イタリア伝統料理「ボッリート」が主役! 新宿タカシマヤに『YUKA伊』4/27オープン!

イタリア伝統料理「ボッリート」が主役のイタリアン!新宿タカシマヤに『YUKA伊』4/27オープン!


「Bollito(ボッリート)」という料理を知っていますか?

イタリア語で"茹でる"という意味のイタリア北部の伝統料理。
牛、豚、鶏などいろいろな部位の肉を塊のまま、野菜とともにじっくりと煮込む料理で、フランス料理の「ポトフ」と類似する料理です。

イタリアンが好きという人でも、意外と食べたことがないかもしれません。素朴な家庭料理なので、コースで提供するリストランテではまずお目にかかれません。知る人ぞ知るイタリアン、といってもいいかも。

そんな「ボッリート」にスポットを当てたお店が『新宿タカシマヤ タイムズスクエア』14階に誕生した『YUKA伊』。

北参道に店を構える人気イタリアン『Convivio(コンヴィヴォ)』の姉妹店です。

『コンヴィヴオ』の辻大輔シェフは、20歳でイタリアに渡り、トスカーナ地方を中心に修業を重ね、渋谷『ビオディナミコ』を経た経歴の持ち主。

本格的なイタリアンを提供する『コンヴィヴオ』とは違い、もっと幅広い層に気軽に楽しんでほしいという思いで、今回のオープンに至りました。新店では、スーシェフの斎藤氏が腕を振るいます。


黒を基調に、白い暖簾が揺れる外観は、まるで日本料理店のような装い。それもそのはず、以前は水炊き専門店だった場所に、あえて居抜きで入店親しみやすさや居心地の良さを演出するためにも、和の趣とイタリアらしさと融合させています。

店内はカラフルなイタリアンカラーを効かせたインテリア。

『YUKA伊』店内
『YUKA伊』店内2


小上がり席や個室もそのまま活かしているので、家族連れの利用もおすすめです。

『YUKA伊』小上がり
『YUKA伊』個室


この店のメイン料理「ボッリート」は鍋のまま提供され、卓上にはIHヒーターが完備されているので、最後までアツアツのまま食べられるのがポイント。

それでは「ランチコース」の料理をご紹介。
※旬の食材を使用しているので内容は替わります/画像は2人前

■「赤ワイン」「スパークリングワイン」

「スパークリングワイン」「赤ワイン」


■「つきだし」
・黒トリュフが香る「アランチーニ」(イタリアのライスコロッケ)

アランチーニ


・グラナパダーノチーズと和えた「キハダマグロのタルタル」、ジェノベーゼソースのジャガイモのピューレ

「キハダマグロのタルタル」


・クリームチーズ、清美オレンジを潜ませた「最中」

「最中」


・バラの咲く鉢に「グリーンオリーブ、リンゴのコンポート、チーズ」

「グリーンオリーブ、リンゴのコンポート、チーズ」


■「ボッリート」

ボッリート


昆布ベースの出汁に、素材そのものの旨味が合わさった極上のスープ。具材は、大山鶏のもも肉、信州白樺牛のすね肉、自家製サルシッチャを中心に、ニンジン、タマネギなどの香味野菜がごろり。

ボッリート皿に


なかでもメインの大山鶏は2時間かけて真空調理しているので、しっとりなめらかな食感。骨回りの身もするっと外れるので、余すところなく楽しめます。

薬味


味変にと添えられた薬味。
伝統的な「サルサ・ヴェルデ」「サルサ・トンナ(ツナ)」のほか、辻シェフのオリジナリティーあふれる3品も。

信州・安曇『藤屋わさび農園』の「葉わさび」、『大桂商店』の「信州味噌」、京都『飯尾醸造』の純米富士酢や『やまつ辻田』の「堺鷹の爪」を使った「胡瓜ピクルス」。辻シェフが今まで出会った生産者や食材とイタリアの伝統が見事に融合しています。

5種ともそれぞれ見事に味のベクトルが異なるので、ぜひすべて試してみてください。

■「フォカッチャ」

「フォカッチャ」


ほんのり塩味の効いた、もちっと食感のフォカッチャ。
スープをたっぷりと吸い込んでくれます。

■「ボッリートのスープパスタ」

「ボッリートのスープパスタ」


「ボッリート」のスープと合わせたシンプルなパスタ。
先ほど提供されたスープの残りを使うわけではないので、すべて飲み干してしまって大丈夫です。

シンプルながらさまざまな食材の旨味が混ざり合った複雑な旨味を楽しめるスープ。グラパナーダチーズ、九条ネギと山椒でまとめています。チーズと山椒の相性は抜群。山椒のシビレの余韻が心地いい食後感。

ドルチェ「パンナコッタ」


メロンの果肉に赤肉メロンのソース、クランブルにはなんとクレソンのパウダー。品のある甘さです。

■「コーヒー」と小菓子

「コーヒー」と小菓子


コーヒーはお湯呑みで提供されるのも、なんだかほっこりします。

小菓子は「ビスコッティ」「アマゾンカカオのショコラ」。最後はしっかりと〆て。

『コンヴィヴォ』と変わらぬクオリティの前菜や付き出し、ドルチェも楽しめて、ランチコース3,300円とはかなりリーズナブルです。また、『コンヴィヴォ』で大人気の「ラザーニャ」も楽しめる「YUKA伊コース」は、女子会にもぴったり。

メニューは下記のとおり。

【ランチ】
・「パスタランチ」1,980円
・「ランチコース」3,300円
・「YUKA伊コース」8,250円

【ディナー】
・「ショートーコース」4,950円
・「YUKA伊コース」8,250円
・「スペシャルコース」11,000円
・「お子様メニュー」1,430円


またワインもおすすめ。グラス660円から、ボトルでも3,300円からとお手ごろ。

店名には
『YU+伊=ゆい・結。KA+伊=かい・快・会』とさまざまな意味が込められています。「みんなで集まっておいしいものを食べる」ことの大切さを実感した私たちにとって、レストランは最適な場所。

「ボッリート」は肉と魚から選べますが、こちらでは「サステナブル・シーフード」を採用していく予定だとか。この先もずっと魚を食べ続けられる世界であるために、水産資源や環境を守る活動をしながら料理を提供していく辻シェフの姿勢の表れです。

まずは、まだ珍しい美味しい料理をみんなで楽しんでみましょう。

店名YUKA伊(ユカイ)
住所東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア本館14F
電話番号03-5361-1650
営業時間【ランチ】11:00~15:00(L.O.14:00)
【ディナー】17:00~23:00(L.O.22:00)
オフィシャルサイトhttps://www.yuka-i.jp/


情報は2022年5月13日現在のものです。

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