宴会|店主が語る「サイエンスバー INCUBATOR」の手引き

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『サイエンスバー INCUBATOR』の手引き

見た目だけではわからない飲食店のこと。食材、歴史、人柄、こだわり、コンセプト…
お店“ならでは”の情報を教えてもらって、もっとおいしく、もっと気軽に食事を楽しもう。

INCUBATOR

フラスコやビーカーで1杯!
科学とワインの楽しい融合

異業種交流の場を提供する
生物科学の元研究者!?

東京でも特に通なグルメ人が集まるといわれる四谷・荒木町。個性的な飲食店が多い街だが、とりわけユニークなお店が誕生し、話題を呼んでいる。その名も『サイエンスバー INCUBATOR』。「もともと生物科学の研究者をしていました。東京にはいろいろなお店がありますが、研究者と一般の方が交流できるような場があったらいいな、と思いまして…」と野村氏。まったく畑の違う人間が飲みの席で出会うと、思いもよらない発見があったり、面白いコラボレーションが生まれたりするという。店名の「INCUBATOR(インキュベータ)」とは、英語で“孵化器・保育器”という意味。「じっくり温めて、なにかが育まれるような場所になれれば」という店主の思いが詰まっている。
>>「サイエンスバー INCUBATOR」の詳細情報はコチラ

>>お問い合わせ:050-1864-3739

サイエンスバー INCUBATOR 1

酒器はフラスコやビーカー
でもお酒は高品質を揃える

「科学者がお店をやるからには、ちょっと変わった趣向を」と、アルコールランプで「チーズフォンデュ」を温めるなど、揃えている“小道具”の数々が、実に面白い。生ビールはビーカーに注がれ、ワインのテイスティングは試験管、日本酒のお燗には三角フラスコが登場する。実験器具が酒器に変身、これがなんとも楽しい。店内には白衣も用意され、自由に着ることができる。しかしこれだけなら、コスプレ・バーにすぎない。「ネタだけのお店にはしたくなかった。提供するものがいいかげんだと、一度来てもらってそれで終わりですからね。だからワインはすべて水準以上の銘柄をセレクトしています」。フランス、イタリア、日本産など、各国から厳選したワインは味、品質ともにしっかりしていて、それでいてボトルは3500円からと手頃だ。もちろん、試験管はあくまでも余興。飲む際には本格的なワイングラスできちんとサーブされる。
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サイエンスバー INCUBATOR 2

ワイングラスは純水で洗う
世界トップクラスの洗浄度

「ワイングラスの管理にもこだわり、きれいに洗ったグラスはすべて、純水ですすいでいます」。器具の洗浄や、試薬の調整などに使用する、塩素などの入っていない、あの純水だ。「不純物の一切付いていない状態にできるんです。うちのグラスの洗浄度は世界トップレベルですよ」。カウンター脇には、医薬・化学品の世界的企業であるメルクミリポア社製の純水製造装置を設置。この純水を使って飲む「水割り」のファンも多いという。「メニューには僕の大好きな生牡蠣や、シメには特製のカレーなども用意しています。お客様は科学者や医療関係、反対に理科が苦手だったという人までさまざま。ぜひ一度遊びにいらしてください」。一見、真面目な学者肌風の野村氏だが、実は冗談好きで気さくな人。ひとりでも気軽に立ち寄れる一軒といえる。
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サイエンスバー INCUBATOR 3 サイエンスバー INCUBATOR 4
サイエンスバー INCUBATOR 5

店内には映写機もあり、「“STAP細胞とは?”なんていうイベントなども定期的に開いています」と店主の野村卓史氏。実際に細胞採取をして診断する「遺伝子占い」も人気

~このお店にオススメの人~
  • 試験管やビーカーなど楽しい酒器で銘柄ワインを楽しんでみたい人
  • 科学者出身のオーナーによるサイエンス話を聞いてみたい人
  • 四谷・荒木町界隈で少人数の会合を予定している30~40代会社員

Shop Data

撮影:杉本剛志
このページのデータは2014年10月22日現在のものです。

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