美味案内を運営するジョルダン社員が「食」を楽しむプロジェクトの一環として実施しているブログです。
鹿児島に行ってきました!
さぞ、暖かいかと思いきや、東京とそう変わらない気温。
ただ、空気が澄んでいるので、すがすがしい気持ちで散策できました。
そんな鹿児島に気になるカフェがあったのです。
その名も 『FUKU+RE cafe』
フクレとは「ふくれ菓子」、鹿児島の郷土菓子のこと。
小麦粉と砂糖、重曹を混ぜ、せいろでふっくらと蒸し上げた懐かしい味わいのお菓子で、
鹿児島ではお菓子屋さんや、スーパーなどあちらこちらで見られます。
こちらのお店は、2011年1月にオープン。
この「ふくれ菓子」をアレンジした蒸しケーキをいただけるカフェなのです。
鹿児島の繁華街・天文館より5分ほど歩いたあたり。
パッと見、カフェがあるとは思えない佇まいの昭和レトロなビルです。
▼ 通りにあるこの看板が目印
階段を上がると、カフェスペースが迎えてくれます。
オシャレな雰囲気の店内。
BGMにはフランスのラジオが流れ、ゆるりとした空気が漂っています。
こちらのお店は、セルフサービス形式。
カウンターで注文します。
とはいえ、テーブル席にもメニューが置いてあるので、
一度座って、ゆっくり選んでからオーダーにいけるのもいいですね。
カウンターには、テイクアウト用のふくれ菓子もディスプレイ。
▼客席の中央にあるセルフ台
ここには、フォークやナイフなどのカトラリー、大きなガラスはお水が用意されています。
紅茶をオーダーした場合には、ここでお湯を注ぐシステムです。
なるほど!
このお店のコンセプトは、鹿児島産の食材を使ったメニュー。
ランチなどの食事メニューも用意されていますが、
ここはやはり、ふくれ菓子を食べねば。
▼ 「FUKU+RE plate」 525円
オリジナルのふくれ菓子2種とマフィン、焼き菓子を少しずつ楽しめるプレート。
この日のふくれ菓子は、
・上/ポートワインでコンポートしたプルーンと、オレンジとシナモンなど数種類のスパイスの香りを効かせた「ヴィーニュ」
・下/フランス産クーベルチュールチョコレートにラスベリーの甘酸っぱさがたまらない「ペッシェ・ミニョン」
マフィンはバナナとチョコ、焼き菓子はチョコのクッキーでした。
蒸しパンともパウンドケーキともちょっと違う「ふくれ菓子」。
とても上品な甘さで、ややもっちりした食感に和みます。
ドリンクは、プラス210円でコーヒーか紅茶を付けることができます。
紅茶は「マリアージュ・フレール」。
この価格で!?と思いますよね。
ティーバッグを受け取り、セルフでポットからお湯を注ぐシステムです。
それでも、とっても安い!
テイクアウトは「ふくれ菓子」の他に、焼き菓子もありました。
▼ 「ふくろうフロランタン」 157円
よもぎ風味のもなか皮のなかには、アーモンドとはと麦のキャラメリゼが詰まっています。
香ばしくて、どこか懐かしい、和と洋が融合したお菓子。
▼ 「甘酒ナッツバー」 157円
かりっと香ばしい全粒粉、はと麦、オートミールのナッツバー。
ドライフルーツの甘さが優しい。
▼ 「お野菜クッキー」 105円
細かいモザイククッキー!
紫芋、ニンジン、ほうれん草で色づけています。
ホームページを見ると、小麦粉、卵、重曹なども含め、素材へのこだわりが細かく記されています。
また、コチラのお店は、通販を行っていますが、東京のイベントに出店されたことも!
コマメにチェックしていたら、どこかで再会できるかもしれません。
とはいえ、とってもゆったりした時間が流れ、居心地のいい空間も魅力的。
あー、近くにあったら、通いたいなぁと思わせます。
オマケですが、お店のトイレはからくり仕掛けになっているので、そちらも必見!
鹿児島に行かれた方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
ごちそうさまでした♪
店名 | FUKU+RE cafe(フクレカフェ) |
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オフィシャルサイト | http://fukure.ocnk.net/ |
住所 | 鹿児島市名山町2-1 レトロフト千歳ビル2F |
電話番号 | 099-210-7447 |