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※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策および緊急事態宣言に伴う要請により、臨時休業、時短営業等、掲載内容と異なっている場合がございます。お出かけの際は店舗までご確認いただくことをおすすめします 東京の玄関口のひとつ・東京駅辺エリアは、グルメの宝庫。国際色豊かなオフィス街「丸の内」は、世界各国の名店が揃う商業施設が続々オープンし、常に話題が集まる最先端エリア。また、駅を挟んだ南側の「八重洲」は、海外のラグジュアリーホテルが進出する一方で、ビルの間には老舗や隠れた名店も健在。 ひと言でランチといっても、カフェでの軽食から、ラーメン、がっつり肉料理まで、時と場合によって食べたいものは千差万別。 通過するだけではもったいない、わざわざ出かけたくなる話題の東京駅ランチをご紹介しましょう。
鮮度の良さがすぐにわかる!「刺身箱盛り」はランチでもディナーで大人気
東京駅・八重洲口に直結する飲食店エリア・東京駅一番街。その2階にある『東京グルメゾン』は、都内で人気の飲食店7店が集結していて、ランチから会社帰りの1杯、旅の締めくくりのディナーなど、使い勝手のいい場所。その中にある『板前バル』は、東京駅にいながらにして、鮮度抜群の食材を使った和食とバル料理を融合した創作メニューを楽しめる。 イチオシは、板前が目利きで選んだ鮮魚。その日の入荷によって内容が替わる。中でもその見た目の豪華さで人気の「板前 箱盛り刺身」は、5種2切の「ミニ盛り」から、迫力の「二段盛り」まで人数に合わせて選べるのがうれしい。
ほどよくレアな牛ステーキにウニをのせた贅沢な「生ウニのせ牛ステーキ丼」は女性人気も高い
もちろん、ランチでも「刺身箱盛り」を御膳で味わえる。皿からこぼれんばかりの刺身に、ご飯・けんちん味噌汁・やみつきドレッシングのサラダ・手作り豆腐・小鉢・漬物が付いて1600円とは驚き! ほかにも、名物の「マグロカマ焼き御膳」や一番人気の「生ウニのせ牛ステーキ丼」など充実の品揃え。 しかも、ランチのご飯や小鉢などはおかわり自由!仕事の合い間に訪れるビジネスパーソンにとっては、またとないパワーランチだ。 東京駅店限定の「活アジ入り豪華刺身箱盛り御膳」は、ちょっと贅沢な2800円。たまには奮発してみてもいいかも。
和食店のすっきりとした清潔感とバルのモダンさを併せ持つ空間。東京駅すぐにあることを忘れてしまいそう
朝からちょっぴり幸せ気分!東京・神奈川エリアで、モーニングが食べられるお店を特集。周辺の朝活情報と共に、各店のユニークな朝ごはんをご紹介
「カレースパ」パスタにカツをトッピングしたパワーランチ!
同じく『東京グルメゾン』内にある大人のためのこだわりハイボール専門店。シックなエントランスを抜けると、ゆったりとしたソファ席。壁には山崎蒸留所の写真が飾られ、ちょっとレトロな雰囲気が漂う。 専門店だけあって、ハイボールの品揃えと質の高さはダントツ。天然水から作るハイボールのための専用ソーダを使い、業界最高ガス圧の強炭酸を実現、さらにマイナス15度でしめた特製の氷柱でキリッと冷やす。
広々と落ち着いた雰囲気の店内
ほかにも、女性にオススメの「自家製漬け込み果実のハイボール」はまるでサングリアのよう。“水出し”ならぬ、“ウイスキー出し”を実現、12時間以上かけて抽出する「珈琲ドリップハイボール」「ダージリンハイボール」といった珍しいものも。 そんなハイボール専門店の平日限定・人気ランチは、ど迫力のパスタ。並でも400グラム、大なら600グラム、ジャンボはなんと800グラム!それでいて1000円以下というのが何ともうれしい。メニューは「ナポリタン」「ミートスパ」「カレースパ」「ソース焼きスパ」の4種。さまざまなトッピングもあるので、自分好みにアレンジを。熱々なので、ヤケドしないように!
ハイスツールのカウンター席なら、ふらりと訪れてハイボールを楽しめそう
東京駅エリアにはラーメン好きが唸るような名店が集結している。その中のひとつ、東京駅丸の内口の『ラーメン激戦区』にあるのが『松戸富田麺絆』。 ラーメン好きなら知っている通り『大つけ麺博・ラーメン日本一決定戦』で三連覇を成し遂げた、話題のつけ麺店だけあって常に行列が絶えない。 近年では、店主・富田氏に1年間密着したドキュメンタリー映画が公開され、さらにスペインの『サン・セバスティアン国際映画祭』では、自身が腕を振るう特別ラーメン・フルコースを用意するなど、「ラーメン界の絶対王者」とも言われる存在だ。
カウンター席のみの店内
看板メニューは「濃厚豚骨魚介つけめん」。豚骨・鶏ガラ・煮干・さば節に、大量の豚ひき肉をブレンドしたスープは、ラードを使わずに炊き上げていく。存在感抜群の濃厚なスープは、しっかりとしたコクはありながらも、意外にあっさりとした味わい。 そしてスープにあわせる麺は、店舗専用の純国産小麦「心の味」「鳳麟」「跳粘」の三種類でつくり上げる自家製太麺。ツルツルモチモチの食感とスープの相性は抜群。ほかにも、店主の師匠・故山岸氏の「元祖つけ麺もりそば」もあるので、何度でも通いたい。
5店が並ぶ『らーめん激戦区』の中のひとつ。跳ねる鯉の絵が印象的
「スモークサーモンのベーグルサンド」
「サンフランシスコのカルチャーと“本物”の食文化を届けたい」と、丸ビル地下1階に海外1号店をオープンしたベーグル&デリのお店。キーワードは 「どこよりも美味しいパストラミ」「本格的なベーグル」「心がよろこぶデリフード」。本場仕込のベーグルは、むっちりとした生地で噛むほどに味わいが深まる。 イートイン・ランチのおすすめは、“どこよりも美味しいパストラミ”たっぷりのボリューミーなサンドイッチ「クラシックコーンビーフ」。スモークサーモンやエッグサラダなどおなじみの具材をたっぷりとサンドしたベーグルサンドなど、どのメニューも迫力満点!
「ビッグ マッハ バーガー(ポテトフライ付)」
もっとがっつり食べたいという人はボリューム満点の「ビッグ マッハ バーガー(ポテトフライ付)」を。サラダやスープなどのサイドメニューも用意しているので、お腹の空き具合に応じて選べる。 とはいえ、忙しい人たちの多い東京駅エリア。駅近・オフィス街の丸ビルという立地もあり、時間帯に応じたメニューが登場するのがうれしいところ。ベーグル・シュミア・ドリンクがセットになったランチセットもあるので、オフィスワーカーやこれから東京駅を発つという旅行者も利用したい。
本店の雰囲気をベースにした温かみあふれるインテリア。レジカウンター前にはベーグルやパストラミが並び、向かいの棚にはタンブラーやTシャツなどのオリジナルグッズも販売
自家製ハム、こだわり赤卵、オランデーズソースを使った「エッグベネディクト」。セットには、スープ、本日のデリ、サラダまたはパンが付く
キレイなブルーのパッケージでおなじみ。東京土産のひとつ「東京カンパネラ」は、フランス産の高級ココアとハイカカオを使ったラングドシャ・クッキーを特製チョコレートのピラー(柱)で3層に組み上げた美しいお菓子。そのカフェが東京駅に隣接する百貨店『大丸東京店』にある。 白とシグニチャーカラーのブルーでまとめられた店内は、かの橋本夕紀夫氏が設計。優雅さと気品があふれる特別なカフェ。
「東京カンパネラ」3種のラングドシャの間にアイスクリームをサンドした「カンパネラアイス」もここだけのお楽しみ!
このカフェでいただけるランチメニューは、洗練された洋食メニュー。「エッグベネディクト」や「海老と季節野菜のドリア」 、「卵サンド」のほか、女性にはうれしい「サラダランチ」などもお手頃な価格で揃っている。 もちろん、カフェ&スイーツメニューもおすすめ。「東京カンパネラ」をアレンジした「カンパネラアイス」や「カンパネラブルスケッタ」をはじめ、パフェやケーキ、なんと「アフタヌーンティー」もあるので、ランチの後のティータイムにもおすすめ。百貨店の中とは思えない、優雅な空間でゆったりと過ごしてみては。
白を基調にした店内に、美しいブルーが映える空間
カラッとサクッとした衣の中からジューシーな肉汁があふれる
東京駅八重洲口の地下街“やえちか”にある『黒かつ亭』は、鹿児島中央・天文館に店を構える人気店が県外初出店。鹿児島といえば、黒豚。その中からさらに厳選された素材を使用し、熟成させることで旨味と甘味を引き出している。 生パン粉をまとい、キャノーラ油でカラッと揚げたとんかつは、柔らかく旨味たっぷり。ロースの脂身も旨味だと実感できる。とんかつには、オリジナルブレンドの塩・黒ソース・おろしポン酢をお好みで。なかでも黒ソースは、フルーツの甘さを感じられる、黒豚と相性抜群のソース。
定食にはごはんやサラダがついてくる
一番人気は、ひれかつとロースかつの両方を味わえる「黒かつ亭ランチ」。ちょっと贅沢したいなら、噛みしめるごとに黒豚の甘みが広がる「特上ロースかつランチ」もおすすめ。一頭からわずかしかとれない希少部位を使っている。 どの定食にも鹿児島から取り寄せた味噌を使った「豚汁」と、同じく鹿児島・伊佐米のコシヒカリのご飯付き。ランチは15時までなので、ちょっと遅めのランチでも対応してくれるのがうれしい。
黒を基調としたシックな店構え
専用のグリルでじっくり焼き上げたロティサリーチキン
東京駅丸の内口を出て歩くこと5分、皇居の大手濠に面したビル1階・ホトリア広場に面した開放的なブラッスリー『ル・プーレ ブラッスリーうかい』。いろり炭火焼、鉄板料理、とうふ料理など“和”のグルメな飲食店を展開してきた『うかい亭』の新業態で、ロティサリーチキンとフレンチを楽しめる。 鶏の旨味を閉じ込めるようにじっくりと焼き上げたロティサリーチキンは、余分な脂分を落としながらも、肉はしっとりジューシー。美味しくてヘルシーという女性の望みを叶えてくれる。
どの料理も丁寧につくられた本格派
平日のランチなら、リーズナブルな「国産若鶏のシーザーサラダ」(1,650円)をはじめ、「国産若鶏のクリスピーチキン」(2,200円)を用意。ちょっと優雅な丸の内ランチなら、サラダ、スープ、ローストポテト、パン、コーヒーが付いた「ロティサリーチキンのセット」(2,750円)。 土日祝はもう少し価格帯が上がるので、できれば平日にゆっくりと訪れたい。
たっぷりと陽光が差し込む明るい店内
見た目も豪快な「原始焼」。火をおこした2種の炭のまわりに素材を刺した串を立てて焼き上げる。表面はパリッと、中はふっくら、ホクホクに
東京駅・やえちかの通路を抜けて地上に出ると、そこはもう日本橋。オシャレな商業施設『COREDO室町』の2階にある『日本橋 墨之栄』は、宮崎の海でその日の朝に水揚げされたばかりの鮮魚を提供する和食居酒屋だ。 まずは、スタッフがテーブルまでその日のイチオシ旬魚を運んできてくれるので、食べたい魚や調理法を相談しながら選べる。メニューを眺めるのと、目の前で新鮮な魚を見るのとでは、テンションも違う!
透き通るほどに美しい鯛の身
この店の名物は「原始焼き」。2種の炭を使い、遠火の強火でじっくりと焼き上げる。表面はパリッと香ばしく、中はふっくらとジューシーな仕上がりに。魚そのものの脂で焼き上げるので、ヘルシーで栄養価も抜群。「きんきの一夜干し」「大ほっけの一夜干し」など、今まで食べたことのない美味しさ。 このエリアにしてはランチもリーズナブル。基本の原始焼きを楽しめる「名物原始焼き御膳」は、ご飯、漁師汁、小鉢、漬物が付いて1,100円から。原始焼も、特大にしん、さば、ほっけなどから選べる。女性に人気の「鯛茶漬け御膳」など、「魚を食べたい」気分のときにはぜひ訪れたいラインアップだ。
明るく広々した店内
本場と同じクオリティーの点心をランチでもいただける
東京駅から歩いて5分。丸の内仲通りを散歩するように進むと現れる『二重橋スクエア』。ここの2階にあるのが、ロンドンの中華料理店で初めてミシュランの星を獲得した『ハッカサン』や『パーク・シノワ』を手がけた、世界的レストランプロデューサー・ALAN YAU氏による点心レストラン。最先端を体感する独創的な点心を提供する。 ALAN YAU氏が招聘したのは、海外のレストランでヘッドシェフを務める4人の料理人。メニューの豊富さが特徴のひとつでもある中華料理において、あえて選りすぐった点心20品のみに絞り込んだというのも贅沢だ。
中国茶は約20種。専門家からトレーニングを受けているので、お茶の淹れ方ひとつとっても全く違う。香り高い中国茶を楽しもう
特にランチメニューはない。既存店でも大人気の「ヴェニソンパフ」(鹿肉のパイ包)をはじめ、きび砂糖を食べて育った“きび丸豚”を使った「Signature焼売」、見た目にも美しい「大根餡のパイ包み」、ぷりっぷりの海老の食感が楽しい「海老蒸餃子」など、どれもオリジナリティー光る逸品。 パリで活躍中の日本人デザイナーによる店内は、オーセンティックでありながらカジュアルさとラグジュアリーさを併せ持つ独特の空間。また、寿司店を思わせる檜一枚板のカウンター席は、シェフの手元がしっかりと見える特等席。伝統とモダンを融合させた最先端の飲茶を召し上がれ。
料理人の鮮やかな手捌きを眺められるシェフズテーブル