店主が語る
『巣鴨三浦屋』の手引き
見た目だけではわからない飲食店のこと。食材、歴史、人柄、こだわり、コンセプト…
お店“ならでは”の情報を教えてもらって、もっとおいしく、もっと気軽に食事を楽しもう。
真心こめたおもてなし
栄養と愛情の詰まったすっぽん料理
「まがいものはやりたくない」
職人が伝える真摯な思い
創業36年を迎える『巣鴨三浦屋』は、もともとはふぐ屋。しかし、ふぐはシーズン物。通年提供しているすっぽん料理がクチコミで広まり、さらに『スーパーハイスープ』がメディアで紹介されたこともあって、「今ではすっぽんとふぐの割合は9対1だったりするから。店内が女性グループだけだったこともあるのよ」と女将。とげぬき地蔵を訪れる年配の方から、美と健康に敏感な女性、食通の会社員まで、客層や目的は実にさまざま。この道一筋の店主は「女性やお子さんに食べてほしいから、添加物は一切使ってないし、すっぽん鍋には出汁も生姜も入れません。丁寧に下ごしらえをしているから臭みがないんですよ」と語る。また、オリジナルメニューも人気の理由。自家製ポン酢でいただく「しゃぶしゃぶ」は、淡泊ながら旨味はしっかり。鶏肉よりもさらっとした脂が乗った「網焼き」、臭みが全くなくとろっした食感の「レバーの塩焼き」も、ほかにはないおいしさだ。基本のコースを注文するつもりが、ついグレードアップする人も多いという。
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確かな腕と心遣いが生んだ
『スーパーハイスープ』
医食同源の国・中国で古から食べられてきたすっぽんは、宮廷料理にも重宝された貴重な食材。アミノ酸、コラーゲンなど多くの栄養素を含み、血行促進や浄血作用があるといわれている。この栄養価と旨味を独自の製法で凝縮したのが、“飲むエステ”として女性たちに愛飲される『スーパーハイスープ』。試行錯誤を重ね、ほんのりと甘く、身体に染み入るような滋味深い味わいに仕上がっている。「飲むと“紅葉前線”のように身体の上から順に効いてくるから。20分くらい待ってみて」。美肌、疲労回復など効果を実感したお客さんのエピソードは多々あるが、それも女将の心遣いがあるからこそ効果倍増なのだろう。「疲れているお客さんがいたら、さりげなく様子を見て、スープを勧めてみる。気さくに会話して、帰りに“ありがとう”と言われたら嬉しいわね」。
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喜ぶ顔が一番!
手間をかけてもおいしさを優先
もちろん、冬期のふぐ料理もおすすめ。店主が引く「ふぐ刺し」は、美しさもさることながら、身の厚みがしっかりしている。「職人だから綺麗に薄く引くことはできますよ。でも、やっばり食べた感じがしないと。上質なものを一番おいしい状態で食べてほしいので、注文が入ってから調理します」。食べ応え十分でありながら、驚くほど良心的な価格。「やっぱりお客さんの喜ぶ顔が見たいからね」という笑顔が、常連客を掴む秘訣のひとつだろう。
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「長いお付き合いになれば嬉しいね」と生粋の職人である店主と客席を和ませる女将。確かな腕とさりげない心遣いが、訪れる客を元気にしてくれる
- 美容や健康を気遣うアンテナの高い女性たち
- 悪酔いせずにすっぽん料理と宴会を楽しみたい会社員
- 日本の食文化で外国からのお客さんをもてなしたい人
Shop Data
このページのデータは2013年11月26日現在のものです。