グルメな銀座で美味しいディナーデート 銀座デートで行きたいお店

『銀座シックス 』の6階にあるオーストラリア産の食材やスパイスを使ったモダンオーストラリア料理を楽しめる本格グリル＆ダイニングバー。

大理石のバーカウンターを抜けると、一面の大きなガラス窓から陽光が差し込むラウンジ、さらに広々としたダイニングが広がっている。ウッディーな内装は、自然の中にいるかのような居心地の良さ。おしゃれな雰囲気はまさにグルメデートにぴったり。

メニューはトレンドをふんだんに取り入れたオーストラリア料理。おすすめは、ハイクオリティーな"オーストラリア産プレミアムパスチャーフェッドビーフ"。栄養価の高い牧草を食べて育った牛は、臭みがなく赤身肉のおいしさは折り紙付き！

日本ではここでしか食べられないメニューも用意する。

オーストラリア・シドニー発の『THE APOLLO（アポロ）』は、モダンギリシャレストラン。

2012年にギリシャ系オーストラリア人のサムと、シェフのジョンソンがシドニーにオープン。瞬く間に人気となったお店で、ハリウッドセレブも御用達という超一流店。その海外初店舗が『東急プラザ銀座』に登場した。

ギリシャ料理というと、ブドウの葉で肉や米などを包んで蒸し煮にする「ドルマ」や、トマトソース、ジャガイモ、ナスの重ね焼き「ムサカ」くらいしか知らない人も多いはず。

実際は、地中海の豊富な海の幸、太陽をたっぷり浴びて育った新鮮野菜をメイン食材に、オリーブオイルやレモンなどでシンプルに味付けしたものが多い。また、和食と同じく世界無形文化遺産にも選ばれている。そんなグルメ情報もさりげなく披露したい。

イタリアン激戦区の銀座で、注目のお店のひとつが『銀座シックス』6階の『il Cardinale（イル カーディナーレ）』。

かつて『銀座ソニービル』にあった名店『SABATINI di Firenze（サバティーニ・ディ・フィレンツェ ）』の系列店であり、イタリア本店そのままのホスピリティーを提供していることも人気の理由だ。

メニューは伝統的トスカーナ料理をメインにイタリア各地の郷土料理がずらり。トスカーナは良質な食材の宝庫で、豪快でシンプルな料理が特徴。この店は本格的だが、トラットリアスタイルなので、堅苦しくないカジュアルなグルメデートにぴったり。

賑やかな銀座コリドー通り沿いの7階に上がると、白木造りの凜とした佇まいの日本料理店が待っている。エントランスから個室へと向かう通路さえも、まるで一軒家のよう。ゆったりと落ち着いて食事できる。

銀座で肉料理といえば、しゃぶしゃぶ・すき焼き。この店では、日本三大和牛のひとつ「松阪牛」、『銘柄豚品評会』で日本一を獲得した銘柄豚「松阪豚」の両方を味わうことができる。臭みがなく、甘い赤身肉とさっぱりした脂身の「松阪豚」は、ビタミンBも豊富で女性にうれしい食材。

「松阪豚のたれしゃぶ」は、さっとお湯にくぐらせた松阪豚と葱を一緒にいただく。肉の旨味・甘味が引き立ち、シャキシャキとした葱とともに食べれば、上品な味わいが口の中に広がる。また、より贅沢な「すき鍋」なら、濃厚な美味しさが自慢だ。

2014年6月、銀座・並木通り沿いにあるビルの3階にオープンした『小熊（コグマ）』。

予約の取れない人気の老舗京料理・新橋『京味』で腕を磨き、懐石料理『小いわ』の料理長を務めた小岩氏による日本料理店だ。以前のお店の常連や食通たちの間で話題となり、開店まもなく超人気店となった。この店を予約していたら、きっと感激されるだろう。

日本料理は素材の持ち味を生かし、最大限まで引き出すのが特徴。全国各地から取り寄せる旬の食材を用いて、さまざまな料理へと仕上げていく。調理法はシンプルに見えて、細かな作業と気遣いの連続。丁寧な下ごしらえ、柔軟な発想があって初めて、他店にはない小岩氏ならではの逸品が完成する。特に「熟成魚のお造り」や「熟成和牛の逸品」は必食だ。

昭和10年（1935年）創業。一度は訪れてみたい、銀座を代表する一軒。

美食家として知られる魯山人をはじめ、各界の著名人たちに愛されてきたこの店は、ウニやイクラを初めて軍艦巻きにしたことでも知られている。シャリは選び抜いたコシヒカリをふっくらと炊き上げ、砂糖は使わず、米酢と塩のみで仕上げる。初代の徹底した教えを、二代目、三代目が受け継ぎ、職人たちの指針として深く根ざしている。

厳選した旬のネタを鍛え抜いた職人の技で提供。江戸の粋とは、伝統とは何なのかを言葉はなくとも伝わってくる。何よりも、細やかな気配りや会話も含め、すべてが一流の時間を紡ぎだす要素だと実感。最上級のグルメデートにふさわしい、本物を知るための一軒だ。

「シェリー酒の品揃えが世界一」としてギネスブックにも認定されている『銀座しぇりークラブ』は、知る人ぞ知る専門店。銀座コリドー街近くの隠れ家的なシチュエーションも魅力だ。

もともとシェリー酒は“酒精強化ワイン”といわれるだけに、ワイン好きなら必ず気に入るはず。さらに甘口から辛口まで227種という幅広い品揃えなので、好みを伝えればぴったりの一杯を用意してくれる。

1軒目のデートなら「しぇりークラブコース」（6,600円）がオススメ。「パエリア」「ハモン イベリコ ベジョータ」「アヒージョ」などおなじみのスペイン料理がずらり。しかも味は本格派！

銀座のグルメデートの締めくくりふさわしいお店が『MORI BAR』。

オーナーは伝説のバーデンダー・毛利隆雄氏。バーテンダーとして日本一に輝き世界大会でも活躍した毛利氏が1997年に開いた、隠れ家的な一軒だ。

毛利氏の代名詞といえるカクテルは「ブードルズ・マティーニ」だが、残念ながらのこのジンは終売に。ただし、ほかのマティーニであれば、毛利氏オリジナルを味わうことができる。ミキシンググラスの底を軽く押さえて、バースプーンで100回ステアする。あまりにも手際がよくて簡単そうに見えるが、もちろん素人にはムリ。これぞ熟練された技だ。