今、行くならこのお店
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ニューオープン・レビュー
(丸の内/メキシコ料理)
2010/10/1オープン
丸の内で出合える新感覚のモダンメキシカン
「MUCHO名物 フレッシュワカモレ」はビーンズ型のサイドテーブルで、注文を受けてから目の前で作られる
500店近い飲食店がひしめく丸の内。なかでも人気店が多く集まる『TOKIA』に、新感覚の “モダンメキシカン料理”を提供するラテン・ダイニングがオープンした。この店では、オーソドックスなメキシコ料理を現代風にアレンジした料理が味わえる。すでに“モダンメキシカン”が浸透している現地やロサンゼルスを実際に訪れ、“毎日でも食べたくなる”刺激的な味を再現したという。
まずは「MUCHO名物 フレッシュワカモレ」をいただきたい。注文を受けてから目の前で仕上げるワカモレ(アボカド・ディップ)は、アボカドから自分でチョイス。さらに、塩、ハラペニオン、トマト、タマネギ、パクチーを、好みの配分で混ぜ合わせてもらい、仕上げにライムを絞れば完成。テーブルサイドで仕上げるスタイルも、現地さながらだ。
また、メキシコ料理に欠かせないのが、数々のスパイスと乾燥チレ(唐辛子)。例えば、ビーフやマグロにはハラペニオンを燻製にした「シポトレ」を使用。伝統のカカオソース「モーレ」には、辛さより香りの豊かな唐辛子「チレポブラーノ」を燻製にした「チレ・アンチョ」と、さらに深く燻製にした「ムラート」、日本の唐辛子に近い味わいの「アルボル」が使われている。辛さと香りの異なるチレを使い分けることで、繊細で深い味わいを実現。このモーレソースと、サルサヴェルデ(緑のトマト)、サルサメキシカーナ(オーソドックスなフレッシュトマトのソース)を一度に味わえるのが、「チキン・ファフィータ」だ。ハラペーニョバターで炒めた鶏肉と野菜、キノコが熱々の鉄板にのって登場。自家製のトルティーヤにのせ、ソースをたっぷりとつけていただきこう。辛さよりも香りや味わいが深く、素材の味をぐんと引き立ててくれる。
バーカウンターのタイルやクッションにビタミンカラーをあしらった色鮮やかな店内。夜は美しい夜景を眺められる
住所: 千代田区丸の内2-7-3 東京ビル(TOKIA)2F
電話番号: 03-5218-2791
このページのデータは2010年11月30日現在のものです。