長年愛され続けているこだわりの美味 絶対食べたい! 浅草グルメ

長年愛され続けているこだわりの美味! 絶対食べたい!浅草老舗グルメ

いまなお、粋な江戸の文化が息づいている浅草。

日本随一の歓楽街として栄えた街だけに、50年どころか、100年以上の歴史を誇る人気店が、そこかしこに存在しています。

そこで今回は浅草を代表する話題店のなかから「絶対に食べておきたいグルメ店」をご紹介。

「洋食」「蕎麦」「おでん」「すきやき」「しゃぶしゃぶ」「江戸前寿司」…など、とっておきのグルメが盛りだくさん。

今度の週末あたり、ぶらりとグルメ散歩訪れてみてはいかがでしょう。

※掲載内容が一時的に変更している場合がございます。お出かけの際は店舗までご確認いただくことをおすすめします。

「旨すぎて申し訳ないス!」で大人気! 昭和26年創業の有名老舗洋食店

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ヨシカミ 浅草店
〔浅草〕

『ヨシカミ 浅草店』の絶品「ビーフシチュー」

人気メニューの「ビーフシチュー」(3,000円)。丁寧に調理をすることで、素材のおいしさを最大限に引き出した必食のひと品

旨すぎて申し訳ないス!」のキャッチコピーで知られている、浅草の有名老舗洋食店。

創業は昭和26年。終戦後の復興期に、わずか10席の「オープンカウンター店」として誕生。現在はテーブル席とカウンター席、合わせて全60席を用意。ファミリー層を中心に、子どもからお年寄りまで、いつも多くの人たちで賑わっている

料理の特長は5つ。「素材を厳選する」「基礎から手作りする」「お客の目の前で調理する」「日本人の味覚に合わせた調味料の使用や工夫を取り入れる」「従って、御飯でも、パンでも、おかずとして良く合い、洋酒・日本酒のおつまみとして、充分適したお料理」であること。

長年のファンも多い、洋食メニューの定番「オムライス」(1,450円)。ケチャップの味わいが、どこか懐かしいひと品

奇をてらった料理ではなく、あくまでも一般的な洋食に、少しだけ『ヨシカミ』らしさを取り入れたひと品を提供する。

メニューのラインアップは豊富。看板メニューの「ビーフシチュー」を始め、濃厚なデミグラスソースが自慢の「ハヤシライス」、やわらかい牛ヒレ肉を使った「ビーフカツレツ」、たまごの風味になじむような甘めの味付けの「オムライス」、テイクアウトもできる人気の「カツサンド」など、すべてのメニューが逸品ぞろい。しかもこだわり素材を生かした、ほっとできるやさしい味わい

一度足を運べば「旨すぎて申し訳ないス!」の意味をきっと体験できるはず。

『ヨシカミ 浅草店』の外観

「旨すぎて申し訳ないス!」と描かれたファサードが印象的な外観。順番待ちのために用意された外のイスが人気を物語る

店舗情報
ヨシカミ アサクサテン
ヨシカミ 浅草店
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電話番号:03-3841-1802
洋食/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-41-4
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩1分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩6分
・東武線 浅草駅より徒歩6分

(『浅草ROX・3G』の裏手。いっぷく横丁にある建物の1階)
3,000~4,000円(ランチ:1,000~2,000円)

大正11年から続くこだわりと伝統! 浅草を代表する高級「伊奈利寿司」

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福寿家
〔浅草〕

「福寿家の伊奈利寿司(6個入り)」(1,050円)。先代から継承する伝統を守りながらも、若者をはじめ、訪日客にも「伊奈利寿司」の良さを現代に広めている

大正11年創業の『福寿家』は「伊奈利寿司(いなりずし)」のテイクアウト専門店。こだわりは「伊奈利寿司」の名称と、裏返した油揚げ。裏返す理由は「裏を返す=リピートしてもらう」ということ。「"また食べに来たい”と思われる伊奈利寿司をつくり続けたい」との想いが込められている。

自家製の煮汁でじっくり煮込む油揚げは、新潟県と埼玉県から取り寄せる逸品。お米は宮城県のブランド米を産地から直送。ひと口食べた後に口の中で広がるジューシーな甘さとコクが美味。

福寿家の伊奈利寿司(6個入り)」(1,050円)は、こだわりがギュッと詰まったひと品。揚げの表面を炙ることで香ばしさが立ち、さらに酢飯に混ぜたハスや紅ショウガがアクセントに。

「福寿家の伊奈利ロール(6個入り)」(1,050円)。「いなり寿司=シンプル」の概念を崩し、現代風にリアレンジ。見た目でも楽しめるいなり寿司を提案する

ゴマだれ香る「福寿家の伊奈利ロール(6個入り)」(1,050円)は、6種の野菜と酢飯を揚げで巻いたロールいなり。色鮮やかな野菜は、食感だけでなく、見た目も華やか。女性におすすめ

福寿家の特製伊奈利(6個入り)」(1,150円)は、いわしの煮付鶏もも肉の照焼を入れた特製いなり寿司。香ばしく炙った揚げに、ひとつまみ振りかかる高知県産の山椒と厳選した白ゴマの香りが絶品。

福寿家秘伝の塩伊奈利(6個入り)」(1,150円)は、創業家に代々伝わる、塩ベースの煮汁で油揚げを煮込んだ秘伝のいなり寿司。たけのこの酢漬けと茶豆を混ぜた酢飯と、鯛やしょうがの入った炊き込みご飯の2種類を用意。ここでしか味わえない逸品だ。

モダンテイストのオシャレな外観。ロゴデザインには「幸せを招く」という縁起の良い花言葉を持った「福寿草」をモチーフにしている

店舗情報
フクジュヤ
福寿家
電話をかける
電話番号:050-1864-4073
いなり寿司(テイクアウト専門店)/浅草、グルメ
東京都台東区花川戸2-18-6
・東武線 浅草駅より徒歩6分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩7分
・都営線 浅草駅より徒歩9分

(言問橋の近く。言問通りに面した建物の1階)
1,000円(ランチ:1,000円)

知る人ぞ知る「ねぎま鍋」の名店! 江戸の味わいを今に伝える浅草の人気店

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浅草 一文 本店
〔浅草〕

「めばちまぐろ」の「江戸ねぎま鍋(2人前)」(4,800円)。「本まぐろ」「近海産地限定生本まぐろ」の「極上江戸ねぎま鍋」も用意する

江戸時代から続く庶民の料理ねぎま鍋」を味わえるお店。

ちなみに「ねぎま」とは、「ねぎ(葱)」と「まぐろ(鮪)」のこと。もともと江戸時代「まぐろ」の保存方法といえば醤油漬けがメイン。そのため「赤身」は重宝されたが、保存に適さない脂の多い「トロ」は捨てられていたそう。

その「トロ」を何とか料理にできないか…と、考えだされたのが「ねぎま鍋」。鍋の主役は言うまでもなく「ねぎ」と「まぐろのトロ」だ。鍋にすることで「トロ」の脂がじんわり出汁に溶け出し、その旨味がしっかりと「ねぎ」にしみ込んでいく。さらに「トロ」は、脂が少し抜けたことで、食べやすくなる。まさに一石二鳥の「ねぎま鍋」。

『浅草 一文 本店』の絶品「くじらの盛り合わせ」「くじらの煮込み」など

希少部位を盛り合わせた「くじらの盛り合わせ」(5,800円)。「くじらの煮込み」(700円)など、くじらのメニューも豊富

そのほかにも「くじらの刺身盛り合せ」「合鴨のつくね」「すっぽん鍋」など、メニューのラインアップも盛りだくさん。

当然、食材にもこだわっている。水や塩はもちろん、日本で唯一長葱のみをあつかう市場から仕入れる「千寿ねぎ」、亀戸大根・品川かぶ・のらぼう菜といった江戸野菜、希少な葉山牛など、築地市場を始め、全国から産地直送で取り寄せている。

築60年以上の旅館を改装したという店内は、土間の床、中央には水車、自在鉤が吊るされた囲炉裏など、懐かしい風景が広がっている。カウンター席なら、自分でおかんすることも可能。落ち着いた雰囲気のなか、江戸の情緒に想いを馳せてみてはいかが。

『浅草 一文 本店』の風情ある店内

囲炉裏の席は2卓。きき酒師・ソムリエでもある店主が厳選したお酒と共に、おいしい時間をゆっくり楽しみたい

店舗情報
アサクサ イチモン ホンテン
浅草 一文 本店クーポンあり
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電話番号:03-3875-6800
居酒屋/浅草、グルメ
東京都台東区浅草3-12-6
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩6分
・東京メトロ線 入谷駅より徒歩11分
・東武線 浅草駅より徒歩12分
・東京メトロ線 田原町駅より徒歩12分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩13分

(『浅草寺』や『浅草花やしき』の裏手。国際通りと言問通りの交差点近くにある建物の1階)
4,000~6,000円

浅草で100年以上の長い歴史を誇る! 知る人ぞ知る老舗の人気おでん店

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浅草おでん大多福
〔浅草〕

『浅草おでん大多福』の絶品「おでん」

大手コンビニエンスストアが勉強しに来るほどの絶品「おでん」! コース料理もラインアップしているのでシーンに合わせていろいろチョイスしてみて

大正4年創業、こだわりの「おでん」が人気の老舗店。

看板メニューは、出汁のしっかり染み込んだ、こだわりの「おでん」。「鶏玉子」「こんにゃく」「白滝」「焼き豆腐」といった定番から、「小玉葱」「しゅうまい巻き」「くじらのさえずり」など、普段なかなか見かけない珍しい具材まで、常時約30~40種類の「おでん」を用意する

イチオシは一番人気の「大根」。1日目はしっかりと煮込んで火を通し、その後2日間かけて出汁をじっくり染み込ませた自慢の逸品。そのほか、イワシの濃厚な味わいとフワフワ食感がクセになる「イワシのつみれ」も見逃せない。それぞれの具材の旨味が凝縮した出汁と共にご堪能あれ。

『浅草おでん大多福』の「おでん出汁で煮る小鍋」

おでん出汁で煮る小鍋も注目のひと品。「鮭キノコおでん」「ブリおでん」「牡蠣おでん」「牛とセリのおでん」など、旬の味覚を楽しめるメニューが盛りだくさん

「おでん」に合うお酒も充実。「ビール」「ウイスキー」「焼酎」など約30種類を用意。「日本酒」や「ワイン」は、季節や仕入れ状況によって異なる銘柄を楽しめるところもうれしい。

おすすめは、シャンパングラスで味わう「日本酒スパークリング」。アルコール度数5%なので飲みやすく、グラスにドライフルーツやシャーベットを入れたオシャレな見た目は女性に大人気

店内に一歩足を踏み入れると、そこに広がるのは、長い歴史を感じさせる空間。年季の入った柱と扉、木の温もりがいっぱいの和のインテリア。どこか懐かしさを覚える、居心地の良い雰囲気のなか、出汁がしっかり染み込んだ、美味しい「おでん」をゆっくり満喫して。

『浅草おでん大多福』の居心地の良い店内

「おでん」鍋を目の前にする、暖かな明かりが照らすカウンター席のほか、小さな鍋を設置するテーブル席も設置。どちらも熱々を食べられるところが高ポイント

店舗情報
アサクサオデンオタフク
浅草おでん大多福
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電話番号:03-3871-2521
おでん/浅草、グルメ
東京都台東区千束1-6-2
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩6分
・東京メトロ線 入谷駅より徒歩9分
・東京メトロ線 田原町駅より徒歩12分

(国際通りと言問い通りの交差点近く。一本入った路地裏にある建物の1階)
6,000円

丼ぶりからはみ出るエビが豪快! 著名人も通う浅草の人気蕎麦店

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尾張屋 支店
〔浅草〕

『尾張屋 支店』の絶品「天ぷらそば」

まっすぐに伸びた大きな2尾のエビが、丼ぶりからはみ出している圧巻のビジュアルがインパクト大の「天ぷらそば」(1,900円)

幕末期の明治3年に創業。浅草のみならず、日本の繁栄と共に歩んできた老舗の蕎麦店だ。落語家の志ん朝師匠を始め、晩年の永井荷風らが、ほぼ毎日通っていたことでも知られている。

国産最高級のソバ粉を使用した手打ち蕎麦はもちろん、この店の人気を支えている逸品が自慢の「天ぷら」。通常のゴマ油と白いゴマ油をブレンド。季節によって油の配合を変えているこだわりようだ。

さらに、こちらのお店で提供している「天ぷら」のほとんどがエビ。エビしか揚げないからこそ、油にそのエキスが出て旨味もさらに倍増。絶妙な揚げ具合は、天ぷら専門店にも引けを取らない
クオリティーの高さを誇っている。

同じく「天丼」(2,000円)も、2尾のエビが丼ぶりからはみ出している豪快さ。ごはんもたっぷりなのでボリュームも満点

おすすめは、大きな「車エビ」が2尾のっている「天ぷらそば」と「天丼」。丼からエビがはみ出るダイナミックな迫力の見た目だけではなく、揚げたてアツアツの「天ぷら」は、サクッとした衣と、プリプリとしたエビの食感が最高だ。

当然「天ぷらそば」は、鰹節から丁寧に取っている少し濃い秘伝のツユとの相性も抜群。食べ進めるうちにツユにしみ出してくる「天ぷら」の衣も、より一層おいしさを増す。

ゴマ油の香りがフワッとただよう「天丼」は、さらっとした甘辛のタレと「天ぷら」とのコンビネーションも抜群。しかも思ったよりも、さっぱりした口当たりなので、胃もたれもナシ。そこも幅広い年齢層から人気を得ている理由といえるだろう。

『尾張屋 支店』の落ち着いた雰囲気の店内

落ち着いた雰囲気をただわせる懐かしい感じの店内。昼から夜まで通し営業をしているので、いつでも気軽に立ち寄れるところも便利

店舗情報
オワリヤ シテン
尾張屋 支店
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電話番号:03-3841-8780
蕎麦/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-1-3
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩1分
・東武線 浅草駅より徒歩2分
・都営線 浅草駅より徒歩2分

(浅草『雷門』のすぐ近く。雷門通り沿いにある建物の1階)
1,000~3,000円(ランチ:1,000~3,000円)

浅草の老舗ロシア料理店で味わえる! 絶品の「キャベツロール」は必食

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Larousse
〔浅草〕

『Larousse(ラルース)』の絶品「キャベツロール」

丹精込めてつくり上げる、こだわりの「キャベツロール」(1,980円)は、お店イチオシの看板メニューであり、数量限定の希少な逸品でもある

1983年創業、本格ロシア料理を提供する老舗レストラン。異国情緒ただようレトロなインテリアと、広々としたシックで落ち着いた空間が居心地の良さを演出。オープン当初から代々受け継がれてきた味わいを楽しむことができる。

イチオシの逸品は「キャベツロール」。メディアでも頻繁に取り上げられているので知っている人も多いはず。シェフが手間を惜しまず3日かけてつくり上げる自慢のひと品は、これだけを食べに来るファンがいるほどの人気メニュー。

口に入れた途端、深い味わいとコクがフワーッと広がり、一瞬にしてとろける絶品メニュー。肉の旨味がギュッと詰まった至極の味わいだ。1日20個限定なので、見かけたら迷わずオーダーを。

『Larousse(ラルース)』のコース料理

コースメニューは6,000円台から、さまざま用意。「ロブスター」や「特選和牛フィレステーキ」を楽しめるプランもあるので用途に合わせて選んで

「キャベツロール」以外にも、「ボルシチ スープ」「ビーフストロガノフ」「蟹の海老巻きコロッケ」など、メニューも豊富。ロシア産の「ワイン」もそろえているので一緒にどうぞ。

もしロシア料理がはじめてならコースプランがおすすめ。注文必至のロシア料理がそろっているのはもちろん、付け合わせに「パン」「ライス」「ピロシキ」のいずれかをチョイスできるところも面白い。揚げたてサクサクの生地に中に、しっとりジューシーな牛ひき肉が詰まった「ピロシキ」は、ぜひ試したい逸品。

ひと品ずつ工夫をこらし、心をこめてテーブルに運んでくれるメニューは、今まで知らなかったロシア料理の魅力に気づかせてくれるかも。

『Larousse(ラルース)』の清潔感あふれる店内

清潔感あふれる広々とした店内には36席を設置。ちょっぴりレトロでオシャレな雰囲気の空間は、デートや女子会といったシーンにもぴったり

店舗情報
ラルース
Larousse
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電話番号:03-3841-3383
ロシア料理/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-39-2
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩6分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩4分
・東武線 浅草駅より徒歩4分

(『浅草公会堂』の近く。オレンジ通りとホッピー通りを結ぶ路地にある建物の1階)
8,000円(ランチ:3,000円)

『演芸ホール』の落語家たちが密かにひいきにする、メニュー豊富な定食屋

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水口食堂
〔浅草〕

『水口食堂』の絶品「いり豚 水口オリジナル」

一番人気の「いり豚 水口オリジナル」(630円)。ごはん・味噌汁・おしんこの付いた「定食メニュー」は1,030円

昭和25年、浅草六区の路地で創業した定食屋

いわゆる普通の定食屋のように見えるが、驚くべきは、そのメニューの数。ショーケースに並ぶ商品ディスプレイの多さはいうまでもなく、店内の壁にズラリと揚げられたメニューは数100種類以上。さらに良心的な価格と素朴なおいしさも後押しして、足繁く通う常連さんから週末に訪れる観光客まで、終日賑わいをみせている。

メニューには、すべて「単品」と「定食」を用意。例えば「ミックスフライ(キス・帆立コロッケ・唐揚げ)」を単品で注文すると830円。ごはん・味噌汁・おしんこの付いた「定食」にすると1,230円。ご飯の量を選べるところもうれしい。

『水口食堂』の絶品「自家製コロッケ」と「自家製ポテトサラダ」

ホクホクしたジャガイモが懐かしい「手作りコロッケ」と「自家製ポテトサラダ」も、各450円とリーズナブル

そしてこちらのお店は「定食」を選ばずに、「飲み屋」として単品とお酒を楽しむ人たちも多いことも特徴。『演芸ホール』のすぐ近くということもあり、噺家さんは連日のように来店。芸について熱く語っている姿を見ることができるかも。

人気のメニューは、豚肉とタマネギをオリジナルソースで炒めた「炒り豚」。シンプルな料理だが、隠し味をきかせたオリジナルソースの味わいは、一度食べたらヤミツキに。

また毎朝手づくりしている「自家製コロッケ」、「自家製ポテトサラダ」は、お酒のおつまみとしても、「定食」のサイドメニューとしてもおすすめ。なお2階には座敷席もあるので宴会利用にもぜひ。

『水口食堂』の庶民的な雰囲気の店内

下町っぽい庶民的な雰囲気が心地良い店内。壁に貼られた、たくさんのメニューが、そのレパートリーの豊富さを物語る

店舗情報
ミズグチショクドウ
水口食堂
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電話番号:03-3844-2725
定食/浅草、グルメ
東京都台東区浅草2-4-9
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩2分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩6分
・東武線 浅草駅より徒歩7分

(『演芸ホール』のすぐ近く。いっぷく横丁に面している建物の1階)
1,000~2,000円(ランチ:1,000~2,000円)

浅草の老舗酒卸が手がけるバル&ショップで破格のワインを堪能する

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ワイン厨房 Daimasu
〔浅草〕

『ワイン厨房 Daimasu』の絶品「いろいろな貝の白ワイン蒸し」

ムール貝をはじめ、旬の貝がいっぱいの「いろいろな貝の白ワイン蒸し」(ハーフ 1,000円、フルサイズ 1,800円)。お酒のおつまみとしておすすめ

昭和5年創業、老舗酒卸の『ダイマス』が手がけるビストロ。地下に併設するワインショップには、300種類以上のワインを用意。買って帰ることはもちろん、プラス500円で、店内で飲むことができる。普段は飲めない高めのワインを格安で挑戦できるところも、こちらのお店の特徴だ。

提供するメニューは、世界各国のワインに合う逸品。おすすめは「いろいろな貝の白ワイン蒸し」。アサリ、殻付きホタテ、ムール貝など、たくさんの旬の貝を白ワインで蒸し上げる、お店の隠れた名物メニュー。

さらに貝の旨味がたっぷり染み出したスープを使った「出汁パスタ」も、プラス600円でオーダー可能。セットで楽しみたい。

『ワイン厨房 Daimasu』の「野菜たっぷりデトックスサラダ」

新鮮野菜をたっぷり楽しめる「野菜たっぷりデトックスサラダ」(ハーフ 800円、フルサイズ 1,300円)。シンプルなフレンチドレッシングでどうぞ

時季によっては、オーナー自ら狩猟する「蝦夷鹿肉のロースト」や、ここだけでしか食べられない「西伊豆産ダチョウのタタキ」といったジビエ料理もラインアップ。ワインとの相性も抜群。

また女性には、旬の野菜10種類以上でつくる「野菜たっぷりデトックスサラダ」が大人気。西洋野菜を中心に、九州の有機野菜から、夏は高原野菜まで、季節の美味しい野菜が盛りだくさん。栄養満点&ボリューム満点のヘルシーなひと品。「最近野菜不足かな…」と感じていたら、迷わす注文を。

1階から3階まであるスペースには、立ち飲み可能なカウンター席から、テーブル席、個室、座敷席まで用意。シーンに合わせてチョイスして。

『ワイン厨房 Daimasu』の2階フロアのテーブル席

2階フロアのテーブル席。カウンター席や個室など、さまざまなタイプのシートを設置する。デートから女子会までさまざまなシーンで活用して

店舗情報
ワインチュウボウ ダイマス
ワイン厨房 Daimasu
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電話番号:03-5806-2281
ビストロ/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-14-8
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩3分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩5分
・東京メトロ線 田原駅より徒歩5分

(たぬき通りと公園通りが交差する十字路の一角)
5,000円(ランチ:2,000円)

仕事帰りに“全国の漁港”を食べ歩く!? 浅草ならではの古き良き大衆割烹

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遠州屋
〔浅草〕

『浅草 魚料理 遠州屋』の絶品「日本海産天然ぶりしゃぶコース」

創業当時からの人気メニュー「海鮮しゃぶしゃぶ」。なかでも冬の季節は「日本海産天然ぶりしゃぶコース」がおすすめ。事前に要予約の人気プランだ

1966年創業の魚料理『遠州屋』。居酒屋と同じ予算で、本物の魚を食べられる、都内唯一といえる大衆割烹だ。自慢は格安で楽しめる天然物の魚介料理。浅草の中心地にあるお店のほぼ半値で、しかも美味しいと評判。

二代目の若旦那は書籍『旬を味わう魚の事典』の監修者として名を連ねる“目利きのプロ”。魚はその日に全国で水揚げされ、目利きで選んだ天然物のみをそろえる。いわば“会社帰りにフラッと地方の漁港に立ち寄って、新鮮な魚介を食べ歩いている”感覚だ。

さらに“和食の技を極めて日本料理の食の貢献をしている”として「総理大臣賞」を受賞した料理人など、魚のプロが調理。連日にぎわっている理由もわかる。

『浅草 魚料理 遠州屋』の「江戸前握り寿司」

目利きの達人が仕入れる新鮮な刺身はもちろん、江戸前握り寿司も注文必至の人気メニュー。1貫から握ってくれるので気になる人はお店へご相談を

おすすめは季節によってさまざま。冬は「寒ブリ」。佐渡から能登沖で釣れる天然ものは、身の締まり、脂のノリ、しっかりとした甘味が最高。一度食べたらヤミツキに。反対に夏は「鱧(はも)」。フワッとした食感と上品な旨味は、この時季ならでは。

そのほかにも「ウナギ」「カニ」「天然本クエ」「幻のうちわ海老」「スッポン」「アワビ」など、厳選した素材でつくるコースは約30種料理は約200種類というから驚きだ。

職人かたぎが残る土地柄、威勢の良い江戸弁が飛び交う店内。最初こそ、ちょっと恐い感じもするが、慣れてくると、元気で人懐っこい下町の温かさが伝わってくるから面白い。ぜひ一度、体験してみて。

地下1階から3階までの空間には、大小さまざまなスタイルの個室を設置。少人数の会食から、大人数の宴会まで、幅広いシーンで活用したい

店舗情報
エンシュウヤ
遠州屋
電話をかける
電話番号:03-3844-2363
魚料理/浅草、グルメ
東京都台東区寿2-2-7
・東京メトロ線 田原駅より徒歩1分
・都営線 浅草駅より徒歩7分
・都営線 蔵前駅より徒歩7分

(国際通りの『寿四丁目交差点』近く。一本入った路地裏にある建物)
6,000円(ランチ:1,000円)

下町の雰囲気を存分に堪能できる! 大正15年創業の「おでん」の老舗店

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丸太ごうし
〔浅草〕

『丸太ごうし』の絶品「おでん盛り合わせ」

盛りだくさんの「おでん盛り合わせ(2人前)」は約2,000円。25種類をそろえる単品も100円からとリーズナブル

大正15年創業、浅草はもちろん、東京を代表する「おでん」の老舗店として知られる『丸太ごうし』。

朝から仕込みを始めて、開店までじっくり煮込む「おでん」は、昆布と鰹出汁の染みた「東京風」のしっかりした味わい。

先代の名言「ケチがつくるおでんはケチな味になる」というように、もともと鰹節をたっぷり使っているうえに、さらにどんどん追加していくので、出汁の旨味もどんどん増していく。

そしてもうひとつの特徴はネタの愛称。「大根=役者」「しらたき=もつれ」「すじ=街道」「こんにゃく=負け相撲」など、遊び心に溢れた名称が、メニューにズラリと並んでいる。

『丸太ごうし』の下町情緒いっぱいの店内

下町情緒を感じさせる、どこか懐かしい雰囲気の店内。カウンターの内側には、四角いおおきな「おでん鍋」が鎮座する

風情ある店内には、テーブル席、カウンター席、小上がりの座敷を用意。でも、ここは特等席ともいえる「おでん鍋」の見えるカウンター席がおすすめ。もし空いていたら、店主と会話を交わしてみるのもカウンター席ならではの醍醐味だ。

また「おでん」に欠かせないものと言えば日本酒。「剣菱」を始め、広島の「賀茂鶴」、高知の「司牡丹」などをラインアップ。日本酒をお爛するのに「錫(すず)」の酒器を使うなど、それだけでも趣のある雰囲気を楽しむことができる。

そして「おでん」でお酒を飲んだ後、「茶飯」で締めるのが「江戸っ子」の粋というので、こちらもぜひ。

『丸太ごうし』のノスタルジックな外観

「おでん」と描かれた赤提灯が印象的な外観。浅草の長い歴史とノスタルジックな街並みのイメージがぴったりとマッチする

店舗情報
マルタゴウシ
丸太ごうし
電話をかける
電話番号:03-3841-3192
おでん/浅草、グルメ
東京都台東区浅草2-32-11
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩6分
・東武線 浅草駅より徒歩6分
・都営線 浅草駅より徒歩8分

(『浅草寺』の裏手。言問通りにある『馬道交差点』のすぐ近くにある建物の1階)
2,000~3,000円

厳選地酒とアテが人気! 浅草の老舗喫茶店の姉妹店にあたる和食居酒屋

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浅草ローヤルセカンド
〔浅草〕

『浅草ローヤルセカンド』の絶品「特製カニクリームコロッケ」

「カニ」がたっぷり! 旨味もたっぷり! 一番人気メニューの「特製カニクリームコロッケ」(880円)。自家製タルタルソースとの相性も抜群

1962年創業の老舗喫茶店『ローヤル珈琲店 本店』。そこから100メートルほど北に進んだ場所にあるお店が『浅草ローヤルセカンド』。『ローヤル珈琲店 本店』の姉妹店だ。

昭和レトロな雰囲気のインテリアはそのままに、こちらの店舗では、「コーヒー」や「ホットサンド」といった喫茶店メニューではなく、「日本酒」や「和食」を楽しむことができる。

自慢は、こだわりの「厳選地酒」。年1回の数量限定プレミアム限定酒「黒龍 二左衛門」「黒龍 石田屋」「黒龍 八十八号」を筆頭に、「醸し人九平次」、「獺祭 純米大吟醸」、「景虎 虎七郎」など、希少な日本酒がズラリ。日本酒好きではなくとも、誰もが知っている銘柄を豊富に取りそろえる。

『浅草ローヤルセカンド』の「刺身」

『豊洲市場』から毎日仕入れる旬の刺身を楽しめる「刺身5点盛り」(1人前 980円)をはじめ、「北海道産 炙りタコ」(680円)など単品もいろいろ用意

料理のラインアップは豊富。旬の食材でつくる料理から、こだわり素材の定番メニューまで、「厳選地酒」にぴったりの、さまざまな味わいを楽しませてくれる。

肉料理のイチオシは「和牛サーロイン薄切り焼き」。薄切りにした国産和牛をレアに焼いてから、ニンニクをきかせた醤油ベースのタレでいただくひと品。スライスしたタマネギと一緒にどうぞ。また「特製!カニクリームコロッケ」は、カニをふんだんに使ったひと品。カニの味を存分に味わえるようにソースは控えめ、自家製のタルタルソースといただくひと品。

魚料理は新鮮な「刺身」。『豊洲市場』からその日のおすすめを仕入れて提供。お酒のアテにも最高のひと品だ。

『浅草ローヤルセカンド』の温かみのある店内

木を貴重にした温かみのある空間は『ローヤル珈琲店 本店』と同様、どこか懐かしさを感じる居心地の良い雰囲気。ついつい長居してしまいそう

店舗情報
アサクサローヤルセカンド
浅草ローヤルセカンド
電話をかける
電話番号:03-3841-9595
居酒屋/浅草、グルメ
東京都台東区浅草2-4-4
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩2分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩6分
・東武線 浅草駅より徒歩7分

(いっぷく通りと六区通りが交わる十字路の近くにある建物の1階)
4,000円(ランチ:1,000円)

国産大和芋の「とろろ」を使った、四季の美味を堪能できる老舗懐石料理店

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浅草むぎとろ 本店
〔浅草〕

『浅草むぎとろ 本店』の絶品料理

旬の食材を活かした料理と共に、名物の「むぎとろ」を堪能できる懐石料理の献立は月替わり。四季の美味を堪能できる

隅田川にある駒形橋のたもとで暖簾を掲げたのが昭和4年。以来、多くの人たちに愛され続けている『浅草むぎとろ 本店』は、店名にある通り「むぎとろ」を名物とする老舗懐石料理店だ。

もちろん「むぎとろ」とは、出汁でといた「とろろ」を、麦飯にかけていただく料理のこと。こだわりの「とろろ」には、強いねばりと甘味のある、国産の大和芋を厳選。秘伝の出汁との相性はもちろん、麦飯とのコンビネーションもバッチリ。

しかも「とろろ」は滋養強壮美肌効果など栄養価が高いのに低カロリー。米に比べて食物繊維タンパク質ビタミンを多く含む麦飯と一緒にいただく「むぎとろ」は、まさに最強の組み合わせともいえる。

「むぎとろバイキング」以外にも、ランチタイムには「むぎとろ御膳」(6,050円)など、昼・夜共通のメニューも豊富にラインアップ

おすすめは、平日11:00~14:00までのランチタイム限定「むぎとろバイキング」。1階フロアのみのメニューで「麦飯」「とろろ」「本日の主菜」「玉子焼き」「香の物」「味噌汁」が1,650円で食べ放題という高コスパのメニュー。

ちなみに、屋上であれば3,300円で「麦飯」「とろろ3種」「おかず」「デザート」「ソフトドリンク」が食べ放題。景色を楽しみたい方は、こちらもぜひ。

そのほか「とろろ」を使った懐石料理も、8,250円からラインアップ。テーブル席や和室を始め、大人数で利用できる広間、少人数の集まりにぴったりの個室席も用意しているので、大事な日の食事など、シチュエーションに合わせていろいろ活用したい。

風情を感じさせる落ち着いた雰囲気の1階入口。快晴の日は「むぎとろバイキング」をいただきながら、7階からの眺望も満喫したい

店舗情報
アサクサムギトロ ホンテン
浅草むぎとろ 本店クーポンあり
電話をかける
電話番号:03-3842-1066
むぎとろ、懐石料理/浅草、グルメ
東京都台東区雷門2-2-4
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩1分
・都営線 浅草駅より徒歩1分

(『駒形橋』の近く。江戸通りと浅草通りの交差点近くにある建物の1階)
7,000円(ランチ:4,000円)

伝統の調理法で本物の味を守る! 浅草の「江戸前寿司」と「熟成寿司」

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すし游
〔浅草〕

『浅草 すし游』の絶品「中トロ」

「中トロ」をはじめ、すべての握りは箸を使わず五本箸(手)でどうぞ。ネタの重みで沈んでしまうほどの絶妙な加減の握りに感動するはず

明治18年創業の老舗『銀座寿司幸 本店』で修業した店主が、江戸前の伝統と味を守る『すし游』。創業は1987年。『豊洲市場』でも週に1~2本しか入らない貴重な「生本マグロ」を用意。味わえる名店としても知られている存在だ。

握るネタは言うまでもなく天然もののみ。ネタによっては「煮切り醤油」「スダチ」「」などで味付けする。空気を含ませてふんわりと握ったシャリは、飯台に置いた瞬間から、ネタの重みで沈んでしまうほど。

そのためか「握りたてを食べていただきたい」と、手渡しで寿司を提供するところも特徴といえる。口に運んで味わった時に、その理由がしっかりと感じられるはず。

『浅草 すし游』の最高級の天然もののネタ

ネタはすべて最高級の天然ものを用意。「氷冷庫(氷の自然な冷気で冷やす冷蔵庫)」や「コモ(昔ながらの飯入れ)」といった道具にもこだわる

もうひとつの特徴は、昔ながらの調理法を用いた江戸前寿司と熟成寿司。こちらでは、江戸前のさまざまな調理法を用いて提供。しかも電気の冷蔵庫ではなく氷を敷き詰めた氷冷庫を使用。氷が溶ける時に出る程よい湿気が魚をベストな状況に保ってくれる。

また「生本マグロ」は氷冷庫の中で10日~14日ほど丁寧に熟成。旨味(アミノ酸)がたっぷりと出たところで提供。さらに冷蔵手段のない時代の保存調理法として考えられた「づけ(特製の煮切り醤油漬け)」も味わいたい逸品。

そのほかにも、ミョウバン(硫酸塩)を使わず、滅菌した海水に入れた状態で北海道の利尻・礼文から送られてくる「ウニ」など、本物の寿司を満喫して

『浅草 すし游』の和の情緒あふれる店内

和の情緒あふれる落ち着いた空間は、履物を脱いで上がるスタイル。人懐っこい笑顔の店主と向き合った瞬間から、肩の力が抜けて、リラックスできるはず

店舗情報
スシユウ
すし游
電話をかける
電話番号:03-3845-1913
寿司/浅草、グルメ
東京都台東区西浅草3-16-8
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩2分
・東京メトロ線 田原駅より徒歩8分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩10分

(『浅草ビューホテル』の近く。かっぱ橋道具街通りと国際通りを結ぶ路地にある建物の1階)
20,000円

関東風すきやきの伝統を継承する! 『今半本店』の暖簾分け『今半別館』

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浅草 今半別館
〔浅草〕

『浅草 今半別館』の絶品「すきやき」

「すきやき」のコースは9,075円から用意。「ミニすきやき」のついた日本料理の会席コースも12,100円からラインアップする

明治28年創業、関東風すきやきの名店として知られる『今半本店』の暖簾分けとして、大正10年に独立した『今半別館』。

創業以来、多くの食通を魅了してきた関東風すきやきの伝統と独特のおいしさを、今なお守り続けている老舗店だ。こちらで用意する食材は、日本三大ブランド牛のひとつ「近江牛」のA4~A5クラスを始め、厳選した全国の高級和牛のみ。

和服の仲居さんが、丁寧につくってくれる贅沢な「すきやき」は、甘めの割り下がどこか懐かしい、ほっとする味わい。また、秘伝のダシにさっとくぐらせて、ポン酢やゴマだれでいただく「しゃぶしゃぶ」も、お店自慢の逸品だ。

厳選する「近江牛」はランチタイムの「すき焼き・こととい」(12,100円)、「すき焼き・ながはまコース」(18,150円)でも楽しめる

四季の移ろいを感じられる『浅草寺』の境内の近くにある『今半別館』。2003年に『文化財』として国の登録も受けている、由緒正しい純日本建築の建物でもある。閑静な佇まいと荘厳な造り、そして緑の庭園を備えた空間。和の心である「おもてなし」を随所に感じることができる。

なかでも大正時代から昭和初期の趣が残る座敷には、欄間や鴨居、天井に施された彫刻、幾何学模様のような美しい格子戸など、襖調度品も多く、一見の価値アリ

すきやき」「しゃぶしゃぶ」をセットにしたコース料理をいただきながら、伝統ある江戸の文化と共に、洗練された味わいを、心行くまで堪能したい。

『浅草 今半別館』の風情あふれる個室

大切な人と接待やデート、会食といったシチュエーションにもぴったりの個室。外国人への「おもてなし」にも最適といえる

店舗情報
アサクサ イマハンベッカン
浅草 今半別館
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電話番号:03-3841-2690
すきやき、しゃぶしゃぶ/浅草、グルメ
東京都台東区浅草2-2-5
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩3分
・東武線 浅草駅より徒歩4分
・都営線 浅草駅より徒歩5分

(『浅草寺』のすぐ近く。仲見世通りから一本入った路地裏にある建物の1階)
8,000円(ランチ:3,500円)

浅草の景色を眺めながらいただく四季折々の素材を活かした会席料理

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もちづき
〔浅草〕

『もちづき』の「花 会席」イメージ

彩り鮮やか、”花”の様な会席の「花 会席」は、一番人気のプラン。献立内容は料理長がその日の食材を厳選して毎日変更する(画像の料理は一例)

1989年創業、『アサヒグループ本社ビル』の21階にある日本料理『もちづき』。高層の建物が少ない浅草だけあって、地上100メートルの高さから見える景色は圧巻。眼下を流れる隅田川や、目前の『東京スカイツリー』など、浅草の名所を一望できる

心掛けていることは、何よりも「おもてなし」の心。料理には四季折々の食材を取り入れ、その時期ならではの味を表現。見た目も鮮やかなひと皿は、老若男女問わず楽しめる逸品。モットーは「お客様の立場になり、喜んでいただけるものを」。

その部分を大切にしながら加えるひと手間が、心を満たす会席料理を生み出していく。目と舌で味わえる料理を、心行くまでゆっくり堪能したい。

『もちづき』の「特別 会席」イメージ

国産牛ヒレを始め、技の限りを振るう”特別”な会席の「特別 会席」。ハレの日や、お祝いの席にぴったり。こちらも献立は毎日変更(画像の料理は一例)

また接客から真心込めた調理まで、着物姿での「おもてなし」も特徴といえる。下町らしい、にぎやかさにあふれる浅草の街だけに「食事の時だけでも時間を気にせず過ごしていただきたい」と、ゆったりくつろげる空間を提供してくれる。

隅田川を眼下に見下ろす個室」「スカイツリーに面した個室」「両方を臨む角部屋の個室」など、大小さまざまな個室も用意。友人との会食や女子会といった集まりはもちろん、記念日や誕生日のお祝いまで幅広いシーンで利用できるところもうれしい。

「前菜」「お椀」「造り」「焼物」「揚物」「煮物」「御食事」「水菓子」…。旬の食材に、日本料理ならではの伝統の技を活かした料理を満喫して。

『もちづき』の夜景の見える個室

3~6人まで利用できる個室「吾妻」。『スカイツリー』を目前に臨む角部屋だけに、昼も夜も見晴らしは抜群。そのほかにもさまざまな個室を設置する

店舗情報
モチヅキ
もちづき
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電話番号:03-5608-5002
日本料理/浅草、グルメ
東京都墨田区吾妻橋1-23-1 アサヒグループ本社ビル 21F
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩4分
・東武線 浅草駅より徒歩5分
・都営線 浅草駅より徒歩5分

(『吾妻橋』の近く。隅田川に面した『アサヒグループ本社ビル』の21階)
8,000円(ランチ:8,000円)

明治36年創業、江戸前の技術と伝統を今も守り続けている浅草の老舗寿司店

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紀文寿司
〔浅草〕

『紀文寿司』の絶品「煮ハマグリ」「コハダ」「タコ」

あらかじめ煮切り醤油を引いてある人気の「煮ハマグリ」を始め、江戸前寿司ならではの伝統と技が光る「コハダ」「タコ」

明治36年創業、浅草でもっとも古い寿司店のひとつとして知られている『紀文寿司』。江戸古来の「粋」を味わえる「江戸前寿司」店としても人気だ。

そもそも「江戸前(東京湾)」で獲れた魚を握ることから名付けられた「江戸前寿司」は、今や昔。現在では、「コハダ」や「サバ」は酢で締め、「アナゴ」や「エビ」は火を通すなど、ネタに「ひと手間」を加えることが「江戸前寿司」のスタイルとして定着している。

そして『紀文寿司』では、そのどちらも両立。東京湾や近海モノにこだわり、ネタに対して丁寧に仕事をしていくなど、「江戸前寿司」として味わいはもちろん、技術と伝統も守り続けている

『紀文寿司』の絶品「にぎり上寿司」

「上寿司」(3,600円)を始め、「ちらし」(3,600円)、「鉄火丼」(5,500円)と、価格帯もリーズナブル

人気の「煮ハマグリ」に引いてある「煮切り醤油」も「江戸前寿司」を代表する手仕事のひとつ。素材の持っている味わいを最大限に引き出すため、ネタによっては、醤油の強い顔入りや塩気をまろやかにした「煮切り醤油」を引いているという。

傍から見れば「単なる握り鮨」でも、実は時間と手間の掛かっている料理なのだ。「鮨飯」と「ネタ」という単純なつくりだからこそ、それぞれの味わいを生かす工夫が「江戸前寿司」には必要なのだ。

風情ただよう「和」の空間には、カウンター席、テーブル席、小上がり席を用意。昼ごはんから夜ごはんまで、シチュエーションに合わせて選べる、使い勝手の良さも魅力といえる。

『紀文寿司』の広々としたカウンター席

広々としたカウンター席。木造づくりの建物は「和」の文化を随所に感じられる落ち着いた雰囲気。居心地の良い空間で、ゆっくり味わいたい

店舗情報
キブンズシ
紀文寿司
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電話番号:03-3841-0984
寿司/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-17-10
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩3分
・東武線 浅草駅より徒歩4分

(浅草『雷門』のすぐ近く。浅草中央通りに面している建物の1階)
8,000~10,000円(ランチ:3,000~4,000円)

浅草を代表する老舗焼肉店仕込みの技でいただく「A4&A5黒毛和牛」

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やいち
〔浅草〕

『やいち』の絶品「銘柄牛」

週替りでおすすめの銘柄牛もラインアップ。いろいろな味わいを試せるところも高ポイント。もちろん「売切御免」につき、週末は無くなることも

1981年創業、浅草を代表する老舗の有名焼肉店『本とさや』。そこで10年以上修業した兄弟が、美味しさのDNAを引き継ぎながらも、独自のスタイルを展開する店舗が焼肉『やいち』。まったく新しいコンセプトのもとで取り組む人気店だ。

注目ポイントは、A5ランクのブランド牛をリーズナブルな価格で食べられるところ。『本とさや』での下積み業時代に、多くの業者と確かな絆を構築。その人脈が今なお活かされることで、上質な肉を調達できるだけではなく、旬のブランド牛を安く仕入れることができているのだ。

産地にこだわることなく、全国各地から厳選するブランド牛を取り扱えるのは、目利きに長けた業者との信頼関係のなせる業。

『やいち』の「牛炙りにぎり」

「牛炙りにぎり(1人前2貫)」(1,080円)。肉の脂の旨味、トロリとかけた卵のまろやかさ、シャリの味わい…口の中で、そのすべてが合わさり至福の境地に

さらに黒毛和牛のやわらかく、旨味たっぷりの味わいをより美味しく堪能いただくため、肉によって厚さを変え、その肉に合ったサイズ、切り口を加工。部位によっての食感や味の違いも楽しめる

そのほか肉の個性や美味しさを十二分に引き出すメニューも用意。オリジナルメニューの「牛炙りにぎり」や「ニンニクハラミ」は、誰もが納得のできる看板商品。「焼きしゃぶサーロイン」「厚切りハラミステーキ」といったイチオシも他店とはひと味違う旨味を堪能できるはず。

やきにく屋で一番になります!」をキャッチコピーに、来てよかった、食べてよかったと思える、自慢の極上肉をギュッと詰め込んだコースもラインアップ。こちらもぜひ!

『やいち』の広々とした中央のテーブル席

広々とした中央のテーブル席のほかに、ボックス席なども設置。飲み放題付きのプランもあるので、焼肉女子会や焼肉飲み会など、いろいろなシーン楽しんで

店舗情報
ヤイチ
やいち
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電話番号:050-5269-8587
焼肉/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1‐43‐9 レクス浅草 B1
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩1分
・東京メトロ線 田原町駅より徒歩6分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩7分

(国際通りの『公園六区入口交差点』の近く。つくばエクスプレス「浅草駅」A1出口隣)
6,000円(ランチ:2,000円)

明治13年創業、文豪たちも足しげく通った「電気ブラン」のバー

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神谷バー
〔浅草〕

石川啄木や萩原朔太郎など、ここに通った多くの文化人たちに想いを馳せながら、「デンキブラン」(350円)を堪能したい

明治13年創業。『みかはや銘酒店』という名で、お酒の1杯売りを始めたことがきっかけという『神谷バー』。日本で初めてのバーとしても知られている老舗店でもある。

看板メニューは、明治15年に生まれた「電気ブラン」。浅草を代表するカクテルとしても有名だ。ブランデーにジン、ワイン、キュラソー、ハーブをブレンドしたリキュールのアルコール度数は45度。現在は30度にまで抑えられているが、温かみのある琥珀色、ほんのりとした甘味は、当時からも大人気。

飲み方も、ストレート、ロック、ソーダ割り、ジンジャーエール割りなどさまざま。ツウな人は、ストレートを頼みつつ、ビールをチェイサーにするそうですが、飲み過ぎにはご注意を

『神谷バー』のレトロなショーケース

ショーケースに並ぶメニューの数々。居酒屋の定番メニューから、昔懐かしい洋食まで、いろいろ悩んでしまいそう

そして『神谷バー』の特長は、料理も充実しているところ。下町らしい「煮込」「串かつ」「お新香」といったメニューから、「かにコロッケ」「ハンバーグステーキ」「ビーフシチュー」などの洋食まで、ラインアップも豊富。

オーダーの仕方は、戦後から変わっていないという入口で食券を買うシステム
。レジに並んで、お酒と料理を注文。渡された食券を持って着席。込んでいるときは相席で座ろう。

また1階の『神谷バー』のほかに、2階には『レストランカミヤマ』、3階には『割烹神谷』も併設。仕事帰りの「ちょい飲み」、家族やグループでの食事、大切な人との会食など、シーンによって選べるところもうれしい。

『神谷バー』の時代を感じさせる外観

浅草で一番古いコンクリートづくりの建物は、録有形文化財に指定されているほど。もちろん耐震工事も行っているので安心

店舗情報
カミヤバー
神谷バー
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電話番号:03-3841-5400
ビアホール、洋食/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-1-1
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩1分
・東武線 浅草駅より徒歩1分
・都営線 浅草駅より徒歩2分

(浅草『雷門』のすぐ近く。江戸通りと雷門通りの交差点に面した建物の1階)
1,000~2,000円(ランチ:1,000~2,000円)

にぎやかな浅草から少し離れた本所で楽しむ明治22年創業の懐石料理

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割烹三州家
〔浅草〕

『割烹三州家』のおすすめ「懐石10品コース」

『割烹 三州家』の最高峰メニュー「懐石10品コース」(7,450円)。見て美しく、食べて美味しい豪勢な懐石コースを完全個室でゆっくり味わって

明治22年創業、割烹料亭『割烹 三州家』は、浅草から少し離れた墨田区本所にある老舗の一軒。趣のある玄関は、三ツ目通りのちょうど反対側。格子戸をくぐると、そこには池や灯篭のある小園庭が目の前に。さらに2階の玄関へ上がると、ほのかにただよう御香の薫りが、出迎えてくれる。随所に施された「和」の演出。日常とは違った雰囲気を堪能することができる。

最大の特徴はゆったりとした完全個室のみの空間であること。まわりの人たちに気兼ねなく、ゆっくり食事を楽しむことができる。全6部屋ある個室の広さは10畳から100畳まで。2人でも10畳の部屋を利用できるところもうれしい。

椅子席にも対応できるので、気軽に相談してみて。

『割烹三州家』の冬季限定の「鍋料理」

11月~3月までの冬季には、「ちゃんこ鍋」をはじめ「白子鍋」「寄せ鍋」「あんこう鍋」などを選べる「鍋会席コース」もラインアップする

提供する料理のメインは懐石コース。「先付」「八寸」「お造り」「吸物」「向附」「煮物」…と、日本の伝統をつなぐ、旬を活かした懐石料理を堪能することができる。

その日に水揚げされた鮮度の良い魚介類などの食材を厳選。素材そのものの美味しさを活かしながら、丁寧な手仕事をほどこしてからテーブルへ。おすすめは四季の彩りを贅沢に味わえる「懐石10品コース」。料理人の華麗な技が光る逸品ばかりが勢ぞろい。お祝いからハレの日まで、日本の伝統的な味覚を存分に楽しめる内容になっている。

そのほかにも、割烹料理風に上品に仕上げた季節限定の「ちゃんこ鍋」なども用意。いろいろ味わって。

『割烹三州家』の落ち着いた座敷個室

2人から利用できる10畳の個室。最大180人まで対応できる割烹料亭ならではの落ち着いた座敷個室を設置。旅館の様な完全個室でゆっくり楽しんで

店舗情報
カッポウサンシュウヤ
割烹三州家
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電話番号:03-3622-1230
日本料理/浅草、グルメ
東京都墨田区本所4-17-3
・都営線 本所吾妻橋駅より徒歩8分
・東武線 とうきょうスカイツリー駅より徒歩13分
・都営線 蔵前駅より徒歩14分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩19分

(『本所三丁目交差点』の近く。春日通りから一本入った路地裏にある建物の1階)
10,000(ランチ:4,000円)

創業105年、こだわりの詰まった「江戸前の穴子」をご賞味あれ!

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喜久鮨
〔浅草〕

『喜久鮨』の一番人気「極上 焼き穴子丼」

「江戸前の穴子」を存分に堪能できる「極上 焼き穴子丼」(2,970円)。外はカリッ、中はフワッ。手間のかかった必食のひと品といえる

創業105年、浅草に店を開いて78年の老舗店『喜久鮨』。旬の新鮮な魚介はもちろん、ひと手間かけた、こだわりのネタが、カウンターのガラスケースにズラリと並ぶ。

「光物」は酢でしめ、「エビ」「かんぴょう」は煮て、「玉子」はもちろん焼いていく…。傍から見れば「単なる握り鮨」でも、伝統的な江戸前鮨はネタに対してひとつずつ丁寧に仕事をしていくのだ。

一番人気は「江戸前の穴子」。なかでもおすすめは、「穴子」を丸ごと1本楽しめる「極上 焼き穴子丼」(2,970円)。フワッと柔らかく炊き上げた身と、カリッと炙った外側の食感も絶妙。老舗ならではの技を実感できるひと品だ。

『喜久鮨』の季節のコースメニュー例

季節の食材をふんだんに盛り込んだ会席料理は、季節によって内容も変更。冬には「鍋」が楽しめるなど、四季折々の味わいを堪能できる(写真はイメージ)

そのほかにも、「ワサビと醤油」や「ワサビとツメ(甘いたれ)」の組み合わせを楽しめる「あなごつまみ」(1,320円)、「ひつまぶし」仕立ての「焼き穴子丼」(1,650円)などを用意しているので、いろいろ「穴子」を食べ比べできるところも面白い。

また、こちらのお店では、季節の食材をふんだんに取り入れたコースメニューもラインアップ。板前の職人が腕によりをかけた料理は逸品ぞろい。旬の味覚を最大限に引き出した味わいは、会食や接待の席にもぴったり。ただし、コースメニューは「要予約」なので、事前にご連絡を。

ランチタイムからディナー、ビジネスやファミリーなど幅広いシーンで活躍する一軒だ。

『喜久鮨』の広々とした座敷席

店内には、カウンター席のほかに、テーブル席、座敷席、個室まで用意する。また2階には60人まで利用できる座敷もあるので、大人数の会合にも最適

店舗情報
キクズシ
喜久鮨
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電話番号:050-1864-3587
鮨/浅草、グルメ
東京都台東区西浅草3-7-2
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩4分
・東京メトロ線 田原町駅より徒歩9分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩12分

(『合羽橋交差点』の近く。かっぱ橋本通りに面している建物の1階)
5,000~10,000円(ランチ:1,000~2,000円)

「山形牛」の旨味を十分に味わえるステーキ店でちょっと贅沢な食事

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〔浅草〕

『裕』の絶品「ステーキ」

「山形牛」ならではの旨味を十分に味わえるステーキは、「サーロイン」や「ヒレ」など種類も豊富。しかも一度食べたらヤミツキになる美味しさ

「山形牛」の美味しさを十分に味わえるステーキ店。甘味のあるジューシーなステーキは、一度食べたらやみつきに。食材の肉は山形県から直送。そのため安心安全については折り紙付き。

そもそも「山形牛」は、形県内の地域で最も長い期間育てられ、さらにA4ランクもしくはB4ランク以上の黒毛和牛のこと。きめ細かな美しいサシが入った肉質はもちろん、A5ランクの出現率が日本一とも言われている。

その新鮮な「山形牛」をリーズナブルに楽しめるとあって要チェックの一軒だ。「くつろぎ」を重視したという店内には、オープンキッチンを設置。目の前で焼き上げたステーキを、アツアツのまま席へ届けるスタイルをとる。

『裕』のセットメニュー

「山形牛」と「海鮮」の両方を楽しめるセットメニューならボリュームもたっぷり。しかもカットして提供してくれるので食べやすさも十分

おすすめは言うまでもなく「山形牛」のステーキ。メニューのラインアップも「サーロイン」「ヒレ」「ラウンド」など盛りだくさん。「100グラム」「120グラム」「200グラム」…と、サイズを選べるところもうれしい。

またステーキ以外にも「山形牛ハンバーグ」も人気。「山形牛」の旨味をギュッと凝縮。ブランド和牛ならではの深い味わいと、まろやかな脂質が魅力。こちらも2サイズを用意する。

そのほかにもメニューは盛りだくさん。なかでもイチオシはセットのプラン。「山形牛」のステーキのほかに、海鮮も楽しめる贅沢な内容になっている。しかもセットなら「サラダ」「ガーリックライス」「味噌汁」も付いてくるのでお得。

『裕』のオープンキッチンのある店内

オープンキッチンで焼き上げていくステーキを眺めながら、ワイン片手に待つ楽しさも、ステーキ店の醍醐味のひとつ。会話と共にゆっくり過ごして

店舗情報
ヒロ
電話をかける
電話番号:03-5830-7282
ステーキ・鉄板焼き/浅草、グルメ
東京都台東区雷門1-12-8 ファミール浅草雷門 1F
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩4分
・都営線 浅草駅より徒歩5分

(雷門仲通りと杵屋通りが交差する十字路の一角)
10,000円(ランチ:3,000円)

昭和の空間で楽しむ、メディアで話題の「ホットサンド」と「珈琲」

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ローヤル珈琲店 本店
〔浅草〕

『ローヤル珈琲店 本店』の人気メニュー「ロワイヤル珈琲」

「ブレンド珈琲」(580円)に次いで人気の「ロワイヤル珈琲」(700円)。中沢乳業の生クリームを入れたマイルドな口当たりが心地良い

銀座線の「浅草駅」から徒歩6分ほど。『新仲見世通り』から、わき道に入ってすぐのところにある『『ローヤル珈琲店 本店』は、1962年創業の喫茶店。

深紅のじゅうたん、重厚感のあるシャンデリア、よく磨かれた職人の手による椅子…。創業時の空気感を漂わせる、居心地の良い空間は、今でも『地元の人たちの憩いの場となっている。

おすすめ…というよりも、まずオーダーしたいメニューは「珈琲」。珈琲豆は、毎朝欠かさず自家焙煎。人気の「ブレンド珈琲」(580円)には、しっかりした酸味を感じられる、いまでは『希少な「モカ」を使用。こだわりの詰まっている「珈琲」は、専門店ならではの味わいを楽しむことができる。

『ローヤル珈琲店 本店』のいちおし「ホットサンド・コンビーフチーズ」

「コンビーフチーズ」(650円)。軽食としても、食事としても、十分に味わえるひと品。「珈琲」と一緒にぜひどうぞ

また、たくさんのメディアでも紹介されている一番人気のメニューは、『イギリスパンでつくる「ホットサンド」。ラインアップは全5種をそろえているが、なかでもイチオシは「コンビーフチーズ」(650円)。とろけるチーズとコンビーフの塩加減も絶妙。アスパラの色合いも美しい。

もちろん、ほかの「ローストポークチーズ」(650円)、「ベーコンチーズ」(650円)、「タマゴチーズ」(650円)、「あずきバター」(650円)もおすすめだ。

こだわりの「珈琲」をいただきながら、モーニング、ランチ、カフェタイム、そしてディナーまで、昭和にタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気と時間を満喫したい。

『ローヤル珈琲店 本店』のレトロな雰囲気の店内

レトロな雰囲気にぴったりの座り心地の良いソファ。古き良き時代に想いを馳せながら、癒しのひと時をゆっくり過ごしてみては

店舗情報
ローヤルコーヒーテン ホンテン
ローヤル珈琲店 本店
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電話番号:03-3844-3012
喫茶/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-39-7
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩3分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩5分
・東武線 浅草駅より徒歩5分

(ホッピー通りと伝法院通りの交わる五差路から少し路地を入った建物の1階)
1,000~2,000円(ランチ:1,000円)

先代から受け継ぐ老舗店の料理で、こっそり美人になれるかも!?

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ふぐ つち田
〔浅草〕

『ふぐ つち田』のおすすめ「特上とらふぐ刺し」

「特上とらふぐ刺し」(6,600円)。「橙(だいだい)」の皮をひとつずつ剥いて絞ってつくる、こだわりの「自家製ポン酢」も、実はお店の人気商品

1966年創業、高級食材の「フグ」と「スッポン」を楽しめる『ふぐ つち田』。『浅草寺』や『浅草花やしき』の裏手、千束通りを『吉原大門』方面に進んだ路地裏にある、隠れた名店だ。

おすすめは、もちろん「フグ」と「スッポン」。店名にも謳っている「フグ」は、高たんぱく、低カロリー、低脂質、そしてコラーゲンがたっぷりのヘルシーな食材。ダイエットに適しているうえ、美肌効果があるとされているだけに、女性に、ぜひ食べていただきたい食材だ。

メニューは「特上とらふぐ刺し」(6,600円)を始め、「ふぐ皮刺し」(1,650円)、「ふぐ唐揚げ」(1,320円)、「焼きとらふぐ」(6,600円)といった単品以外に、コースメニューも8,800円からラインアップする。

『ふぐ つち田』の「スッポン」の新鮮な「肝刺し」と「生血」

身が柔らかく上質なアミノ酸の溶け出した「すっぽん鍋」のほかに、ねっとりと新鮮な「肝刺し」や「生血」も、職人ならではの技が光るひと品

もうひとつの看板メニュー「スッポン」も、たくさんの食通から評価を受けている逸品。もともと「スッポン」には、美肌効果が期待できるコラーゲンだけではなく、滋養強壮、貧血予防などにもテキメン。さらにコレステロールや中性脂肪を減らしてくれる作用もあって、まさに完全食品

11,000円のコースには「生血」「肝刺し」「すっぽん鍋」のほかに、「刺身」や「揚物」、さらには「デザート」など、さまざまに味わえるお得なセットメニューになっている。なおコースによっては「フグ」と両方を味わえるメニューもあるので、シーンに合わせてチョイスしてみては。

和の情緒あふれる空間で「フグ」や「スッポン」を心行くまで堪能したい。

『ふぐ つち田』の1階にある掘りごたつ席

店内の1階には掘りごたつ席、2階には座敷席を用意。なお2階の座敷席をテーブル席に変更することも可能なので、詳しく電話でお問い合わせを

店舗情報
フグ ツチダ
ふぐ つち田
電話をかける
電話番号:03-3875-1779
フグ、スッポン/浅草、グルメ
東京都台東区浅草5-9-7
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩11分
・東京メトロ線 入谷駅より徒歩14分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩15分

(『浅草四丁目交差点』の近く。千束通りから少し入った路地にある建物の1階)
10,000~15,000円

「甘味」から「もんじゃ」まで、下町グルメを満喫できる老舗喫茶

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マウンテン
〔浅草〕

『マウンテン』の1階にある純喫茶の店内

ノスタルジックなインテリアが印象的な1階「純喫茶」のフロア。壁にはステンドグラスが飾られるなど、今の時代には無いスタイルも魅力

1952年の創業以来、不動の人気を誇る『マウンテン』。1階は「純喫茶」、2階は「もんじゃ&お好み焼き」という浅草ならではのハイブリッドなお店だ。

1階の「純喫茶」は、まさに昭和レトロな空間。今どきの「カフェ」にはない、ゆったり流れる時間が何とも心地良い。懐かしさをただよわせる店内は、まさに憩いの場。地元の人たちがたくさん訪れるというのも納得だ。

メニューのラインアップは豊富。こだわりの上質な豆で丁寧に淹れる「マウンテンブレンドコーヒー」(600円)を始め、「ホットケーキ(コーヒーor紅茶付き)」(1,200円)、「ソフトクリーム」(600円)などを用意。下町の雰囲気を肌で感じながら、コーヒータイムを満喫したい。

『マウンテン』の1階メニュー「ホットケーキ」「ソフトクリーム」と、2階メニュー「もんじゃ焼き」

1階メニューの「ホットケーキ」「ソフトクリーム」。2階メニューの「もんじゃ焼き」。お互いのメニューを注文できるところも、このお店のメリット

2階「もんじゃ&お好み焼き」のフロアは、1階と異なり和のテイストをふんだんに盛り込んだ空間。板の間の空間には鉄板の埋め込まれたテーブルがズラリと並ぶ。

しかも、こちらは観光客や修学旅行生といった人たちにぴったりのメニューをラインアップする。そのひとつが下町の定番「もんじゃ焼き」。「ちーずもんじゃ」といった人気メニューをはじめ、トッピングもさまざま用意。いろいろアレンジして自分だけのオリジナルをつくってみて。そのほかにも「お好み焼き」や「昔ながらのソース焼きそば」といった下町ならではのメニューが盛りだくさん。ガッツリ味わって。

もちろん「鉄板焼き」や「一品料理」も充実。知る人ぞ知る浅草の名店で、下町グルメを満喫しよう

『マウンテン』の2階にある「もんじゃ&お好み焼き」の店内

下町の雰囲気がいっぱいの2階「もんじゃ&お好み焼き」のフロア。アットホームな温かな雰囲気に、ついつい長居してしまいそう

店舗情報
マウンテン
マウンテン
電話をかける
電話番号:03-3841-0172
喫茶、もんじゃ、お好み焼き/浅草、グルメ
東京都台東区浅草1-8-2
・つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩4分
・東京メトロ線 田原町駅より徒歩4分
・東京メトロ線 浅草駅より徒歩5分

(浅草『雷門』のすぐ近く。雷門通り沿いにある建物の1階)
1,000~2,000円(ランチ:1,000~2,000円)
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