世界が注目する次世代美味、ペルー料理 | 美味案内

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ニューオープン・レビュー

bepocah(神宮前/ペルー料理)
bepocah
(神宮前/ペルー料理)

2013/3/21オープン

世界が注目する次世代美味、ペルー料理

「4種のお楽しみカウサ」1800円。スイーツのように美しくデコレーションされた華やかなひと品。ペルーでは家庭ごとに大きさも形も異なるという

明治通りからキラー通りへと抜ける道の途中に、突如現れる黄色の建物。背の高い扉を開くと、そこには異国情緒溢れる魅力的な空間が広がっている。植民地時代のペルー・リマをイメージしたというコロニアル様式の店内。木の温もりをそのまま生かした柱や階段、鮮やかな赤をアクセントにしたインテリア、ペルーから運んできた調度品、そしてエントランスの床にはリマの教会にも使用される伝統的な陶磁器製のタイルが貼られ、訪れる人をペルーへの小旅行へと誘ってくれる…そんな本場の雰囲気を満喫できるお店だ。


ウェイティングとしても利用できるバーカウンターと円形のソファ席が1階に設けられ、2階には大テーブルとソファ席を用意。シーンに合わせて食事を楽しむことができる

実は意外と知られていないが、いま次々と世界中でハイエンドなペルー料理レストランが誕生している。理由は2011年に開催された「世界料理サミット」。開催国となったペルーに、料理人の注目が集まったことはもちろん、昨年、日本でも上映されたドキュメンタリー映画に、あの世界的に有名なレストラン『エル・ブジ』のフェラン・アドリア氏が登場。ペルーの市場へ出向き、ペルー料理を絶賛したのだ。「まだ日本では知られていませんが、少しずつ美食家の間では話題になっているようです。だからこそ本物のペルー料理を味わっていただきたいと、急いでお店を開店しました」。もともとペルー料理店を出店したいと思っていたところに、予期せぬムーブメントが到来した。


「セビチェ・トラディショナル」1800円。白身魚と赤玉ねぎ、アヒ、コリアンダを、ライムやレモンでマリネ。添えられるチョクロ(大粒のとうもろこし)が珍しい

料理のラインアップには定番の「セビチェ」を始め、「ティラディート」、「カウサ」などが揃う。もともとペルー料理は、豊かな食材とさまざまな人種の文化が混ざり合い、バラエティ豊かなところが特徴。「セビチェ」は魚介類のマリネ。「ティラディート」は魚を刺身のようにスライスしソースをかけて食べる料理のこと。太平洋に面した土地柄と日系人の影響もあり、新鮮な魚介を生のまま使った料理が多いのだ。また「カウサ」は、マッシュしたジャガイモにアヒ(とうがらしの一種)とライムで味をつけ、チキン、タコ、エビ、カニなどをあしらったペルーの家庭料理だ。代表的なお酒はぶどうを蒸留して作られるアルコール42~44度の「ピスコ」。「そのままでは強すぎるので、カクテルを多数ご用意しています」。


「ペルーというとマチュピチュしか知られていませんので、これからはおいしい料理がたくさんあることを広めていきたいです」。その言葉通り、メニューのほとんどは、現地ペルーでも人気のある料理ばかりを用意。ブームが間近に迫っているペルー料理だけに、これから目が離せない一軒になりそうだ。

入口横に灯るアンティーク・ランプは、ペルーから運んできたもの。鮮やかな色彩の外壁は、それだけで日本とは違った雰囲気を醸し出している

 
Data
bepocah(ベポカ)
電話番号: 03-6804-1377
住所: 渋谷区神宮前2-17-6

撮影:鈴木智哉  取材・文:平林善行(編集部)
このページのデータは2013年4月30日現在のものです。

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