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ニューオープン・レビュー

エイジング・ビーフ(西日暮里/焼肉)
エイジング・ビーフ
(西日暮里/焼肉)

2010/3/19オープン

熟成和牛の焼肉をリーズナブルに楽しむ

「エイジングおすすめ希少部位5種盛合せ」は日替り。写真はトロカルビ・トモ三角・イチボ・リブ芯ロース・マキ。タレは少し甘めのオリジナルつけダレか、さっぱり系のレモンダレをお好みで!

西日暮里駅から歩いてすぐ、高架下の手前に白い壁が見えたら地下へ。西日暮里の喧噪とはうってかわって落ち着いた雰囲気が漂う。スタイリッシュなインテリアで、焼肉屋というよりカフェのような空間だ。


シメには「紀州梅冷麺」がおすすめ。梅をくずしながら食べるサラダのような冷麺。強すぎない程度にコシのある麺は、いつも冷麺を食べないという人にも食べてほしい

使っている肉は、和牛を寝かせて熟成させた、その名も「エイジングビーフ」。寝かせることで肉の中の酵素によりタンパク質が分解され、旨み成分のアミノ酸に変化するのだという。骨付きの大きな部位のまま、温度1~3度、湿度60~80%で常に空気が動く状態をつくり、20日~2カ月寝かせる。骨からの旨みも一緒になり、肉質は柔らかく、芳醇な香りになるのだとか。欧米の赤身が多い肉はエイジングで旨みを引き出しているが、そのままでも霜降りな和牛を熟成させたらもっとおいしくなるのではないか、焼肉用としてのおいしさの可能性を追求して辿り着いたのが熟成なのだそう。


「熟成肉を扱っているのは、都内でもほんの少し。リーズナブルに美味しいお肉を味わってください」と、店長の吉田さん(右)、スタッフの山本さん(中)、チーフの田尻さん(左)

すぐに焼けるほど脂ののった肉は、甘みがあるのが特徴。熟成された旨み成分が口いっぱいに広がり、歯を使う暇なくとろけていく。しっかりめに焼くと、表面はさくっと、中は柔らかい、絶妙な味になる。一頭買いをしているので、希少な部位を食べられるのも魅力のひとつ。日替りの希少部位盛り合わせは、食べ比べという楽しみもあって人気だそう。


ゆっくり時間をかけることは、高価な調味料や食材でも出せない、しみじみした深い味わいを出してくれる。「時間がくれたおいしさをシンプルに味わってほしい」と店長の吉田さん。少し遠くても、わざわざ時間をかけて行く価値のある店のひとつだ。

スタイリッシュな印象の店内。カウンター席があったり、煙が気にならないので、オトナの焼き肉デートにもピッタリ!

 
Data
エイジング・ビーフ(エイジングビーフ)
電話番号: 03-5615-3388
住所: 荒川区西日暮里5-13-11 第3イトービル1

このページのデータは2010年5月31日現在のものです。

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