大人の焼肉を楽しめる「IKI」な隠れ家
『肉亭ふたご 本郷三丁目店』
東京の中心にありながら、閑静な雰囲気を漂わせる文京区本郷。
東京大学のある文教地区だけあって、落ち着いた街並みが広がっています。
先日オープンした『肉亭ふたご 本郷三丁目店』は、本郷通りから一本入った路地裏。
『東京大学』の赤門に近い、静かな佇まいの料亭のようなお店です。
大きな暖簾をくぐると、趣のあるエントランスが目の前に広がります。
足元の灯篭を頼りに奥へ進み、扉を開くと、そこはまるで旅の宿のような玄関。
靴を脱ぎ、琉球畳の廊下を抜け、半個室に席に着く頃には、ここが焼肉店であることを忘れてしまいそうなほど。
店名を見て気がついた人もいると思いますが、こちらは、あの「はみ出るカルビ」で有名な『大阪焼肉・ホルモン ふたご』の姉妹店。
2016年に、新宿・歌舞伎町に初出店した『肉亭ふたご』の2号店になります。
場所は、地下鉄『本郷三丁目』から徒歩3分。『プラウドタワー本郷東大前』の1階にある店舗の目の前には『東京大学』が見えます。
コンセプトは<落ちついた大人の「IKI」>。
「IKI」には、『肉亭ふたご』が志す、4つのおもてなしの思いが込められています。
「活」…上質で鮮度の高い食材にこだわり、そこに最大限の手間をかけて提供。「馳走」としてのYakinikuを追求し続けます。
「息」…お客様と息を合わせる。拙亭がたどり着いたおもてなし、それは、格でも華でもなく「息」でした。
「粋」…日常と非日常の間に佇む、和のしつらえ。作り手のこころが宿った端正な和の器。そのすべては、最上のYakinikuのために。
「意気」…意気揚々、意気軒昂、意気投合。どうか、大切なお客様お一人お一人の意気が上がりますように。
凛とした和の空間は、「大人の隠れ家」というより、「洗練された大人のプライベート空間」といった感じです。
なお今回は、レセプションでいただいたコースメニュー「饗花粋月」をメインにご紹介します。
■付きだし「スープ」
「水炊き」の最初にいただくような、トロみのあるスープです。ひと口いただくと…「牛テールスープ」のように、牛の旨味がギュッと凝縮されている、栄養も、コラーゲンもたっぷりの味わい。
■先付「トマト切っただけ」
見た目はお品書き通りの「トマト切っただけ」ですが、こちらは「ガリ酢」でアクセントを付けたひと品。口に入れると、ふわっと甘酢としょうがの香りが漂い、後からトマトの甘味が広がる面白い味わいです。
■前菜「キムチ」「ナムル」「ポテトサラダ」「タンシチュー」「カルビたたき」
やさしいピリ辛のレンコンの「キムチ」。岩海苔・モヤシ・ミツバの珍しい「ナムル」。「いぶりがっこ」でアレンジした「ポテトサラダ」。とろっとろに煮込んである「タンシチュー」。軽く炙った旨味いっぱいの「カルビたたき」。
■刺し「とろろユッケ」
そのまま食べてもおいしいユッケに、ダシのきいたとろろをプラス。ゆっくり混ぜていただくと、さらにねっとりと濃厚な味わいに。ごはんにのせても、きっとおいしいに違いない。
■握り「大トロ炙り握り」
まるでマグロの切り身のように美しい大トロ肉が、シャリの上にのっている握り寿司。ひと口いただくと、程よくとろける脂と肉の旨味のバランスが抜群。わさびとごはんとの相性もぴったりのひと品です。
■菜「肉亭サラダ」
トウモロコシのドレッシングで仕上げたサラダ。コーンの甘味とほどよい酸味のバランスが相性ぴったり。まったくしつこくなく、サッパリとした味わいなので、いくらでも野菜が食べられそう。
…と、ここで「黒い紙エプロン」と「小さなビニール袋」が登場。
もちろんエプロンは焼肉用。ビニール袋はというと「スマートフォン入れとしてお使いください。袋の上からでも操作できます」とのこと。
まさに「かゆいところに手が届く」サービスです。
■逸品「心ばかり」
ここで七輪が登場。炭火の上でサッと炙った肉を、とろみのあるダシ汁にくぐらせていただくという、初めて体験するメニュー。トッピングするネギ、肉の旨味、ダシの旨味が、絶妙にマッチした、まさに逸品。
■にく匣「上タン塩」「ハラミ」「カイノミ」「中落ちカルビ」「ゲタカルビ」
焼肉用の3種のタレのほかに、包み菜、ネギ、もみじおろし、大葉味噌、コチュジャン、シャリが付いてきます。自分で焼いて、アレンジして食べられるのですが…どの肉も、そのままで十分においしい。
■〆もの「ピリ辛じゃこたく飯」
山椒のピリッときいたじゃこと、たくあんののった飯を、まずはそのままいただきます。半分ほど食べたところで、次は揚げ玉とダシ汁を入れて「ダシ茶漬に」。食事の締めとしてぴったりの味わいです。
■甘味「白い○○プリン」
「何味のプリンか当ててみてください」とはお店のスタッフ。ひと口いただくと…ふわっとコーヒーの香り。正解は「白い珈琲プリン」でした。甘さもちょうど良く、締めのコーヒーのようにいただけます。
■「飲むヨーグルト」
最後に出てきたのは、「飲むヨーグルト」。脂っぽい食事の口直しに合う飲物として販売もしている『俺じなるヨーグルト』。生乳本来の甘さを生かしたやさしい味わい。金箔がのっていて、ちょっとリッチな気分。
ドリンクのメニューも「ビール」や「ワイン」のほかに、「焼酎」「日本酒」「カクテル」「マッコリ」なども取りそろえているので、料理に合わせていろいろ楽しんでみては。
また、こちらのお店では、『ふたごグループ』の焼肉店として、初めてランチ営業をスタート。ビジネスマン、学生、主婦の方といった、近隣の方々の生活に寄り添う焼肉店を目指していくとのこと。
ランチメニューの一部は以下。
■1日10食限定「東大丼」680円(税抜)
■「名物黒毛和牛の焼肉重」1,350円(税抜)
■「牛タンとろろ御膳」1,800円(税抜)
■「和豚もちぶたの野菜せいろ膳」1,280円(税抜)
ランチからディナーまで、焼肉のおいしさを味わえるのは言うまでもなく、落ち着いた和の空間は「大人の社交場」としての顔を併せ持っています。
デート、接待、会食、宴会…など、肉好きはもちろん、新しい焼肉の楽しみ方をぜひ体験しましょう。
店名 | 肉亭ふたご 本郷三丁目店 |
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住所 | 東京都文京区本郷5-24-7 プラウドタワー本郷東大前1F |
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営業時間 | ランチ11:00~14:00、ディナー17:00~23:00 |
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定休日 | 無休 |
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オフィシャルサイト | https://nikutei25.com/ |
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