豊かな土佐の恵みを 銀座でたっぷり味わえる



TOSA DINING おきゃく

(銀座/高知郷土料理)

一切れの厚さに驚かされる「カツオのたたき」。ニンニクのスライスと摺り生姜をのせ、柚子をたらすのがポイント


銀座に満を持して高知県のアンテナショップが誕生した。場所は有楽町駅からも銀座一丁目駅からも至近距離の好立地。地階からなるビル内には土佐の魅力が満載だ。なかでも土佐の満喫できるのが2階のレストランフロア。74席ある広々とした店内は、高知のヒノキを配し、床材はご当地の杉、壁紙には土佐和紙が使われ、アクセントに名物・皿鉢料理の象徴ともなる大皿が飾られ、本物がかもし出す安心と上級感に包まれる。

クリーミーでジャンボな米ナスにジューシーな窪川ポークのロースカツをトッピングした「窪川ポークと米ナス」


ここでいただけるのは、高知の食材の長所を引き出したアレンジメニュー。46品以上あるメニューは、新作のオリジナル料理が多く並ぶが、やはり、言わずと知れた名物「カツオのたたき」はいちばん人気の一品。当然ポン酢でいただくのが流儀だと思っていたが、高知では塩たたきなる食べ方が一般的だとか。これはカツオのたたきが醤油が登場する以前から食されていた証だと言われているそう。さらに、ご当地さながらにワラで豪快に焼き上げるので、皮目がしっとりと焼き上がる。塩が吹くほど濃い味ではなく、ポン酢で仕上げるよりもふくよかな口当たり。カツオ本来の旨みが感じられ、塩たたきが土佐で愛される理由が実感できる。

豊富な食材の潜在能力を引き出す千葉料理長と、開店以来客足の途絶えない繁忙状態を支えあう厨房スタッフ


太平洋に面した高知県は外洋の風あり、四国山脈あり、四万十川ありの表情豊かな自然環境。それだけに大地の恵みも豊かで、健康的な環境で育てられた「はちきん地鶏」を使った親子丼や、米を食べて育った「窪川ポーク」のカツも人気。各テーブルには特産物「実生柚子」が置かれているのも高知の食生活の象徴している。また酒処高知の18蔵のキリッとした味わいの日本酒が揃い、地元の味を引き立てている。

ご当地の材を使った明るいフロアに加え、8席ずつある2部屋の個室はつなげてひと部屋としても利用可能

店名TOSA DINING おきゃく(トサダイニング オキャク)
住所東京都中央区銀座1-3-13 リープレックス銀座タワー2F
電話番号03-3538-4351
店舗情報https://bimi.jorudan.co.jp/shop/32346/


このページのデータは2010年10月29日現在のものです。

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