今、行くならこのお店
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ニューオープン・レビュー
2009/6/11オープン
モチっとした食感の皮がおいしい手作り餃子専門店
看板メニューの「大連焼餃子」。フライパンで7個ずつ焼かれるので、丸く羽根がついていて、外はパリパリ、皮はモッチリ、中はジューシーな食感が楽しめる
東京メトロ南北線麻布十番駅1番出口から徒歩約5分。仙台坂下交差点にほど近いビルの1階に餃子専門店がオープンした。数々の飲食店が軒を並べるグルメタウン・麻布十番にあって、意外にも餃子専門店はありそうでなかった存在だとか。店名の『DALIAN』は大連の英語読みだそうで、通りに面してウッドデッキを設けたガラス張りの店構えは、一見カフェ風で女性同士でも入りやすい雰囲気。軒先の『大連餃子基地』と記した大きな提灯とハスの花のマークが目印だ。
自慢の餃子メニューは「大連焼餃子」「大連水餃子」「パクチー焼餃子」「パクチー水餃子」「海鮮水餃子」「野菜水餃子」「緑茶水餃子」の7種。満州族の伝統が残る大連は“餃子発祥の地”とされ、各家庭でさまざまに工夫を凝らした餃子が作られている。そんな大連の餃子をイメージしたこの店のこだわりは、すべて店内で丁寧に手作りすること。とくにモッチリとした皮は焼いても水餃子でもおいしいと評判で、その独特の食感は小麦粉にもち粉を混ぜることで実現したものだという。一番人気はやはり羽根付きの「大連焼餃子」だが、本場の香酢(黒酢)をつけてツルっと食べる水餃子もクセになりそうなおいしさだ。
「特製窯焼き焼豚」「手羽先の唐揚げ」など、餃子以外のメニューも充実。「担々麺」などの麺類や中国醤油とオイスターソースを使った「黒チャーハン」なども人気が高い。ドリンク類も、餃子と相性抜群のビールのほか梅酒・焼酎・紹興酒などバラエティ豊か。なかでもサントリー特製のハイボールタワーを使い、キメ細かい泡のシュワシュワ感が楽しめる「ザ・角ハイボール」はアルコールが弱い女性にもおすすめの一品だ。ランチタイムには、餃子(7個)・サラダ・ザーサイ・ご飯・スープ・デザートが付いた「餃子セット」「日替わりセット」など7種のセットメニュー(850円~)を用意。お得感満点の内容が周辺のサラリーマンやOLに評判を呼んでいる。7月13日には、早くも2号店が横浜中華街の大通り沿いにオープン。今後も目が離せない楽しみな店が誕生した。
黒をベースにオレンジとグリーンがアクセントカラーとなったおしゃれな店内。鳥の巣や蒸籠をイメージさせる天井には、鳥籠をアレンジした照明が使われている
電話番号: 03-3454-5848
住所: 港区麻布十番3-6-2
このページのデータは2009年7月31日現在のものです。