八重洲の地名は、江戸時代に日本に漂着した航海士・貿易家であるオランダ人ヤン・ヨーステンの和名「耶楊子(やようす)」に由来するといわれています。当時、徳川家康に仕えていたヤン・ヨーステンの屋敷があったことから「八重洲」と呼ばれるようになったのだそう。
オフィスビルが建ち並ぶ現在の八重洲エリアの光景からは想像もつきませんが、東京駅八重洲中央口から伸びる八重洲通りには「ヤン・ヨーステン記念碑」、八重洲地下街入口には「ヤン・ヨーステン記念像」があり、当時の東京の歴史をうかがうことができます。
そんな、かつての東京駅周辺の様子に思いを馳せながら歩いてみるのもいいかもしれません。
八重洲の居酒屋での宴会・飲み会ネタや薀蓄に、ぜひ使ってみてはいかがでしょう。