うまい遺産 ~あの店のこの逸品~ 第3回 「小春軒」 | 美味案内

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2013年6月11日更新

うまい遺産 ~あの店のこの逸品~ 第3回 「小春軒」

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人形町三大・洋食のうちの1軒『小春軒』は、創業明治45年。
かの山縣有朋のお抱え料理人・小島種三郎氏が、女中の春さんと結婚し開いたお店です。

看板メニューの「カツ丼」1300円 (味噌汁付)は、他に類を見ない逸品。
初代が考案したひと品でしたが、戦前にメニューから消えてしまいました。
それを17年ほど前に、3代目が記憶を頼りに再現・復活させたのです。
詳細なレシピが残されていなかったので、試行錯誤を繰り返したそう。
さらに、この「カツ丼」を作るのには、ぴったりと息の合った連携が不可欠。
3代目と4代目だからこそ、作ることのできる逸品です。

デミグラスを加えた秘伝の割り下に、タマネギ、ジャガイモ、ニンジンなどを合わせ
カラッと揚げた一口大のカツをさっと煮て、炊き立てのごはんに乗せる。
さらに、半熟の目玉焼き、野菜を乗せて出来上がり。

カラッと揚がったカツはサクサクと歯ごたえがよく、
コクのある割り下が野菜の甘みをやさしくまとめます。
大正時代にすでにこの完成度だったとは驚くばかり。

「カツ丼は当時、ご馳走でした。さらに特別感をアップさせるために卵をのせたそうです」とご主人。

創業100年を迎えた老舗ながら、少しの気取りもない『小春軒』。
良心的な価格と、変わらない味は、下町で愛され続けています。

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小春軒
住所:中央区日本橋人形町1-7-9(地図・乗換案内
TEL:03-3661-8830

店舗詳細はこちら⇒ //bimi.jorudan.co.jp/shop/1202/


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