仕事帰りや旅先で、気になったお店にふらりと入ってみたい。誰かと約束していなくても、もっと気軽に飲みに行きたい。そんな風に「ひとり飲み」を楽しむ女性が増えています。 自由にマイペースに楽しめる、女性のひとり飲みにぴったりなお店をご紹介します。
新宿でもっとも女子ひとり飲みしやすいお店『ビア&カフェ ベルク』で、おいしいビールを満喫!
※営業時間・定休日・メニュー等が変更となる場合があります。詳細は店舗までご確認をお願いいたします。
ひとり飲みのハードルが限りなく低い、新宿駅のひとり飲みの聖地『ベルク』
新宿で、安くておいしくて、ひとり飲みにぴったりな場所は?
もしそんなクイズがあったら、間違いなく正解は新宿駅にあるカフェ『ベルク』だと自信満々で答えるでしょう。
JR新宿駅東口改札を出てすぐ(なんと徒歩15秒!)の場所にある『ビア&カフェ ベルク』(以下、ベルク)は、セルフサービススタイルの飲食店。2020年で開店から30周年を迎えました。
新宿駅の中というロケーションもあり一日中客足が絶えない15坪の店内は、老若男女さまざまな人が訪れる多種多様な客層。
そして、店名に「ビア&カフェ」と掲げられているとおり、朝7時のオープンから閉店までいつでもおいしいビールを楽しめます。もちろんコーヒー1杯だけの利用もOK。
基本的にはファストフードカフェに近いけれど、お酒を楽しみに訪れる人も多く、お茶をしたり食事をしたり飲んだりと、同じ空間で人それぞれの過ごし方ができる、そんなお店。
もちろん、夕方から夜にかけては仕事帰りの一杯を楽しむ人で賑わいます。
駅の中にあるので待ち合わせにもちょうどいいし、残業後にとりあえずビール飲みたい!と駆け込む人も。
店内は混雑して一見満席に見えても、立ち飲みのカウンタースペースなら意外とするっと入り込める可能性大。
壁には定期的に変わる写真やアート作品の展示、お店で発行する「ベルク通信」、メニューの説明などがびっしりと貼られ、ちょっと雑然とした雰囲気ですが、これらを眺めていると程よく手持ち無沙汰にならず、ひとりのときには結構助かります。
そんな『ベルク』は、おそらく新宿でひとり飲みのハードルがもっとも低い店。
おひとり様の来店率も高く、店内ではひとり飲みで憩っている女性の姿も多く見かけます。
副店長の迫川尚子さんにお聞きしたところ『ベルク』が開店した頃からのコンセプトのひとつに「女性が昼間からひとりでビールを飲んでいても違和感のない店にしたい」という思いがあるのだそう。
「開店当時の30年前は女性が外で一人で飲むこと自体憚られるような風潮があり、私自身も気楽にひとり飲みできるお店がほしいと思っていたんです。いまは朝からビールやワインを一人で楽しむ女性の方も増えて、その様子を見たときは『やった!』とうれしかったですね」という迫川さん。
そして、店内にはさりげなく「ナンパ禁止」のPOPも掲示。
多様な客層が魅力でもある『ベルク』ですが、女性目線での配慮がうれしい。
小さく控えめに貼られていますが、店側のスタンスをしっかり発信してくれているのは、ぐっと安心感が増し、女性にとって心強いです。
生ビールは1杯330円から! 安くておいしい生ビールはこだわりの「三度注ぎ」
そして『ベルク』の最大の魅力は、何といっても「安くておいしい」こと。
コーヒーは1杯220円から、ビールは330円からというリーズナブルさ!
驚きの安さにも関わらず、ビールは3回に分けて注ぐとおいしくなるといわれる「三度注ぎ」で出してくれます。
ビールはもっとも安い「サッポロ樽生」を始め、「黒エビス」「エーデルピルス」、シーズンごとに入れ替わるクラフトビールまで用意。セルフスタイルのカフェでこの選択肢の多さはさすが。
お得な10枚つづりのビアチケットも販売しています。
ちなみに、副店長・迫川さんのおすすめクラフトビールは、開店30周年を記念して作られたベルクオリジナルビール「バルーンビター」。長野県の『松本ブルワリー』による、ここでしか味わえないビールです。
ビールのほかには、月替わりのワインと日本酒も常時数種類用意。
ビールにぴったりなソーセージを始め、種類豊富なフードメニューは目移り必至!
そして、200種類を超えるというメニューの豊富さも圧巻。
通常メニューのほか、レジ横のショーケースにはパンや日替わりのデリもふんだんに用意。
入口を入ってすぐのレジで注文し、商品を受け取るキャッシュオンスタイル。
順番待ちの列ができていることも多いですが、何にしようか迷っているうち、あっという間に自分の番がやってきます。
定番のフードメニューだけでもこんなにたくさん!
ほかに時間帯ごとのセットメニューや期間限定メニューもあり、訪れるたびに新しいメニューに出合えます。全種類制覇したい!
なお、料理やドリンクは基本的に全メニューテイクアウトが可能なので、自宅で楽しむのもおすすめ。
おいしい料理で家飲みをもっと楽しく! 人気店のテイクアウト&お取り寄せ
まず味わいたいのは、千葉県の『マイスター東金屋』から仕入れる、自慢のシャルキュトリの数々。
ドイツ・フランクフルトのコンテストで金賞を受賞した職人・河野仲友氏が作るソーセージやハム、サラミなどを揃えています。
「ソーセージ盛り合わせ」は、茹でソーセージと焼きソーセージ、フライドポテトという、ビールを秒速で飲み干せる最強の組み合わせ!。
プリッとジューシーな茹でソーセージと、凝縮した旨みの焼きソーセージ、食感や味の違いを楽しめます。一般的なソーセージより、塩分が控えめでやさしい味。
小腹がすいているときには「ジャーマン・ビアセット」847円がおすすめ。
パンやハム、ザワークラウトなどの盛り合わせプレートに、サッポロ樽生ビールが付くお値打ちなセット。
食事と一緒に1杯飲みたい…というときにぴったり。
もちろん、名物のホットドッグも必食。
平日17:00以降はビールとのセット「ホットドッグ・ビアセット」もあります。
パンとソーセージだけのシンプルな「ベルクドック」をはじめ、「チーズチリドック」や「チーズドック」は、お酒のお供にもぴったり。
そして、ベルクに来たら絶対味わうべき一品が、数量限定の「ポークアスピック」550円。
柔らかく煮込んだ豚肉の希少部位をゼリーで冷やし固めたもので、ふわっと溶けるなめらかな食感、同時に広がる凝縮した旨みがたまりません。
ほか、おつまみにぴったりな「ジャーマンポテトサラダ」418円、「鶏のナンコツ揚げ」385円など、夕方17時から限定のメニューもあり。サラダやデリも充実しているので、あれこれ少しずつ食べながらお酒を楽しむこともできます。
そして、シャルキュトリだけでなく、天然酵母のパンや自然卵など、料理に使う素材はすべて無添加で化学調味料不使用。
もちろん、ソースやドレッシングも手作りです。
実際に食べてみると、どの料理も塩分控えめでとてもやさしい味。
「お店を始めた当初、まずイメージしたお客様像は“はたらく人たち”。忙しくて時間がなくても、おいしいものを食べて飲んでひと息つきたいときってあるでしょう? 普段使いできる価格帯で、毎日食べても飽きない、安心して口に出来るものを出したいんです」と迫川さん。
味や品質へのこだわりも半端なく、店で使う食材はスタッフで徹底的に試食し「自分たちが食べたい」と思うものを吟味しているそう。
まさに、安い・おいしい・ヘルシーと三拍子が揃うお店!
移り変わりの激しい新宿で『ベルク』が長年愛される理由がここにあります。
ひとり飲み女子をはじめ、どんな人にもやさしい『ベルク』は新宿駅のオアシス
『ビア&カフェ ベルク』は、一見、街のどこにでもあるカフェのような顔をしていながら、どこにもない唯一無二のお店。
女子のひとり飲みにやさしい、そしてどんな人にもやさしい新宿のオアシスのような存在です。
女子がひとり飲みを躊躇してしまう理由のひとつとして「ひとりで飲んでいたら寂しい人と思われそう」など、つい“人からどう見られているか”が気になってしまい、必要以上に自意識過剰になりがち。
でも『ベルク』では、皆それぞれの時間を過ごしていて個人の自立性が保たれているので、そういう面倒なことを考える必要がありません。
それでいて不思議と殺伐とした空気はなく、互いを尊重するような、誰もが快適に過ごせるムードもある。
なんだろう、この「みんな違ってみんないい」的な感じ…。
強いていえば、ここには新宿の雑踏に紛れ込むように、“その他大勢の中のひとり”になれる、気楽さと自由さがあるのかも。
誰の目線も気にせず、普段の自分のまま過ごせる、日常のひとり飲みを楽しむのにぴったりな場所なのです。
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ビア&カフェベルク
ビア&カフェ ベルク
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東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿店B1
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JR新宿駅 東口改札口すぐ(新宿駅東口改札を出て左方向へ約150m)
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1,000円~2,000円
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定休日 無休
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営業時間 7:00~(L.O.23:00)
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