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池尻・三軒茶屋メイン画像
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池尻・三軒茶屋 ♯03

もっと気軽に ちょっと新しいワインの楽しみ方

ワインに再び注目が集まっています。ここ数年、ワインバルやワイン食堂といった、今までよりさらにカジュアルなスタイルのお店もオープン。個性的なお店が集まる池尻・三軒茶屋エリアならではの、ちょっと新しい楽しみ方を教えてもらいました。おいしい料理とワインで素敵な夜を過ごしましょう。


おいしいワインを楽しめるお店 Map
おいしいワインを楽しめるお店MAP

いま、東京では何度目かのワインブームが起こりつつあります。以前の難しくて堅苦しいブームとは違い、思い切りカジュアルなのが特徴。ビストロやワインバーだけではなく、ワインバル、ワイン食堂、ついには立ち飲みワインバーまでと百花繚乱。枠にとらわれることなく、思い思いにワインを楽しめるようになりました。

とはいえ、いきなり「今日からワイン!」は、なかなか難しいかもしれません。では、個性派揃いの池尻・三軒茶屋エリアなら、どういう楽しみ方ができるでしょうか。お店の人に教えてもらうのがベストです。

近年の注目ワインのひとつ”日本ワイン”。国産ブドウを使い、国内で造られたワインのことです。日本のワインといえば、山梨・勝沼、もしくは各地のおみやげワインしか浮かばないという人もいるのでは。ここ数年、ブドウの品種改良やワイナリーの努力が実を結び、全国各地でそれぞれの風土に適したワインが造られ、著しい発展を遂げているのです。しかも、ぐっとリーズナブルなものも登場。三軒茶屋にある、日本ワインの先駆者的な一軒『』で、和食と日本ワインの相性の良さを教えてもらいましょう。

【A】夕

駅から少し離れた場所にある、懐石料理屋のような店構え。実は、料理と日本のお酒を味わう居酒屋。「非日常ではなく、週に2、3回、気軽に通えるようなお店を」という思いのもと、わかりやすくシンプルな料理と、共に楽しむお酒を揃える。日本の風土が育んだワインと素材は相性抜群。日本らしい繊細で優しい味わいが特徴で、カツオ、塩、醤油と合うそう。例えば、マグロなどの赤身や光物には少し冷やした赤ワインがおすすめなのだとか。

【A】夕
「ハタの幽庵焼き 熱し胡麻油がけ」1,050円。カラッと揚げた白身魚のハタにたっぷりのネギ、熱した胡麻油をかけ、香りと食感を際立たせた。柚子の爽やかさには「ソーヴィニョン・ブラン」がぴったり。右下の「鳥取産白イカの炙り 有機野菜のサラダ仕立て」1,150円は、その日に入荷した有機野菜を中心に彩りと味わいを楽しめる一品
【A】夕
【A】夕

【住所】世田谷区三軒茶屋2-55-12 ライオンズマンション101
【電話番号】03-3412-7550

店主・川久保氏と日本ワインとの出合いは約7年前。ブドウの種類、ポテンシャルの高さによって味わいの違うワインの魅力に惹かれたそう。「ワインも料理も日本のものを楽しんで欲しいですね」と話してくれました。難しく考えずに、地のもの同士を味わうというシンプルな楽しみ方が最もわかりやすいのでしょう。

さて、ワインといえばフレンチという人も多いのでは? ビストロやブラッスリーも人気ですが、ちょっと変わったお店をご紹介します。三軒茶屋を南へ、祐天寺にも近いエリアにある『volailler cibaraque(ヴォワイエ・シバラク)』は、ワインバーとビストロの中間のようなお店。しかも店名の示すとおり、家禽料理がメインなのです。

【B】volailler cibaraque(ヴォワイエ・シバラク)

volailler cibaraque(ヴォワイエ・シバラク)閉店

2011年7月にオープンした中目黒『ビストロ13区』の姉妹店。部位や調理法の違いでバリエーションは無限大という鳥料理の可能性に惹かれただけあって、鶏はもちろん、ウズラ、鴨などの家禽料理が黒板にずらりと並ぶ。料理と合わせるのは、フランスでもマイナーな地方のワイン。クオリティが高く、ブランド化していないので安くておいしいものがたくさんあるのだとか。また、小布施、葛巻などの日本ワインも用意。肉には赤ワインと決め付けずに、気軽に聞いてみて。

【B】volailler cibaraque(ヴォワイエ・シバラク)
「骨付鴨肉のコンフィ」1,350円は、パリっと香ばしい皮とジューシーな身のバランスは絶妙。山ぶどう交配種使用でフルーティーな赤ワイン「澤登ブラックぺガール」と相性がいい。右下は、ウズラを丸ごと用いた「うずらのテリーヌ」850円。臭みが全くなく、さまざまな部位の旨みが合わさって、また違うおいしさを醸し出している。
【B】volailler cibaraque(ヴォワイエ・シバラク)
【B】volailler cibaraque(ヴォワイエ・シバラク)

【住所】世田谷区下馬1-12-4
【電話番号】03-6805-4999

若い造り手たちが頑張っているというフランスのマイナーワイン。生産者の顔が見えることで、ワイナリーと料理人、そしてお客さんとの関係性がより密になる日本ワイン。おいしくてリーズナブルであることを大前提に選ぶシェフの思いが伝わってきます。「とにかくおいしく楽しく食べて、幸せになって欲しいですね」というコトバがうれしい限り。

今度は、三軒茶屋駅を北へ。多様なお店が並ぶ賑やかな茶沢通り沿いに建つ『炉バルLO』も、新しいスタイルを提案しています。コンセプトは、そのまま”炉端焼とワイン”。自分たちが純粋に食べたいもの、おいしいと思うものを提供してくれる、真摯な姿勢を見せる一軒です。

【C】炉バルLO

炉バルLO 閉店

オシャレな内装とワイン、そして炉端焼が意外にしっくりと馴染む。備長炭を用い炉端で焼き上げる串焼きは、素材の甘みを引き出すシンプルな調理法だけに、契約農家から届く有機野菜やこだわりの豚肉など、厳選食材を使用する。「若い人が多い街なので、気軽に立ち寄ってくれるお店にしたかった」と、料理やお酒はぐっとリーズナブルだ。ワインは、イタリア、フランスからニューワールドまで、おいしいと思ったものを約30種揃える。フランスで日本人の生産者が造っているという希少なワインもぜひ味わいたい。

【C】炉バルLO
「おまかせ串焼き6本盛り」1,280円。一番左の「イベリコ豚とみかん」、三番目の「マンガリッツァ豚とリンゴ」のように豚の脂分とフルーツの相性がいいのは驚きの発見。有機野菜の味わいを堪能できる「10種の野菜のテリーヌ」680円は、見た目にも美しく女性に人気の高い一品。
【C】炉バルLO
【C】炉バルLO

【住所】世田谷区太子堂4-29-15 第2モリビル1・2F
【電話番号】03-6380-2771

女性客も多く、カウンター席でひとり飲んで食べて帰る人たちも。閉店時間が遅いので、さまざまな使い方ができるのも人気の理由。個性と柔軟性が求められる街にぴったり合ったお店なのです。

このエリアは、チェーン店が根付きにくい街だと言われています。際立つ個性や、真っ直ぐな姿勢を感じられないと、すぐに飽きられてしまうのです。それだけに思いが強く伝わるお店に多く出合えます。

だからこそ、ワインの楽しみ方も千差万別。日本ワイン、自然派ワイン、ニューワールド…せっかく手頃でおいしいワインがたくさん出回るようになったのですから、まずはお店の人がおすすめするワインを味わってみませんか? 自分たちでは探せないワインもたくさんあります。新しい発見に、乾杯しましょう!

おいしいワインを楽しめるお店リスト

住宅街にひっそり佇む大人のワインバー
『西麻布タニーチャ』の姉妹店として2010年にオープン。小皿のイタリア郷土料理と、世界各国から選りすぐった銘柄のグラスワインを10種ほど楽しめる。
【住所】世田谷区三軒茶屋1-20-7
【電話番号】03-6805-4147
【定休日】無休
【営業時間】18:30~翌3:30/日祝17:30~翌2:00
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本格的なイタリアンと寄り添うワイン
南青山『フェリチタ』で腕を振るっていた金田シェフによる本格イタリアンと、料理に合うワインを気軽に楽しめるワインバー。自然派ワインも用意し、グラスで味わえるのがうれしい。
【住所】世田谷区三軒茶屋1-7-12
【電話番号】03-6322-0256
【定休日】日
【営業時間】19:00~L.O.翌2:00/土祝18:00~L.O.翌2:00
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