コレって、ちょっとイイかも! SDGsな最新グルメ

環境問題、食料問題、フードロス問題…
SDGsな取り組みをグルメの分野からピックアップ!
美味しく、楽しく、まじめに食の未来をお伝えします。

『コメダ珈琲』のSDGsな新メニュー
プラントベース「シロノワール」!


食べたものがカラダをつくる!
だからキチンとした食事をしよう
『KOMEDA is □』の「プラントベース シロノワール」

仕事のこと、プライベートのこと、そしてコロナのこと…。とかく忙しい現代人たち。「いつも時間に追われている感じ」という人も多いのでは? しかも食事はファストフードやインスタント食品ばかり。なかには「食事をスキップすることもある」なんて人も。

でも「食べたものがカラダをつくる」というのはご存知の通り。たとえば、ここ1週間の食事を思い出してみてください。食べたものが、やがて自分の細胞になり、血液になり、筋肉になり…。そう考えると「キチンとした食生活をしければ!」となりますよね。

そこで今回ご紹介するお店が『KOMEDA is □』。2020年7月にオープンした『コメダ珈琲』の手がける新業態の店舗です。場所は、東銀座駅から徒歩2分ほどのところにある『銀座松竹スクエア』の1階。今の時代にぴったりメニューがそろっています。


お店のコンセプトは
「お肉を休む日を、つくろう」
『KOMEDA is □』の店内

『コメダ珈琲』が「地球とくつろぐ」ことを目指してつくった『KOMEDA is □』。コンセプトは「お肉を休む日を、つくろう」。実はこちらのお店、メニューがすべて「プラントベース(植物由来)100%」になっているのです。

そもそも「地球温暖化の大きな原因のひとつが家畜」といわれていることはご存じでしょうか? たとえば、温室効果ガスの主要因でもあるメタンガスを牛1頭が1日に160から320リットルも排出しているのです。

さらに、食肉1キログラムを生産するためには、その数倍から数十倍の穀物が必要で、しかも水・牧草も大量に消費します。そのため畜産による水質汚染や森林破壊も大きな問題になっているのです。

つまり、毎日とはいわないまでも、週に一度、月に一度だけ、動物由来の食品を控えてみるだけで、地球環境にも大きく貢献することができます。


人気の「シロノワール」も
プラントベース(植物由来)100%
『KOMEDA is □』の「プラントベース シロノワール」

1977年の販売開始から『コメダ珈琲』の看板デザートとして愛されてきた「シロノワール」。『KOMEDA is □』では2021年7月15より「プラントベース シロノワール」を発売。開発にはおよそ1年掛かったそうです。

長年のパンづくりのノウハウを活かして、植物性の原料で美味しいデニッシュパンができるよう試行錯誤。メープルシロップやソフトクリームがしっくり染み込むよう、従来のシロノワール同様、自社パン工場の職人がデニッシュ生地を手作業で折りたたみ64層に仕上げています。

丁寧に焼き上げたデニッシュパンの上には、豆乳で作ったソフトクリーム、ラズベリー、さらにサトウカエデの樹液100%のメープルシロップを添えて仕上げました。ソフトクリームのくちどけの良さと豆乳のやさしい味わい、メープルシロップのまろやかな甘さがたまらないひと品です。

ほかほかのデニッシュパンと冷たいソフトクリームの「温・冷」の絶妙なバランスを楽しみましょう。


ハンバーガーもパンケーキも
すべてのメニューがプラントベース
『KOMEDA is □』の「季節のフルーツサンド」

そのほかにもプラントベースのメニューは盛りだくさん。ダイズミートのパテを米粉入りバンズで挟んだ「べっぴんバーガー」、小麦粉と国産米粉をブレンドした「コメパンケーキ」、豆乳の自家製ホイップクリームが自慢の「季節のフルーツサンド」などラインアップも豊富。

コーヒー農家を守る『Olam』社から豆を調達したアラビカ種100%のサステナブルな「コーヒー」、厳選した完全植物由来の「100%プラントベースのアルコール」といったドリンクも見逃せません。

朝の出勤前のモーニング、昼のランチ、午後のブレイクタイム、夜はアルコールをいただきながら…。いつもの日常の中で、好きなときに、好きなペースで、美味しいプラントベースを楽しめます。


お店の空間がサステナブル!
こだわりのインテリアもオシャレ
『KOMEDA is □』の店内

空間の中央には、物流で使用したパレットの廃材からつくった「再生の木」を設置。古材をはがして裁断したものを重ね合わせていくことで、木の皮のような風合いを演出しています。

不要になったガラス瓶を粉砕したクリスタルストーンサンドと石灰を混ぜて研ぎ出したタイルのフロア。吹きガラスの制作工程で出た廃棄予定のガラスを集めて再生したペンダントライト。『コメダ珈琲』で使われたコーヒーかすと火山灰を混ぜ込み、自然素材だけでつくった壁。

通りに面しているガラス張りの窓からは、木の温もりがやさしいインテリアが見えます。『KOMEDA is □』では、これまでの『コメダ珈琲』とは違った楽しみが、たくさん詰まっているのです。


まだまだたくさんある
『SDGs』への取り組み
『KOMEDA is □』の店内にある標語

『SDGs』というと「ハードルが高そう」といった言葉を耳にすることがあります。でも、難しく考えていては、最初の一歩もなかなか踏み出せません。そこで『KOMEDA is □』や『コメダ珈琲』では気軽に取り組めるよう、標語のようにして、店舗のあちこちに表示しています。

画像は『SDGs』の「17.パートナーシップで目標を達成しよう」。こちらは表現を変えて「相手を思いやり、立場を超えて協力し合うことは、より良い社会をつくるために欠かせません」に。

ちょっとだけでも自分のまわりに気を遣えば、まわりまわって最終的には社会がうまくいくということ。つまり「小さな自分ごと」も積み重なれば、社会を動かす大きな力になるのです。


プラントベースの食スタイルを
『コメダ珈琲』らしいこだわりで
『KOMEDA is □』の「プラントベース シロノワール」

店名の『KOMEDA is □』の『□』は、そのまま「□=空白」になっています。『KOMEDA is relaxing』『KOMEDA is delicious』『KOMEDA is creative』『KOMEDA is comfortable』…。「□に入る新しい魅力をどんどんつくっていきたい、くつろぎの幅をもっと広げていきたい」との想いを込めています。

環境負荷の少ないプラントベースの食スタイルを、美味しさとボリュームにこだわる『コメダ』らしいメニューで用意。「いつものくつろぎ」と一緒に提供しながら、サステナブルな社会の実現を目指します。

みなさんも「肉を休む日」を体験してみてはいかがでしょう。それだけで、無理なく手軽に地球に寄り添うことができますよ。

『KOMEDA is □』の店内イメージ
店名KOMEDA is 東銀座店
電話03-6260-6369
住所東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア1F
営業時間7:00~23:00(L.O.22:30)
公式サイトhttps://www.komeda-is.com/

情報は2021年7月12日現在のものです。



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