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ゴールデン街初心者にもおすすめ!『新宿ゴールデン街』で行くべきお店

1970年代、作家や役者などが集う文化人の街として有名になった『新宿ゴールデン街』。木造の長屋が連なる路地に、200軒以上ものバーがぎっしりとひしめくこの街は、いまや外国人観光客にも人気のスポット。ディープな場末の飲み屋街という印象が強いゴールデン街ですが、ここ数年は若い世代による新店が増え、納涼祭などのイベントも定期的に開催されています。今回は、ゴールデン街の数あるお店の中から、初心者やおひとり様にもおすすめの5件をご紹介します。

■呑家 しの <新宿ゴールデン街>

「呑家しの」店内の様子

現在は日替りスタッフ中心で店を切り盛りし、しのさんがカウンターの中に立つことはあまりないが、週に数回は店に“飲みに”やって来るそう。昨今のゴールデン街の変貌については、「私は新しいお店が増えるのは全然いいと思う。若い人が来ないような街はダメよ!」とのこと

ゴールデン街で『呑家 しの』を40年以上営む、店主・しのさんのモットーは、“店と客は対等の関係” であること。
「もちろんよ! でなきゃ、一緒に飲んでも楽しくないじゃん」と笑うしのさんは、いつでも本音トーク。たとえ相手がお客でも、自分がイヤだと思うことは、はっきりノーと伝える。
そんなストレートな性格のしのさんだが、その実は裏表がなく、やさしくてかっこいい、実にチャーミングな人。この街の魅力を尋ねると「ゴールデン街自体は小さな街だけれど、日本中や海外、あらゆる所から人が集まってくる。世界的な有名人も一般人も、カウンターに座れば皆同じ立場で酒を飲み会話ができる。いろんな世界が凝縮された、とてもスケールが大きい場所」と語る。
カウンター席に1時間も座れば、昔のゴールデン街のエピソードを始め、しのさんから、いろいろな話が聞けるはず。老舗ゆえ敷居が高く感じるかもしれないが、ゴールデン街初心者にこそ、ぜひ訪れてほしいお店。

「呑家しの」日替わりのお通しは1品500円

カウンターに並ぶ手作りの大皿料理(一品500円)はどれも絶品。この日は「豚肉とナスのイタリアン南蛮」「すき焼ききんちゃく」など5品。しのさんが吟味を重ねて選んだ、ひょうたんのしば漬けやいぶりがっこもお酒によく合う

店名:呑家 しの

住所:新宿区歌舞伎町1-1-9 (新宿ゴールデン街 あかるい花園一番街)

電話番号:03-3200-8044

料金:チャージなし(お通し500円)、ドリンク500円~

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■ビストロ Pavo <新宿ゴールデン街>

ビストロパボ

ソフトボール大のメンチカツを割ると、中から熱々のチーズがトロリと溢れる「今夜も熱々 Joe熱のメンチカツ」500円、旬のフルーツを使った「自家製サングリア」700円。

ゴールデン街飲みの一軒目にもおすすめ、ボリューム満点のフレンチやイタリアンがいただけるお店。
メニューは前菜が300円、肉や魚などのメインは500円、パスタ・リゾット800円と3種類の価格設定で、その安さにまず驚く。名物の「Joe熱のメンチカツ」をはじめ、シェフ・菅原丈さんが狩りで仕留めた鹿肉のシチューやソーセージが登場する日も。価格を大きく上回る、その味と量は感動もの。
「ゴールデン街はサプライズとハプニングが混在する街」と話す丈さん。長屋付き合いのような親切やお節介があったり、思いがけない人に出会ったり、予期しない出来事が日々起こるのもこの街の醍醐味だそう。この店の存在自体が、まさに新宿ゴールデン街のサプライズといえるのかもしれない。

店名:ビストロ Pavo(パボ)

住所:新宿区歌舞伎町1-1-5 パレスビル1C

電話番号:03-6273-8282

料金:チャージ500円(ピクルス付き)、ドリンク700円~

※日曜は日本酒バー「恋をしようよ」として営業

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■オレンジ王子 <新宿ゴールデン街>

オレンジ王子

この日の日替わりマスターは、映画などで活躍中の俳優・大澤眞一郎さん。シェイカーを扱う仕草もかっこいい

スタッフには役者を本業とするメンバーが多く“イケメンがいるバー”としても評判。オレンジと白を基調とした店内は、カフェのようにナチュラルな雰囲気でひとりでも入りやすい。ひそかな人気メニューの「パクチーカレー」をお供に、お酒を楽しんでみては。

オレンジ王子

特製カレーの上にピリ辛のミンチ肉を乗せた「パクチーカレー」900円。後ろはオリジナルカクテル「オレンジ王子」1000円。シャンボールにオレンジジュース、トニックウォーターを合わせた爽やかな飲み心地

店名:オレンジ王子

住所:新宿区歌舞伎町1-1-7 (新宿ゴールデン街 あかるい花園3番街)

電話番号:03-5285-8841

料金:チャージ500円、ドリンク500円~

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■Hungly Humphrey <新宿ゴールデン街>

ハングリー・ハンフリー ハングリー・ハンフリー

1976年から営まれる、新宿ゴールデン街でも老舗のバー。店名の由来は、映画「カサブランカ」で知られる名優「ハンフリー・ボガード」にちなんで名付けられている。
席数は33席と、カウンターのみの店が多いゴールデン街ではかなり広め。フードメニューも30種類以上と豊富で、「ミートボールカレーシチュー」800円はほとんどの客が注文する名物メニュー。そして酒は「ストリチナヤ」や「ズブロッカ」などのウォッカを合わせるのが、ここでの定番。
開店当初から40年経つ今も、北アフリカのコロニアル風の建物をイメージした店内は当時の雰囲気のまま。「あの頃と何も変わっていない!」と、数十年ぶりに訪れて感激する人も多いそう。

店名:Hungly Humphrey(ハングリー・ハンフリー)

住所:新宿区歌舞伎町1-1-10 2F(新宿ゴールデン街 G1通り)

電話番号:03-3200-6156

料金:チャージ300円、ドリンク600円~

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■吉田商店 <新宿ゴールデン街>

吉田商店

懐かしいおもちゃや不思議なグッズが並ぶ空間で、駄菓子をつまみにお酒を楽しめるバー。入口が全面ガラス張りで店内の様子が見えるので、ゴールデン街初心者でも入りやすいはず。カウンターに置かれている駄菓子は食べ放題。
マスターは日替わりで、メインでカウンターに立つお笑い芸人の快児(かいじ)さんは、芸人ならではの絶妙なトークで会話を盛り上げる。「ゴールデン街は来るたびに友達が増える場所。店が狭いので知らない人同士でもすぐ打ち解けて仲良くなれる」と、この街の魅力を語る。芸人仲間や声優などの来店も多く、運がよければ遭遇できるかも!?

吉田商店

店名:吉田商店

住所:新宿区歌舞伎町1-1-7 第1吉田ビル1階 (新宿ゴールデン街 あかるい花園3番街)

営業時間:18:00~翌5:00

定休日:無休

料金:チャージ500円、ドリンク一律700円

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