京都美味しい「」でほっこりと… 四条河原町つけた絶品

四条河原町で見つけた絶品「鍋」! 京都の冬は美味しい「鍋」でほっこりと

静寂な空気に包まれる冬の「京都」。
観光客でにぎわう夏とは違った、この季節ならではの楽しみ方があります。

そのひとつが、冬のごちそう「」です。みんなを笑顔にしてくれる逸品でもあります。
京都」ならではの「湯どうふ」から「ふぐ」「すっぽん」「水たき」「すき焼き」などが勢ぞろい。

なかには「京都」でしか味わうことのできない絶品鍋も厳選してご紹介いたします。
冬だからこそ見られる「京都」の絶景と共に、美味しい「」を満喫しましょう。

※掲載内容が一時的に変更している場合がございます。お出かけの際は店舗までご確認いただくことをおすすめします。

『京都府の現代の名工』が腕を振るう老舗の「ふぐ料理」

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むつの家
〔京都市下京区〕

『むつの家』のおすすめ「ふぐ料理コース」

季節限定「ふぐ料理コース」(22,000円)。「付出し」「焼きフグ」「てっさ(ふぐ刺)」「てっちり(ふぐ鍋)」「雑炊」がセットの自慢のメニュー

明治30年創業。京都が誇る老舗割烹として有名な『むつの家』。3代目の店主・後藤氏は、その技術の高さから『京都府の現代の名工』という栄誉ある賞を受賞しているほどだ。

おすすめは、看板メニューでもある「ふぐ料理」。調理する「ふぐ」は、国産の中でも最高品質と言われる「とらふぐ」のみ。しかも「天然のとらふぐ」を厳選している。サイズも体長50~60cm、重さ2~2.5kgくらいに限定。それだけに、天然モノが手に入らない6月から8月は、看板メニューでありながら、お店のお品書きから外しているというから驚きだ。

定番の「てっちり(ふぐ鍋)」は、季節限定の「ふぐ料理コース」のみで提供。絶品の味わいは必食。

『むつの家』の絶品「焼ふぐ」

身の張りと艶が特長の「焼ふぐ」(4,400円)。焼いたときの香ばしさとプリプリの歯ごたえも絶妙。隙の無い美味しさは、食通にも定評がある

なお、こちらで絶対にオーダーすべきメニューがもうひとつ。それは「焼ふぐ」(4,400円)。後藤氏が手がける逸品は、全国でも珍しい「骨なしの焼きフグ」。一般的な焼きフグは骨付きだが、ここでは独自のさばき方で、皮ギリギリの部分まで身を取り出している。骨も無く、ほどよい厚みのまま楽しめることもあり、焼いたときの香ばしさとプリプリの歯ごたえに驚かされる。

さらに、今も昔も「焼きフグ」は、女将がゲストの目の前で焼くというのがしきたり。絶妙な焼き具合も、客人をうならせるためには欠かせない技なのだ。

店内の座敷から見える、「鴨川」や「東山」を眺めながら、美味しい「ふぐ料理」を堪能しよう。

『むつの家』の明るく親しみやすい空間

テーブル席とカウンター席のある店内。老舗の風格を残しつつも、明るく親しみやすい空間。敷居も高そうに見えるが、アットホームな雰囲気なので安心

店舗情報
ムツノヤ
むつの家
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電話番号:050-1864-3413
ふぐ、鍋 / 四条河原町
京都府京都市下京区木屋町通仏光寺上ル天王町146
・京阪電鉄鉄道「祇園四条駅」より徒歩3分
・阪急京都本線「京都河原町駅」より徒歩4分
・阪急京都本線「烏丸駅」より徒歩9分
20,000~30,000円

祇園の老舗店で満喫する「京都丹波地鶏」の贅沢な「水だき」

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ぎをん縄手 とり安
〔京都市東山区〕

『ぎをん縄手 とり安』のおすすめ「名代特選水だきコース」

朝びきの特選「京都丹波地鶏」を楽しめる「名代特選水だきコース」(8,800円)。煮崩れしない、しっかりとした食感をしっかり堪能できる

先代から受け継ぐ伝統の味わいを、いまに伝える「水だき」の専門店『ぎをん縄手 とり安』。古くから京都で食べられていた「水だき」は、祇園を代表する「鍋」ともいえる。

おすすめは、言うまでもなく「水だき」。朝びきの「京都丹波地鶏」と、敷地内の井戸から湧き出る「京都東山の名水」でつくる、まさに四条河原町ならではのひと品だ。

丸1日かけて丁寧にとる乳白色のスープは、見た目よりあっさりしていながらも、濃厚な旨味とコクが絶品。コラーゲンを始め、鶏本来の良質な脂肪、バランスの良い栄養素が豊富に含まれているので、とってもヘルシー。女性にもぴったりの鍋といえる。

鶏の旨味と深い味わいをたっぷり満喫できる「特選すき焼きコース」(8,800円)。「水だき」とは違った「京都丹波地鶏」の美味しさも、また格別

また「京都丹波地鶏」でつくる、ちょっと珍しい「すき焼き」も、もうひとつのおすすめメニュー。牛肉とは違い、コッテリとした脂分は少ないものの、しっとりとした深い旨味を楽しめる逸品。「鶏すき」未体験の人にこそ、ぜひ味わってほしいひと品だ。

なおカウンター席なら「水だき」(5,200円)、「すき焼き」(5,200円)の単品注文も可能。興味のある人は、ぜひ。

お店の造りは、間口が狭く奥行きが深い「うなぎの寝床」と呼ばれる京都独特のスタイル。1階は気軽に立ち寄れるカウンター席のみのフロア。2階にはゆったり食事のできる大小5つの座敷個室を用意。シチュエーションに合わせて選ぼう。

10名前後まで利用できる座敷席は、床の間も広くゆったりとした空間。座敷が苦手という人には、テーブル席も用意しているので安心

店舗情報
ギオンナワテ トリヤス
ぎをん縄手 とり安
電話をかける
電話番号:050-1864-3409
水炊き・すき焼き、鍋 / 四条河原町
京都府京都市東山区弁財天町18
・京阪電鉄鉄道「祇園四条駅」より徒歩2分
・京阪鴨東線「三条駅」より徒歩2分
・京阪本線「三条駅」より徒歩2分
・阪急京都本線「京都河原町駅」より徒歩5分
8,000~10,000円

『祇園・円山公園』の一軒家で楽しむリーズナブルな鍋料理

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京料理・鍋料理 鳥久
〔京都市東山区〕

「若鶏の水だき」(5,500円)。「付出し」「水だき」「ご飯」「デザート」がセットになったお得なメニュー

京都市内で最も古い公園『祇園・円山公園』の中、『八坂神社』の隣にある『京料理・鍋料理 鳥久』は、創業100余年に渡り、京の味わいを「おもてなし」の心と、お手頃な価格で楽しませてくれる人気の老舗料亭だ。

おすすめは、もちろん鍋料理。「湯豆腐」「水だき」「しゃぶしゃぶ」「すき焼き」「煮込み鍋」など、豊富な種類の鍋メニューをラインアップする。

若鶏の水だき」(5,500円)は、最高級の地鶏を何日もかけてじっくりと煮込んだスープが自慢。メディアでも取り上げられているので知っている人もいるのでは? 「名古屋コーチン」の美味しさはもちろん、100年の伝統と職人技による匠の味わいは、オーダー必至の逸品。

「特選A5ランク黒毛和牛しゃぶしゃぶ」(6,050円)。A5ランクの「黒毛和牛」を、オリジナルの「胡麻だれ」、「ポンズだれ」の2種類の「たれ」で楽しめる

そして、もうひとつのイチオシが「特選A5ランク黒毛和牛しゃぶしゃぶ」(6,600円)と、「特選A5ランク黒毛和牛すき焼き」(6,600円)。とろけるような甘味の霜降りは、A5ランクの「黒毛和牛」ならでは。ちょっと贅沢をしたいときにおすすめ。

そのほかにも、リーズナブルな「湯豆腐コース(松)」(4,400円)をはじめ、「豚の味噌煮込み鍋」(4,950円)、「海鮮味噌ちゃんこ鍋」(6,600円)など、バリエーションも豊富。もちろん、すべての鍋料理は味・ボリューム共に満点だ。

店内には、2人から最大80人まで利用できる個室を用意。デートや宴会など、幅広く利用できるところも魅力といえる。

『円山公園』にある一軒家だけあって眺めは十分。目の前の竹林は、夜になるとライトアップされるので、昼間とは違った雰囲気も楽しめる

店舗情報
キョウリョウリ ナベリョウリ トリヒサ
京料理・鍋料理 鳥久
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電話番号:075-561-0042
水炊き・しゃぶしゃぶ、鍋 / 四条河原町
京都府京都市東山区祇園町北側 円山公園内
・京阪電鉄鉄道「祇園四条駅」より徒歩6分
・京阪鴨東線「三条駅」より徒歩8分
・京阪本線「三条駅」より徒歩8分
・京都市営東西線「東山駅」より徒歩8分
4,000~5,000円

「すっぽん」の鍋で、ちょっとだけ美人になってみる!?

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ぎをん 蘆田
〔京都市東山区〕

『 ぎをん 蘆田』のおすすめ「すっぽん コース」

「すっぽん コース(すっぽん1匹分/約2人前)」(15,500円)。上質の「すっぽん」を佐賀県産や愛知県産を産地から直送している

鮮度抜群の「すっぽん」が自慢の『ぎをん 蘆田』。ヘルシーで栄養価の高い「すっぽん」こそ、実は女性にぴったりのひと品

そもそも「すっぽん」には、美肌効果が期待できるコラーゲンがたっぷり。しかも滋養強壮、貧血予防といった効果の期待できる成分もたっぷり。さらにコレステロールや中性脂肪を減らしてくれる作用があるなど、完全食品といえる。

さらに、こちらのお店の「すっぽん」は、注文を受けるごとに、生簀(いけす)から取りだして調理しているので、とっても新鮮。「スタミナをつけたい」という人から、「ちょっとだけ美人になりたい!?」と言う人まで、ぜひ味わってもらいたい鍋だ。

『 ぎをん 蘆田』のいちおし「うなぎ1匹コース」

「うなぎ1匹 コース(1人前)」(4,500円)。「白焼き」と「蒲焼」の食べ比べはもちろん、「骨唐揚」「肝」「御飯」「香の物」を楽しめる

おすすめは、もちろん「すっぽん」の鍋。なかでも「すっぽん コース」(15,500円)なら、ラインアップするメニューも豊富。「活血」「造り」「唐揚げ」「鍋」「雑炊」「香の物」を堪能できる。しかも約2人前の量なので、1人7,700円とリーズナブル。

ちなみに「すっぽん」以外に、栄養価抜群の「うなぎ」も用意。「すっぽん」同様、注文ごとに生簀から取りだして調理する、こだわりの逸品だ。しかも「うな丼」のカロリーは「親子丼」の約2/3ほど。意外とヘルシーなのだ。

そのほかに、アラカルトで「うなぎ一匹丼」(4,500円)もラインアップ。「うなぎ」を丼で思いっきり食べたい!という人には、こちらもおすすめ。

『 ぎをん 蘆田』の落ち着いた雰囲気のカウンター席

京都らしい落ち着いた雰囲気のカウンター席のほかに、小上がりの座敷席も用意。「すっぽん」初心者でも、気軽に楽しめるので安心

店舗情報
ギヲン アシダ
ぎをん 蘆田
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電話番号:075-531-6300
すっぽん・うなぎ、鍋 / ディナー、四条河原町
京都府京都市東山区祇園町北側347-92 双葉ビル1F
・京阪電鉄鉄道「祇園四条駅」より徒歩5分
・京阪鴨東線「三条駅」より徒歩7分
・京阪本線「三条駅」より徒歩7分
・阪急京都本線「京都河原町駅」より徒歩8分
8,000~10,000円

歴史が息づく有形文化財と共に名物の「ゆどうふ」を堪能する

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南禅寺 順正
〔京都市左京区〕

『南禅寺 順正』のおすすめ「ゆどうふ会席」イメージ

「ゆどうふ会席」(11,000~16,500円)。「一汁」「先附」「口取」「向附」「焚合」「焼物」「進肴」「酢物」「御飯」「止椀」「香物」「水物」「温物(ゆどうふ 又は 引き上げ湯葉)」などを楽しめる(※写真はイメージ)

江戸末期にあたる天保十年に、医学校として開設された有形文化財『順正書院』。『東山南禅寺』のほとりに立つ歴史あるたたずまいはそのままに、飲食店として開業した『南禅寺 順正』。

おすすめの料理は、名物の「ゆどうふ」。こだわりの国産大豆はもちろん、京都の名水によって旨味を最大限に引き出した豊かな味わいは、ぜひ堪能したい逸品。

特製のたれとの相性もぴったり。口の中に広がる甘味と余韻に残る大豆の苦味。セットメニューのコースも「花」(3,630円)、「月」(4,840円)、「雪」(5,500円)など、お手頃な価格から用意しているので、気軽に楽しめるところも魅力。

『南禅寺 順正』のいちおし「ゆば会席」イメージ

「ゆどうふ旬彩」(7,150~9,350円)。「一汁」「先附」「口取」「向附」「焚合」「焼物」「酢物」「御飯」「止椀」「香物」「水物」「温物(ゆどうふ 又は 引き上げ湯葉)」などを楽しめる(※写真はイメージ)

そして、もうひとつのおすすめ料理が「ゆば」。糖度の高い大豆の品種と、高タンパクな国産大豆の品種をブレンドした「自家製豆乳」からつくる、こだわりの「ゆば」は、独特の食感と豊かな風味が特徴。豆乳を温めながら、自分でつくる楽しさは言うまでもなく、できたての「生ゆば」の味わいは、ぜひ満喫したい。

そのほかに、季節の旬も楽しめる「湯流肉(しゃぶしゃぶ)」もそろえているので、友人との会食から、ハレの日の食事まで、さまざまなシーンで選べるところもうれしい。

窓の外に広がる美しい庭園を眺めながらいただく贅沢なひと時。四季折々で変わる表情も季節ごとに楽しみたい。

『南禅寺 順正』の陽光が降り注ぐテーブル席

大きな窓から陽光が降り注ぐテーブル席。老舗ならではの風合いは残しつつも、親しみやすい明るい雰囲気も魅力といえる

店舗情報
ナンゼンジ ジュンセイ
南禅寺 順正
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電話番号:075-761-2311
湯豆腐・湯葉、鍋 / 四条河原町
京都府京都市左京区南禅寺草川町60
・京都市営東西線「蹴上駅」より徒歩7分
・京都市営東西線「東山駅」より徒歩14分
・京都市営東西線「三条京阪駅」より徒歩21分
3,000~4,000円(ランチ:3,000~4,000円)

『祇園・円山公園』の四季の移ろいを眺めながら贅沢な鍋を

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京料理 志ぐれ
〔京都市東山区〕

『京料理 志ぐれ』のおすすめ「寄せ鍋」

「かつお」と「昆布」の合わせダシでいただく「寄せ鍋」(6,400円)。「付き出し」「御飯」「香の物」「デザート」が付いてくる

京都の名勝『祇園・円山公園』の中にある、抜群のロケーションが魅力の『京料理 志ぐれ』。大正12年の創業以来、四季折々の旬の味覚を盛り込んだ「鍋料理」や「京懐石」を提供。たくさんの人に親しまれている京料理の老舗店だ。

おすすめは、豊富な種類の「鍋」。「京風うどんすき」を楽しめる「志ぐれ鍋」(4,200円)を始め、味噌ベースの「ちゃんこ鍋」(5,600円)、黒毛和牛の「すき焼き」(6,000円)や「しゃぶしゃぶ」(6,200円)、山海の幸を楽しめる「寄せ鍋」(6,400円)など、ラインアップは盛りだくさん。

春の桜、秋の紅葉…と、美しい季節の移ろいを眺めながら、ゆっくり食事を楽しむことができる。

『京料理 志ぐれ』のいちおし「湯豆腐弁当」

「湯豆腐弁当」(2,800円)。「小鉢」「前菜盛合せ」「湯どうふ」「天ぷら(かき揚げ、野菜)」「ご飯」「香の物」を楽しめる逸品

いちおしは、十数種類の「海の幸」「山の幸」をたっぷり盛り込んだ「寄せ鍋」(6,400円)。「かつお」「昆布」の合わせダシとの相性もぴったり。さまざまな味わいを一緒に楽しめるところも魅力といえる。

そのほかにも、「弁当」(2,500円~)、「御膳」(4,200円~)、「懐石料理」(7,200円~)など、取りそろえているメニューはいっぱい。しかも、すべてが豪華な雰囲気。なかには、ランチにも、ディナーにも楽しめる「湯豆腐弁当」(2,800円)といった、京都の風情を感じられるメニューも用意しているので、観光で訪れた際にも、ぜひ味わいたい逸品といえる。

店内には、完全個室も設置しているので、大切な人との食事にもおすすめ。

『京料理 志ぐれ』の心からくつろげる「和」の空間

心からホッとくつろげる「和」の空間。小上がり席を始め、テーブル席なども用意。友人との会食から宴会まで気軽に利用できるところも魅力

店舗情報
キョウリョウリ シグレ
京料理 志ぐれ
電話をかける
電話番号:050-1864-3407
京料理、鍋 / 四条河原町
京都府京都市東山区祇園町北側 円山公園内
・京阪電鉄鉄道「祇園四条駅」より徒歩6分
・京阪鴨東線「三条駅」より徒歩8分
・京阪本線「三条駅」より徒歩8分
・京都市営東西線「東山駅」より徒歩8分
6,000~8,000円(ランチ:2,000~3,000円)

京都を代表する鍋「湯豆腐」を『清水寺』の近くで堪能する

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清水順正 おかべ家
〔京都市東山区〕

『清水 順正 おかべ家』のおすすめ「湯豆腐」

「湯豆腐」のコースは2,200円からラインアップ。そのほかにも「湯葉」のコースや、おてまえどうふ、一品料理、季節の料理など、多彩な味わいをそろえる

京都を代表する鍋「湯豆腐」。京都を訪れたら絶対食べたい料理のひとつだ。

そもそも豆腐が「湯豆腐」として誕生したのは、京都『南禅寺』の精進料理が起源。もともとは現在のような出汁鍋で温めるスタイルではなく、焼き豆腐を煮た、いわゆる「おでん」のような料理だったそう。今でも『南禅寺』では、招待料理として提供されているとのこと。

そんな京都の名物「湯豆腐」をいただくなら『清水 順正 おかべ家』がぴったり。三年坂から『清水寺』にかけての風情ある町並みに建つこちらのお店では、店内でつくる豆腐を楽しむことができる。厳選する国産大豆で仕上げる味わいは、言うまでもなく折り紙つき。

『清水 順正 おかべ家』のいちおし「すき焼き」

四季折々の食材をメインにラインアップする、季節限定のメニューも用意。京都ならではの旬の味わいをゆっくり堪能できる

おすすめはもちろん「湯豆腐」。豆腐の甘味を引き立てながら、心地良い大豆の香りがふんわり口の中に広がる逸品。また奥深い味を引き出してくれる特製の専用ダレとの相性も抜群。コースメニューも豊富にそろえているので、ランチやディナーなど、シチュエーションに合わせてチョイスできるところもうれしい。

さらに、もうひとつのおすすめは「おてまえ豆腐」。自家製豆乳に、自身で「にがり」を加えて、できたて熱々の豆腐をつくるというひと品。できたての豆腐は、滅多に食べられない逸品だ。

ヘルシーで身体にやさしい「湯豆腐」で、ほっこり楽しもう。

『清水 順正 おかべ家』の店内

国の登録有形文化財に指定されている「五龍閣」など、敷地内の由緒ある建物の素晴らしさも、食事と共に体感することができるところも魅力

店舗情報
キヨミズジュンセイ オカベヤ
清水順正 おかべ家
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電話番号:075-541-7111
湯豆腐、鍋 / 四条河原町
京都府京都市東山区清水2-239
・京阪電気鉄道「清水五条駅」より徒歩16分
・京阪電気鉄道「祇園四条駅」より徒歩18分
・阪急京都本線「京都河原町駅」より徒歩21分
2,000~4,000円

京町屋風の空間で自慢の「かにすき」「かにちり」を満喫する

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札幌かに家 京都店
〔京都市東山区〕

『札幌かに家 京都店』のおすすめ「かに」メニュー

単品メニューの「かにすき」や「かにちり」は、「ずわいがに」(5,280円)、「本たらばかに」(10,450円)の2種を用意。好みで選べるところもうれしい

ベーリング海から直送する最上級の「本たらばかに」を始め、「ずわいがに」「毛がに」など、産地から寄り寄せる、鮮度も、品質も抜群の「かに」を存分に味わうことができる『札幌かに家 京都店』。

そもそも「かに」は、脂肪分が少なく、高タンパク低カロリーの食材だけに、健康を意識している女性や男性にもぴったり。

おすすめは、お店の看板メニューでもある「かにすき」。しっかり身の詰まった「かに」は、プリッとした歯ごたえはもちろん、素材そのものの味わいを十分に堪能できる。「秘伝のダシ」との相性も抜群だ。そのほかにも「こぶだし」で炊く「かにちり」も、もうひとつの看板メニューになっている。

『札幌かに家 京都店』のいちおし「ズワイかにすきコース<れぶん>」

「ズワイかにすきコース<もくれん>(全9品)」(7,150円)。「かにすき」の後は、旨味たっぷりの「雑炊」も堪能できる贅沢なコース(※写真はイメージ)

また「かにすき」「かにちり」を楽しめるコースも豊富。「ズワイかにすきコース<もくれん>(全9品)」(7,150円)なら、「かに豆腐」「かに造り」「かに酢」「かにすき」「かにつみれ」「雑炊」…など、「かに」づくしの料理を満喫できて、しかも4人以上なら、ひとりプラス2,420円で飲み放題も付けることが可能。宴会や会食にも最適。

そのほかにも「かにしゃぶしゃぶコース<ななかまど>」(10,450円)や「かに会席<らべんだー>」(8,800円)といったメニューも用意。ちょっとした会食にもおすすめ。

京町屋風の趣のある空間で、存分に「かに」を味わおう。

『札幌かに家 京都店』の『京都市都市景観賞』を受賞した店構え

平成7年度『京都市都市景観賞(建築部門)』を受賞した京都市内最大級の店構えは圧巻。店内には、座敷、掘りごたつ、テーブル席の個室も設置

店舗情報
サッポロカニヤ キョウトテン
札幌かに家 京都店
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電話番号:075-541-1110
かに、鍋 / 四条河原町
京都府京都市東山区月見町2
・京阪電気鉄道「祇園四条駅」より徒歩8分
・阪急京都本線「京都河原町駅」より徒歩11分
・京都市営東西線「東山駅」より徒歩12分
5,000~6,000円(ランチ:2,000~3,000円)

本格的な「京料理」と「鍋料理」をリーズナブルに堪能する

9
紫水
〔京都市中京区〕

『紫水』のおすすめメニュー例

「おしながき」は、定番のラインアップ以外に、季節やその日の仕入れによって登場するメニューも。まずは「その日のおすすめ」を聞いてみよう

木屋町エリアの高瀬川沿いにある『紫水 京都木屋町』。これまでの「京都で外食=敷居が高い=ちょっと高価」というイメージを払拭してくれる本格和食店だ。

京都の地で育った「京なすの揚げ浸し」や「万願寺唐辛子焼き」など、京野菜でつくる「おばんざい」から、湯葉料理、鮮魚料理、「京丹波鳥のグリル」といった焼き物まで、「京都の味とお酒をカジュアルに楽しんでもらいたい」と、予算はひとり3000円ほどと、とってもリーズナブル。

とはいえ味はもちろんお墨付き。店主は、地元の日本料理店を始め、和食の料理人として20年以上の経歴を持つ職人。素材の持つ味わいを最大限に引き出す料理に、ファンも多い。

『紫水』のおすすめ「もち豚と京水菜のはりはり鍋」

「もち豚と京水菜のはりはり鍋」(880円)など、自慢の「鍋」が勢ぞろい。「鍋」の締めには「雑炊」(200円)、「うどん」(200円)も忘れずに

おすすめの「鍋」も、とってもリーズナブル。「京都の湯葉豆腐」(780円)、「もち豚と京水菜のはりはり鍋」(880円)、「チゲ鍋」(880円)、「モツ鍋」(880円)…と、種類も豊富。しかも超お値打ち価格

さらに「鍋」と一緒に楽しみたい日本酒もバラエティー豊か。「古都千年」「松の司」を始めとする、京都府と滋賀県の蔵元に絞った銘酒は、ぜひ味わいたい逸品。また「素材の旨味を引き立てあう組み合わせ=京湯葉と古都千年のペアリング」といった、店主のおすすめペアリングも用意しているので試してみては。

河原町界隈で「この地らしい美味」をリーズナブルに楽しみたい人は、ぜひ候補に入れたい一軒だ。

『紫水』の掘りごたつ席

掘りごたつ席やカウンター席のほかに、10人まで利用できる完全個室も設置。シチュエーションによって選べるところもうれしい

店舗情報
シスイ
紫水
電話をかける
電話番号:050-1864-3779
京料理、鍋 / 四条河原町
京都府京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町528 遊里香ビル4F
・京都市営東西線「京都市役所前駅」より徒歩2分
・京阪鴨東線「三条駅」より徒歩3分
・京阪本線「三条駅」より徒歩3分
・京都市営東西線「三条京阪駅」より徒歩5分
3,000~4,000円
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