読書とコーヒーをゆったり楽しむ贅沢さ
日本橋高島屋に『黒澤文庫』7/27オープン!
昨今、純喫茶がブームです。
それは色鮮やかなクリームソーダや、かわいらしいプリンアラモード、レトロな食器がかわいいからという面もありますが、
慌ただしい日常から少し離れて、時間の流れがゆったりとした空間で、美味しい珈琲を楽しむという、ささやかながら贅沢な過ごし方が求められているのかもしれません。
日本橋高島屋S.C.新館4階にオープンした文庫カフェ『黒澤文庫』。
シンプルな石造りの外観、一脚ずつ異なる木の椅子、エントランスに灯るランプのあかり…。
まるで、都会のオアシスを見つけたような、そんな気分にさせてくれます。
“文庫カフェ”とは、たくさんの本に囲まれたカフェのこと。
ここは、仙台の『青山文庫』、秋田の『赤居文庫』に次ぐ3店舗目。
テーマは、“「本と珈琲とインクの匂い」を感じる文庫カフェ”。
良質な読書とコーヒータイムを過ごせる場所として、さまざまなこだわりを散りばめています。
■「雑多さ」が心地いい空間
店内に足を踏み入れると、時空を超えたような、懐かしいような不思議な気持ちになります。
椅子やテーブル、本棚から、床や梁まで、使い込まれたようなダークブラウンの木材を多用したインテリア。
壁にはいくつもの振り子時計が飾られ、低めに設置されたランプシェイドの温かみにほっとします。
文庫カフェなので、あちらこちらに本が置かれていますが、よく見るとテーマごとにまとめられているのがわかります。
興味をそそられる「雑多」なのです。
■贅沢な「一杯の珈琲」
珈琲はコーヒーハンター川島氏率いる『株式会社ミカフェート』監修のオリジナルブレンド。
しかも、朝・昼・夜で豆を変えるというこだわりよう。
注文ごとに豆を挽き、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで淹れてくれます。
また、コーヒーミルを貸してくれるので、自分の珈琲豆をテーブルで挽きながら香りを楽しむこともできます。
ほかにも「サイフォン式コーヒー」や、半日近くかけてゆっくり抽出する水出しの「コールドブリューコーヒー」など、手間を惜しまない珈琲メニューが揃います。
■充実したフードメニュー
店内で焼き上げる蕎麦粉100%のガレットは、「コンプレット」(ホワイトチェダー、モントレージャック、レッドチェダーの3種のチーズ、ハム、卵)990円、「コンプレット シャンピオン」(「コンプレット」+マッシュルーム、エリンギ、シメジ)1105円、「シシリエンヌ」1485円(3種のチーズ、バジルソース、プロシュート、アボカド、ドライトマト 等)など。
また、熱々で提供されるオーブン料理は、「焼きカレー」935円、「焼きグラタン」935円、「煮込シチューライス」935円、「煮込スパゲッティー」935円を用意。
ほかにも、定番の喫茶メニュー「ハムエッグトースト」660円、「チーズトースト」660円、「あんバタートースト」660円などを楽しめます。
■珈琲と相性のいいちょっとノスタルジーなスイーツ
本を読みながら味わいたいスイーツは、ちょっとレトロな趣きも魅力的。
「シフォンケーキ」各種 638円、1日5食限定の「マウンテンケーキ」各種 869円、「珈琲醤油小豆ロールケーキ」440円、「黒澤文庫のシベリア」748円、「濃厚なバニラと自家製コーヒーゼリーのアフォガート」880円など、純喫茶ファンにはたまらないかわいらしさ。
さらに、注目なのが秋田の夏の風物詩といわれる「こおり水」。老舗の製法にならい、少し溶け始めた氷のブロックを薄く削ることで、ふわふわとした食感に。優しい甘さの「白滝シロップ」を使った、懐かしい昭和の「こおり水」は、種類も豊富です。※夏季限定
■朝ならさらにうれしい!無料の「グッドモーニングセット」
毎日朝10時半から11時までの30分間、ドリンクを注文すると「グッドモーニングセット」を無料で提供していただけます。
しかも、トーストに小倉あんバター、ゆで卵付きの「グッドモーニングトースト」、はちみつとミックスチーズが相性抜群の「ハニートースト」、「月替わりチーズトースト」と3種を用意。
これはうれしい!
お水をワゴンで運んできてくれるなど手間を惜しまない「おもてなし」の接客や、天気によって色が変わる「クリームソーダ」といったメニューなど、随所に楽しませてくれる工夫を感じられます。
スマホはバッグにそっとしまって、ゆっくりと読書と珈琲を楽しむという贅沢な過ごし方を一度体験してみてください。
また、帰ってきたくなりますよ。
情報は2021年7月27日現在のものです。
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