店主が語る
『季節料理 遊仙』の手引き
見た目だけではわからない飲食店のこと。食材、歴史、人柄、こだわり、コンセプト…
お店“ならでは”の情報を教えてもらって、もっとおいしく、もっと気軽に食事を楽しもう。
本格鱧料理にレアな冷しひれ酒!
夏こそ訪れたい淀川の名物居酒屋
鍋、鯨肉、メンチカツ…
超多彩なメニューに注目
ラーメン激戦区として注目される大阪の西中島南方駅界隈。このエリアは、新幹線が発着する新大阪駅から一駅という立地と、オフィスビルが建ち並ぶことで、会社員に長く愛され続けている酒場が多い。この地で20年続く『季節料理 遊仙』もその一軒だ。名物は完全オリジナルのピリ辛鍋「ゆうちゃん鍋」。大阪を訪れたら「この鍋!」という出張族のファンも多い。そのほかにも日替わりだけで50種ほど揃える多彩な料理も評判だ。「仕入れによっては鯨肉の造り、和牛の網焼きなどもあります。珍味系も充実していて、今はカツオ醤油でいただく島らっきょうが人気ですね」と店主の大池氏。洋食屋顔負けの味で提供する、自家製濃厚デミソースのかかった「ミンチカツ」などもあるから驚き。「好き嫌いを気にせず、西中島で居酒屋選びに悩んだらとにかく来てみてください」。
>>「季節料理 遊仙」の詳細情報はコチラ
日本料理店顔負け!
技が光る本格鱧料理
夏は、骨切りを始め、しっかり仕込んだ鱧の料理がおすすめ。「清涼感を求めるなら梅肉がのった“鱧ちり”、鱧の旨味を存分に感じたいなら、皮だけさっと炙って香りを引き出した“鱧の焼霜造り”が人気です」。また、鱧の頭の骨と昆布、ウルメとカツオから丹念にとる2種の和ダシを合わせて仕上げる「鱧なべ(前日までに要予約)」は、この季節だけのとっておきの味だ。「甘味のある淡路産玉ねぎをドバッと鍋に入れてから、そのダシで鱧を煮て食べます」。鍋の最後は、鱧の旨味が染み出たダシに、もち麦で打った兵庫県播州のご当地麺「もちむぎ麺」を入れてシメる。本格的かつ、ほかにはないスタイルで鱧の魅力を余すことなく楽しめる逸品だ。居酒屋でありつつ、食通も喜ぶような質の高い季節料理を提供し続ける姿勢に、リピーターが途絶えることはない。
>>「季節料理 遊仙」の詳細情報はコチラ
日本酒党ならずとも大注目
オリジナルの冷しひれ酒
お酒に関しても生ビール、日本酒、地酒、焼酎、ワイン、マッコリに加え、今若者を中心に人気の超炭酸メニューなどバラエティー豊か。なかでも特に夏に評判なのは冷酒。「大吟醸の辛口を中心に全国から厳選して取り揃えています。いちおしは焼いたフグのひれを漬けこんだオリジナルの“冷しひれ酒”」。なかなかお目にかかれないレアなひと品は、風味もアルコールのきき具合も、熱燗とは異なる味わいを持つ。まさにお酒好き大注目の1杯。「飲み放題セットやコースも充実しています。宴会を考えている方は気軽に相談ください」。夏の暑さや疲れを吹き飛ばす、おいしい料理とお酒。気の合う仲間と「涼」を求め、ぶらりと立ち寄りたい一軒だ。
>>「季節料理 遊仙」の詳細情報はコチラ
すべて熟練の料理人が調理。本格的な味わいも20年間愛され続ける理由といえる。「おひとりから最大40人の宴会まで人数問わず歓迎します」と店主の大池氏。家庭的かつ大衆的な雰囲気も居心地が良く、お酒が進む
- 大阪の街中で、本格的なおいしい鱧料理を食べたい人
- 夏らしい料理での接待や会合、宴会を考えている幹事
- 知る人ぞ知る大阪を代表する居酒屋に興味のある出張客
Shop Data
このページのデータは2015年7月29日現在のものです。