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【渋谷】これぞ究極の朝食の形!「ミシュランガイド東京」にも連続掲載された、行列必至の知る人ぞ知る人気話題店『かつお食堂』

渋谷のさくら坂

100年に1度とも言われる大規模再開発が今もなお続き、凄まじい変化を遂げている都内屈指の繁華街「渋谷」。渋谷で停まる多くの路線をはじめ、「渋谷ヒカリエ」「渋谷ストリーム」「渋谷スクランブルスクエア」「MIYASHITA PARK」「渋谷フクラス」…この数年、目まぐるしいスピードで数えきれないほどの施設が続々とリニューアル・建設されてきた大都市のひとつ。

そんな大都会の姿とは異なり、ひっそりと佇む一軒の小さな朝食店が話題を呼んでいる。

渋谷のさくら坂

渋谷の西口側、歩道橋を通って玉川通りを横断し、セルリアンタワー東急ホテル側。桜並木が立ち並ぶ「さくら坂」を登った桜ヶ丘エリア。その住宅街の一角に、突如として目に飛び込んでくる『かつお食堂』という文字が書かれた看板。

かつお食堂

隠れ家のように佇む『かつお食堂』は、まさに知る人のみぞ知る一軒。

かつお食堂

マンションの一室?と目を疑ってしまうほど、主張控えめでさりげない目印。

かつお食堂

そんな身を隠すように店を構える『かつお食堂』は、斬新さと伝統が掛け合わさった朝食を提供していることで、多くのメディアを賑わせては注目を浴びてきている。

かつお食堂

8:30の開店前から人を呼び寄せ、オープンから数時間経過した11時台でも、階段上までずらりと人が並んでいるのは、もはやデフォルトの光景。

「かつお食堂」の外観

連日行列が絶えないことから、その人気ぶりが伺える。

「かつお食堂」の外観

階段下へと続く入口まで、店主である永松氏が足を運んで撮影した、数々の一枚が展示されているのも粋。

「かつお食堂」の外観
『かつお食堂』の永松店主

『かつお食堂』を営むのは、″かつおちゃん“の愛称で親しまれ、鰹節伝道師として鰹の文化継承へ奮闘する永松氏。「鰹の文化を未来へ繋げたい」という想いのもと、鰹をこよなく愛し、鰹を求めて全国を回遊するひとり。

やることが見つからず、夜な夜なクラブ遊びをして過ごしていたギャル時代。ある日、祖母が鰹節を削る姿を目にし、その凛とした美しい姿と、唯一無二の美味しさに魅了され、そこから鰹節に取りつかれたかのようにのめりこんだという。

祖母が大切にしていた鰹節削り器を譲り受けてからは、毎日にように削っていたという永松氏。
北から南まで全国を飛び回り、全国の鰹産地や鰹節職人を訪ね、時には水揚げ現場や鰹漁に出ることもあったという。

「かつお食堂」の外観

そんな永松氏の真骨頂・すべてが詰まった集大成がこの『かつお食堂』に。

「かつお食堂」のミシュランシール

日本の食文化を伝えるお店として評価され、2022年から2年連続で「ミシュランガイド東京」の「ビブグルマン」に掲載。「価格以上の満足感が得られる料理」を提供する一軒の称号。

「かつお食堂」

『かつお食堂』を訪れる客は、実にさまざま。いわゆる「老若男女」はもちろん、海外から足を運ぶ訪日観光客も後を絶たない老夫婦、渋谷界隈に勤めていそうなおひとりさま、SNSを駆使していそうな感度の高い女子、男性同士、外国人…多様な文化と人種の人たちが、どこからともなく情報を聞きつけて『かつお食堂』に集まってくる。

「かつお食堂」の店内

コの字型のカウンターテーブルを配した、わずか10席ほどのこじんまりとした店内。派手さはなく、余計なものは一切不要!というこだわりすら伝わってくるような、そんな潔さとブレない姿勢が感じられる空間。

「かつお食堂」の店内

永松氏の祖母が描いた鰹の暖簾が、店内のアクセントに。

「かつお食堂」の店内

随所にまで鰹への愛が感じられる仕掛けが。

「かつお食堂」のメニュー

朝ごはんは「削りたて 本枯鰹節ごはん 一番出汁のおみそ汁/1100円」の一構成。

「かつお食堂」のメニュー

そのベースに、追加オプションで好みにカスタマイズしていくスタイル。

「かつお食堂」の調理風景

鰹節の中でも最高級の本枯れ節という、半年以上かけて大事に育てられた鰹節を使用。注文が入るたびに、永松氏自ら、カウンターの中で鰹節を手で削っていく丁寧な仕事ぶりが印象的で、周りに座る人たちの視線を自然と引き付けていく。

「かつお食堂」の調理風景

全ての鰹節は味も香りも異なり、一つとして同じものがない。複数の鰹節をリズミカルに削っていく姿と音は、不思議と店内にいる客に心地よさを与えている。

「かつお食堂」の調理風景

穏やかさと神聖な気持ちすらもたらす、神秘的にも感じられる儀式のひとつ。

「かつお食堂」のかつお節
「かつお食堂」の調理風景

炊き立ての白米の上に、まずはお手製の鰹節ふりかけをかけ、その上に削りたての鰹節を豪快にオン。

「かつお食堂」の定食

「削りたて 本枯鰹節ごはん 一番出汁のおみそ汁/1100円」

ふわふわの削り節をたっぷりと炊きたての白米にのせたごはんと、鰹出汁の利いた味噌汁。「日本人の朝食」の原点とも言える一汁一飯スタイル

「かつお食堂」の定食

本来名脇役である鰹節を、大胆にも主役にした定食。ありそうでなかった斬新な内容は、馴染み深い食材でありながら、どこか新鮮な気持ちにさせてくれるはず。

「かつお食堂」の定食

インパクトが絶大なビジュアルは、もはやごはんが見えないほど鰹節で覆われていて、これでもかと存在感をアピール。我々が普段良く目にする、いわゆる細かい鰹節とは異なり、幅広で力強い、大ぶりの鰹節がごはんの上に鎮座しているのだ。

「かつお食堂」の味噌汁

一番出汁でとったという味噌汁も、シンプルだからこそ丁寧な仕事ぶりが伺える逸品。メインは鰹ごはんだが、この味噌汁は主品を支える、なくなてはならない存在。これがあるからこそ、鰹ごはんの良さがより引き立つのは言うまでもない。

「かつお食堂」の定食

まずは何もつけずにそのまま。純粋に鰹節本来の香りを楽しむのが『かつお食堂』流。

「かつお食堂」の定食

口の中で柔らかく溶けるようになくなる、鰹節の芳醇な香りと奥深い旨味に魅了されるはず。

「かつお食堂」の定食

そして素材の味を嚙みしめたら、次は塩を少し加えることで、より増す鰹節の甘さ。旨味がさらに際立つことから、また異なる味わいを楽しむことができる。

「かつお食堂」の定食

鰹節とごはんの間に挟まれるように、お店特製の鰹ふりかけがお目見え。

「かつお食堂」のかつお節

鰹節だけでなく、そのふりかけからの味も重なり、相乗効果で旨味が倍増。
五臓六腑にまで染み渡る、優しくも深い味。「日本食って素晴らしい」と、改めて再認識させてくれる瞬間だ。

食事は本来会話が弾むものだが、『かつお食堂』では、そこにいる多くの人たちが食と向き合い、静かにじっくりと目の前の鰹ごはんと対話している姿を目の当たりにする。不思議と無言になってしまうほど、皆が噛みしめながら味わっているのだ。

「かつお食堂」の調理風景

かつお愛に溢れた″かつおちゃん“。

鰹節を削る″かつおちゃん“の姿も神々しく映り、「写真を撮らせてもらってもいいですか」という声もちらほら聞こえてくる。

平日は8:30〜13:00、土日は9:00〜13:00の営業時間を掲げているが、食材がなくなり次第お店は閉店に。実質、営業時間前には売り切れてしまうのがもはや当たり前。食材がなくなるとその情報はSNSを通じて発信され、おおよその閉店時間を予測することができる。

並ぶのは覚悟の上で、「遅めの朝食/早めの昼食」という心づもりで足を運べば、確実に食べることができるはず。

「かつお食堂」

大都会の渋谷にある、ほっとできる朝ごはんを食べられる場所。
ある種「都会のオアシス」ともいえる『かつお食堂』。

煌びやかで華やかな、いわゆる「映えごはん」もいいが、日本食のポテンシャルの高さを再認識できるような、そんなシンプルながらも奥深い朝ごはんを、時として味わってみてはいかがだろうか。

店舗情報

店名 かつお食堂
住所 東京都渋谷区鶯谷町7−12 GranDuo渋谷 B1
電話番号 03-6877-5324
アクセス ●JR各線 渋谷駅 西口より徒歩7分
●東京メトロ銀座線 渋谷駅 C2出口より徒歩8分
●東京メトロ半蔵門線 渋谷駅 C2出口より徒歩8分
●東急田園都市線 渋谷駅 C2出口より徒歩8分
●東京メトロ副都心線 渋谷駅 C1出口より徒歩9分
●東急東横線 渋谷駅より徒歩9分
●京王井の頭線 渋谷駅より徒歩10分
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