『NEWoMan(ニュウマン)』の誕生以来、多くの人で賑わいを見せるJR新宿駅の東南口界隈。休日ともなると、デートやショッピングを楽しむ人たちで、お店も通りもいっぱいになります。
今回お伺いした『サナギ 新宿』は、そのメインストリートともいえる甲州街道(国道20号)の高架下の900平米の空間にオープンした「イベント×食×カルチャー」のカフェ&クリエイティブスペースです。
…でも、なぜ「サナギ」なの? という人も多いはず。ネーミングの由来は「新しく生み出されるものを“蝶”にたとえるなら、孵化を信じるチカラ、想いは“サナギ”」とのこと。
つまり「食」「アート」「音楽」「イベント」といった、あらゆるカルチャーを通じて、たくさんのコミュニケーションが生まれるように、『サナギ 新宿』と名付けたそうです。
正面右側のスペースは、エキセントリックな雰囲気が漂うスタンディングバー。
中央に配置されている大きなガラステーブルの中には、懐かしいキャラクターのぬいぐるみやおもちゃたちがぎっしり。「古き良き昭和」を感じながらも、どこか新しい魅力を放っています。
おすすめは、ここでしか飲むことのできないオリジナルラベルの日本酒カップ酒「サナカップ」。会社帰りにフラッと立ち寄って「サク飲み」や「ちょい飲み」を楽しむにはおすすめです。
「アジア・日本の屋台村」をテーマにした、約200席のカフェ&フードホール。
個性的な4つのお店から、好みにあわせてメニューを楽しめます。
★一軒目は『ロティサリー&サテ屋台 “炎のGai Yaang(ガイヤーン)”』。
店名にもなっている「ガイ(鶏肉)ヤーン(あぶり焼く)「サテ(串焼き)」は、専用ロースターでじっくり焼き上げる本格派。そのほかにも「ココナッツミルク べジカレー」や「サテ(串焼き)」を用意。なかでもおすすめはシーフードBBQシリーズ。「鮪のカマ」は、見た目の大きさにも驚きますよ。
★二軒目は『おでんとロール寿司 “こちらトーキョー ~TOKYO CALLING”』。
フレンチ・洋食・中華など、さまざまな料理の経験を積んだシェフが手がける「おでん」は、「トリュフダシ巻き卵」など個性的なネタがずらり。また海外の方でもカジュアルに楽しめる「ロール寿司」に、居酒屋の定番「塩 もつ煮込み」など、幅広くかつオリジナリティー溢れるメニューをラインアップします。
★三軒目は『点心&ヌードルバー “点心爛漫(てんしんらんまん”』。
「中華ちまき」「焼き小籠包」といった王道の点心から、「定番!よだれ棒餃子」といったアレンジメニューも豊富。さらに「麻辣ヌードル」「トムヤムヌードル」「クラムヌードル」など、中華メニューをベースにしながらもアジアンフュージョンの料理が勢揃い。ランチにも、ぜひ活用したいお店です。
★最後は『酒肴と野菜 “緑黄色人酒(りょくおうしょくじんしゅ)”』。
「トムヤムクンポテトサラダ」「アップルキムチ」「トマトの梅酒ピクルス」など、料理名だけでは「?」なタパス系のメニューが盛りだくさん。もちろん「緑黄色サラダ」「赤紫色サラダ」といった野菜メニューも用意。ほかにも「ドラゴンチキン(七龍鶏)」といった「しっかり食事」メニューも揃えていますよ。
飲食スペース以外にも、ギャラリーやアートスペースは必見です。
『サロン桟敷 / SAJIKI』は、メインステージでありながら、あるときは「こたつ」でまったりくつろげるという「さまざまな人が集まる桟敷スペース」です。
『サナギインキュベーション / GALLERY』は、クリエイター支援のフリープラットフォーム。「次世代のクリエイター・DJ・アーティストを募集」とのことなので、興味のある人はぜひ。
『サナDの寝床 / TATAMI』は、『百花繚乱ランタン横丁 / YATAI-MURA』の横にある、靴を脱いで入る「小上がり」のスペース。畳でゆったり過ごしてみては。
『噂話の小部屋 / MIKITI LOUNGE』は、『装苑』や『ELLE girl』などで活躍するスタイリスト・相澤樹氏が空間ディレクションした、噂のラウンジです。
新宿に出現した大きな「サナギ」。
さまざまなクリエイターと共に創り上げる「新しい日本の形」を体験してみませんか?
きっと新しい新宿の面白さを実感できるはずですよ。
店名 | サナギ 新宿(SANAGI SHINJUKU) |
---|---|
住所 | 新宿区新宿3-35-6 |
電話 | 03-5357-7074 |
営業 | 11:00~23:30 |