和の魅力があふれる 神楽坂・路地裏めぐり | 美味案内

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神楽坂メイン画像
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神楽坂 ♯01

和の魅力があふれる 神楽坂・路地裏めぐり

細い路地が迷路のように行き交う神楽坂は散策にぴったりの街。通りを歩けば、民家からふと三味線の音が聞こえてきたり、芸者さんとすれ違ったりと、私たちが普段の暮らしで忘れかけている和の文化に思いがけず出会えることも少なくありません。そんな、神楽坂ならではの魅力に触れられる、古民家カフェや日本料理店をご紹介。

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神楽坂 路地裏グルメMap
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神楽坂は坂道と路地の街。メインストリートの神楽坂通りから一歩入ると「本多横丁」「みちくさ横丁」「芸者小道」といった通りが複雑に入り組み、つい気づかぬうちに知らない道へ迷い込んでしまいそう。そんな風にあえて迷子になるのも神楽坂散歩の醍醐味。路地裏の猫のように、ぶらりと寄り道を楽しんでみましょう。

神楽坂のイメージといえば、花街ならではのしっとりした佇まい。老舗料亭や割烹に混じって、ここ数年は、古民家を改装したり、和のテイストを上手に取り入れたお店が増えてきています。 お店があるとは思えないような住宅街の路地にひっそりと佇む『日本茶 茜や』は、入口に掲げられた白いのれんが目印。ついうっかり通り過ぎないようご注意を。

【A】日本茶 茜や

日本茶 茜や 閉店

築50年の民家を改装した日本茶カフェ。日本茶マイスターである店主の柳本あかねさんが、幼い頃から飲んできた静岡・掛川産の深蒸し茶を目の前で淹れてくれる。沸騰させたお湯を60~70度に冷まし、茶葉の旨みを引き出したお茶の味は、驚くほど濃厚でまろやか。また、店の一角は柳本さんの本業でもあるグラフィックデザインの仕事場にもなっていて、その雰囲気は店というより、誰かの家に遊びにきたような感覚。温かな陽射しに包まれて和んでいると、その心地よさに、ごろりと畳に寝転がりたくなる。

【A】日本茶 茜や
店主自ら改装を手がけた店内の設えにも注目したい。店内は禁煙。手作りの生和菓子がセットになった「日本茶と和菓子のセット」800円。日本茶は濃厚な味わいの1煎目、さらりとした味わいの2煎目と、味の変化を楽しんで。メニューはほかに「日本茶と干菓子のセット」600円の2種類
【A】日本茶 茜や
【A】日本茶 茜や

【住所】新宿区袋町24
【電話番号】03-5206-7990

「神楽坂は人との距離が近い反面、ほどよい距離感が保たれている、そんな独特のゆるさが好き」と店主の柳本さん。決して気負わず、でも自分のスタイルを大切にしたこんなお店は、まさに神楽坂らしい一軒。上品でありつつ、どことなく庶民的なこの街の雰囲気に共通するものがありそうです。

さて、芸者新路という名の路地もあるように、神楽坂はかつての東京六花街のひとつ。昭和初期には600人もの芸者衆が名を連ねていたのだとか。その影響からか、いまも多くの老舗や名店が集まる、都内でも有数のグルメ激戦エリアです。そんななかで、ここ『神楽坂 和食 千』 は、2008年にオープンしたまだ新しい日本料理店。手頃な価格で本格的な懐石コースを味わえるのが魅力です。

【B】神楽坂 和食 千

神楽坂 和食 千

かくれんぼ横丁の石畳に調和した、黒塀の外観が目印。店内は囲炉裏のあるゆったりとしたカウンターで、木の温もりが感じられる心地よい空間。「カウンターというとつい身構えてしまう方もいますが、職人との会話を楽しみながらくつろいでもらえたら」と語る阿部料理長。若いスタッフによる、丁寧で明るい接客にリラックスしながら食事を楽しめそう。料理は旬の食材を生かした正統派の和食で、昼は2000円~、夜のコースは6000円~。2階はテーブル席や座敷席になっており、接待や会食にも人気。

>>「神楽坂 和食 千」への行き方など詳細情報は…

【B】神楽坂 和食 千
夜のコースから、目にも華やかな「先付け 八寸」。ホタルイカの一夜漬け、ミョウガの手まり寿司、スモークサーモン奉書巻きなど。左下は、「筍とフキと鯛の子の炊き合わせ」。料理の内容は季節によって異なる
【B】神楽坂 和食 千
【B】神楽坂 和食 千

【住所】新宿区神楽坂3-1-43
【電話番号】03-5261-7088

「神楽坂は一本路地に入ると、がらりと雰囲気が変わる。表通りだけでなく、ぜひ路地裏を歩いて楽しみを発見してもらいたいですね」と語る料理長の阿部さん。そんな口ぶりからも、神楽坂で店を構える人たちの、この街への愛着が伝わってきます。

路地裏散策の合間、ひと息入れるのにおすすめのお店をもう一軒ご紹介。『昼行灯ろびん、赤提灯ろびん』は、昼はカフェ、夜は居酒屋として営まれる隠れ家的なお店。路地の奥に灯る赤提灯を目印にたどり着いた先には、何とも落ち着く昭和な空間が広がっています。

【C】昼行灯ろびん、赤提灯ろびん

昼行灯ろびん、赤提灯ろびん

大久保通りから一歩入った袋小路にある古民家の居酒屋。昭和40年前後に建てられたという一軒家の階段を上がると、昭和を思わせるノスタルジックな空間が広がる。店のコンセプトは、おいしいお酒と肴が楽しめる“晩酌屋さん”。店主の一丸憲子さんが厳選した日本酒、焼酎などのお酒のほか、珍味や一品料理といったメニューが揃う。また、昼間は番茶と漬物でひと休みできるカフェとしても営業。明るいうちからちょっと一杯飲める「ちょい酒セット」1400円も好評。

>>「昼行灯ろびん、赤提灯ろびん」への行き方など詳細情報は…

【C】昼行灯ろびん、赤提灯ろびん
手前「豚角煮(生柚子煮)」800円。奥「菊花と菜の花のおひたし」650円など、お酒に合う一品料理が充実。店内は昼は禁煙、夜は節煙。神楽坂下近くのみちくさ横丁では、系列店のバー『nicoLA』も営業
【C】昼行灯ろびん、赤提灯ろびん
【C】昼行灯ろびん、赤提灯ろびん

【住所】新宿区岩戸町19
【電話番号】03-5261-2813

現在、和食をはじめ、フレンチにバル、カフェと、毎年たくさんのお店がオープンする神楽坂ですが、「10年ほど前は飲食店の数も少なくて、深夜に食事ができるようなお店も限られていました。でも、逆にそんなところに神楽坂の街の可能性を感じたんです」とオーナーの一丸さん。

神楽坂でいろいろなお店を訪れて、何よりも感じるのは、お店のオーナーやスタッフの方たちのこの街への思い。「神楽坂が好き」「神楽坂でお店を持ちたい」、そんな気持ちが詰まったお店が年々増えていくに連れ、この街は今よりもさらに素敵になっていきそうな予感がします。



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神楽坂 路地裏グルメ
【D】

神楽坂 しふく 閉店


路地裏の日本料理店で旬の美味を
小栗横丁に建つ一軒家を改装した日本料理店。天然の鮮魚や契約農家からの無農薬野菜など、旬と安心にこだわった素材を用いた懐石料理が楽しめる。夜のコースは15000円~、昼は5775円~で、限定10食の「しふく御弁当」2625円もあり。
【住所】新宿区神楽坂2-20
【住所】新宿区神楽坂2-20
【電話番号】03-3268-0788
【定休日】不定休(夏季、年末年始休)
【営業時間】18:00~23:30(L.O.22:00)/土日祝12:00~15:00、18:00~23:30(L.O.22:00)

神楽坂 しふく

お膳で味わうしみじみおいしい料理とお酒
神楽坂の路地の角にある民家の1階を改装したお店。お膳が設えられた畳の和室で、昼は定食やオムライスなどの食事を、夜はお酒に合う料理が楽しめる。夜のコースは3150円、4750円(要予約)。
【住所】新宿区赤城元町1-32
【電話番号】03-3268-2410
【定休日】無休
【営業時間】11:30~16:00(L.O.14:00)、17:00~23:00(L.O.22:00)※ドリンク/L.O.22:30/最終入店21:30
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カド
【F】

神楽坂 割烹 加賀


接待や記念日にもおすすめの加賀料理店
60年以上の歴史を持つ老舗料亭。料理は優雅で華やかな加賀料理のコースを5000円からと手頃な価格で利用できる。全室、完全個室で2名用の隠れ家個室から、100名まで対応できる大宴会場までさまざまなタイプの個室を完備。
【住所】新宿区若宮町11
【電話番号】03-3260-1482
【定休日】土日祝不定休(要問合せ)
【営業時間】11:30~15:30(L.O.14:30)、17:00~23:30(L.O.21:30)

神楽坂 割烹 加賀

プリフィクスで楽しめる懐石コースが新鮮
石畳の路地裏に佇み、入口に置かれた行灯が情緒ある雰囲気。もと料亭を改装した店内では、プリフィクススタイルの懐石料理がコース4500円からと手頃な価格で楽しめる。シックでモダンな空間はデートにもおすすめ。
【住所】新宿区神楽坂4-2-5
【電話番号】03-3266-0089
【定休日】日祝(年末年始)
【営業時間】17:00~23:00
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神楽坂 SHUN・分家

和小物のお店

和のセンスが光る小物はぜひ普段使いに
手ぬぐいや草履、かんざしといった和の小物を取り扱う店。着物の生地で作ったブックカバーや財布、アクセサリーなど、日常にさりげなく取り入れたい、センスのよいアイテムが揃う。ギフトにも最適。
【住所】新宿区神楽坂6-58
【電話番号】03-3513-0851
【定休日】不定休
【営業時間】12:00~19:00/日祝12:00~18:30

神楽坂 貞

使うほどに愛着が湧く、手作りの器が揃う
住宅街にひっそりと位置する、食器と小物のお店。靴を脱いで上がる店内には、手作りの温かみが伝わる、作家ものの器が並ぶ。2階はギャラリーになっており、個展やイベントを開催。もとは小唄のお師匠さんの住居だったという店内も素敵。
【住所】新宿区袋町26
【電話番号】03-3260-6801
【定休日】日月
【営業時間】11:30~18:30/祝11:30~18:00

La Ronde d’Argile

撮影:織田裕徳  取材・文:松澤あゆみ(編集部)
このページのデータは2010年4月12日現在のものです。



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