワッとした牛挽肉、そしてトッピングの卵が最高のコンビ。
よーくかき混ぜてからいただきます。

午前11時から午後11時までの営業なので、ランチ、カフェ、ディナー…と、お腹の空き具合に合わせて、好きなだけ食べられるところも「点心」の魅力と言えるでしょう。

また『日比谷店』同様、『新宿サザンテラス店』も席予約はできませんが、個室予約のみ対応可能。
「4席部屋＝4,000円」「6席部屋＝6,000円」「8席部屋＝8,000円」のチャージが別途かかりますが、大人数で並ぶことを考えたら安いと言えます。

「しっかり食べたい人」から「ちょっと飲みたい人」、さらには「女子会」や「会食」、「テイクアウト」まで、どんなシーンにも対応してくれる『添好運 新宿サザンテラス店』。

仕事の帰りにでも、早速訪れてみてはいかがでしょう。
新たな「行きつけのお店」ができるかもしれませんよ。