美味案内を運営するジョルダン社員が「食」を楽しむプロジェクトの一環として実施しているブログです。
今年2月、『表参道ヒルズ』は10周年を迎えました。トレンドを生み出す原宿・表参道エリアのランドマークだからこそ、グルメも常に新しい風を吹き込んでいます。
3月18日にオープンした『Spatzle CAFE & WINE(シュペッツレ カフェ&ワイン)』は、店名に掲げているように「シュペッツレ」を楽しめるパスタレストラン。
そもそも、ドイツ生まれの新感覚・生パスタ「シュペッツレ」とは?
ドイツ南西部“シュヴァーベン”の名物料理。生パスタといってもかなり柔らかいので、一般的なパスタのような製麺機ではなく、大根おろし器に似た「シュペッツレプレッセ」や、ろ過型の「シュペッツレホーベル」といった特殊な器具を使用して茹でます。家庭では、まな板から包丁で削ぎ落とすように、湯に落とすやり方もあるのだとか。
長さ4センチほどのショートパスタで、モチモチ、つるんとした食感。ソースとも絡みやすいのが特徴です。
この店では「シュペッツレ」を中心に、本格ドイツ料理やドイツのスパークリングワイン「ゼクト」を提供。デザートはパティシエによる手作りで、ランチタイムにはスイーツワゴンも登場するのだとか。楽しみですね。
でも、まずは、食べてみなくて分からない!オープン直前にお伺いしました。
場所は『表参道ヒルズ』地下3階。
外の喧騒が嘘のような、しっとりした空気が流れます。
店内は、白木のテーブルに、さまざまなテキスタイルの椅子が温かみを添える落ち着いた雰囲気。
奥にはゆったりとくつろげるローテーブル&ソファ席も用意。
新進気鋭のアーティスト作品も展示。
4月22日までは『及川キーダ コレクション展』を開催しています。
まずはドイツワインで乾杯!
気になる「シュペッツレ」は常時15種を用意。
「シェフのおすすめ」といった日替わりのパスタも。
その中から気になったのは…
■「トリュフ風味のカルボナーラ」 2400円
ニョッキにも近い、でも違うモチモチとした食感。
ソースとの絡み具合も素晴らしい。
トリュフの香りがふわーっと広がる、贅沢なひと皿。
■「ドイツ産ソーセージとキャベツのペペロンチーノ」 1500円
ソーセージの旨味をキャベツが吸い込んだ、味わい深いペペロンチーノ。
■この日の「本日のシェフのおすすめシュペッツレ ~シラスと鱒の卵のペペロンチーノ~」 1800円
バジルとシラスがよく絡んだ、春らしいパスタ。
鱒の卵のプチプチ感がいいアクセントに。
■「雲丹たっぷりのペペロンチーノ」 2400円
濃厚なウニの風味がなんとも贅沢!
クリーミーで、つるんと食べられます。
■「直輸入ソーセージのグリル4種盛り合わせ」 3980円
ドイツといえば、やっぱりソーセージ! そしてポテト!
パリッとした皮、中からあふれる肉汁…、やっぱりビールとベストマッチ。
■「仔羊もも肉のビール煮込み ミルフィーユ仕立て」 3200円
サクサクのパイの間には、じっくりと煮込んだ仔羊のもも肉。
豪快ながら、繊細な味わいも特徴。
■「古代麦とハーブのサラダ(ヒルデガルド風)」 1200円
彩りも鮮やかな旬野菜の上には、美容に効果的といわれるスペルト小麦をトッピング。
このほかにもさまざまなアラカルトを用意。
堪能するなら「ディナーコース」5500円もオススメです。
パティシェによるスイーツも美しい。
スイーツワゴンブッフェを楽しめる「ランチコース」は、“甘いものは別腹”という人にとって要チェックです。
もちろん、直輸入ドイツワイン・ビールは充実の品揃え。
「フランツィスカーナーヴァイスビア」「シュパーテン」の樽生ビールはイチオシ。
ワインも赤・白30種と豊富なので、気軽にスタッフに相談を。
まだまだ意外と知られていないドイツ料理。
新感覚のパスタ・シュペッツレを始め、新しいドイツ料理の魅力を堪能してみてください。
店名 | Spatzle CAFE & WINE(シュペッツレ カフェ&ワイン) |
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住所 | 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館B3 |
電話番号 | 03-5775-1941 |
営業時間 | 11:00~23:30/日祝11:00~22:30 |
定休日 | 不定休(表参道ヒルズに準ずる) |
公式サイト | http://www.zato-trd.co.jp/ |