宴会|常連客が語る「魚料理 遠州屋」の手引き

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店長画像 常連客が語る
『浅草「魚料理 遠州屋」』の手引き

見た目だけではわからない飲食店のこと。食材、歴史、人柄、こだわり、コンセプト…
お店“ならでは”の情報を教えてもらって、もっとおいしく、もっと気軽に食事を楽しもう。

魚料理 遠州屋メイン画像

会社帰りに“全国の漁港”を巡る!?
魚が自慢の古き良き大衆割烹

人情味溢れる江戸弁が
心和む雰囲気を生み出す

「初めて訪れたのは十数年前。それから週3~4日は来ています」。笑顔で応えるのは、お店きっての常連客、高倉さんと鉄山さん。彼らの特等席は、帳場の前にある掘りごたつ席だ。「後ろから聞こえるご主人の江戸弁をBGMに飲むのが好きでね。いまも若旦那と女将の、にぎやかな会話を肴に楽しんでいます」。職人かたぎが残る土地柄、威勢の良い“べらんめえ調”の言葉が飛び交う。“そっちはもういっぺぇだぞ”“こっちにすりゃいいじゃねぇか”…最初こそ、ちょっと恐い感じもするが、慣れてくると、元気で人懐っこい下町の温かさが伝わってくるから不思議。「店員も女性が多く、下町ならではの献身的な接客が気に入っています」。人と人との繋がりを大切にする庶民的な習慣。会社帰りの人に“今日も一日お疲れさま”と、疲れを労うひと言を掛けるなど、一歩踏み込んだ対応が、今の時代には無くなってしまった、居心地の良さを与えてくれるのかもしれない。
>> 浅草「魚料理 遠州屋」の詳細情報はコチラ

>>お問い合わせ:03-3844-2363

魚料理 遠州屋1

天然物を安価で楽しめる
“本日のおすすめ”はぜひとも

「刺身、煮付、寿司、鍋…とにかく何でも安くてうまい! 浅草の中心地にあるお店のほぼ半値で、しかもおいしい」。それもそのはず、若旦那は書籍『旬を味わう魚の事典』の監修者として名を連ねる“目利きのプロ”。毎日真剣勝負で仕入れに励むからこその賜物だ。「魚はその日に全国で水揚げされ、目利きで選んだ天然物のみ。会社帰りにふらっと各地の漁港に立ち寄って、新鮮な魚を食べ歩いている感覚です」。30種以上のコースと、200種近い料理。初めての来店者なら“本日のおすすめ”が一番という。「旬の素材が豊富だから、自分たちもそればかり。そして2時間ほど飲んで食べて勘定は2000円前後。だから毎日来てしまうんです」。
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>>お問い合わせ:03-3844-2363

魚料理 遠州屋2

おいしい魚を食べたいなら
気軽に若旦那や女将へ相談しよう

「いつも混んでいるのにうるさくない…そこも良いですね」。年齢層が比較的高いこともあって、全体的に落ち着いた雰囲気。「家族連れのお客さんも多く、魚の種類、獲れる季節などを、子どもに教える姿もあったりします」。スーパーで売られている切り身のまま海で泳いでいる…そんな間違った知識を持つ子ども多いと聞く昨今。産地や安全、栄養バランスうんぬんより、もっと大事なことをここでは学べるという。「それに魚のことだったら、若旦那や女将が何でも教えてくれるから」。旬を知らない大人も勉強になりそうだ。「一般的な居酒屋と同じ予算で、本物を食べられる、都内唯一の大衆割烹。キャッチフレーズ通り“いらっしゃる方には、おいしい時間を過ごしていただきたい”です」と最後は二人で締めてくれた。
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魚料理 遠州屋3 魚料理 遠州屋4
魚料理 遠州屋5

台東区の企業で代表取締役社長を務める高倉利幸さん(左)と、同社取締役の鉄山秀雄さんは、自他ともに認める生粋の常連。その下の集合写真・手前中央が女将。右隣が若旦那。みなさんの表情からも、下町の人情深さが感じられる

~このお店にオススメの人~
  • 天然物の旬の魚をリーズナブルに食べたい人。魚を詳しく知りたい人
  • 居酒屋価格で、静かにお酒と料理を楽しみたい40代会社員
  • 浅草の“古き良き下町風情”を体験してみたい人

Shop Data

撮影:横川雄
このページのデータは2013年9月10日現在のものです。

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