日本が誇るお酒といえば、もちろん「日本酒」。日本酒の魅力により深く触れられる、今までにない新しいスタイルのお店が増えています。話題の日本酒セルフ飲み放題のお店から、１杯から気軽に楽しめる立ち飲みバー、お酒に合う料理が充実のお店まで、こだわりの銘柄を揃える日本酒の人気店をピックアップしてご紹介します。
今話題の“日本酒飲み放題専門店”の元祖ともいえるお店。店主の“やまちゃん”こと山上さんは、料理人の仕事のほか、築地市場の仲卸や、今はなき虎ノ門の日本酒の名店『鈴傳』でも働いていた経歴の持ち主。飲食業での経験を積む中で、「いろいろな日本酒を気軽に味わえるお店を作りたい」と、現在のお店のスタイルを考案した。
店では料金3000円を払うと、約100種の日本酒がセルフサービスで飲み放題。食べ物は持ち込み制で、近くのスーパーで買った惣菜や手作りの料理を囲みながら、皆、実に楽しそうにお酒を楽しんでいる。
周りから「やまちゃん」と慕われる、明るく気取りのない山上さんの人柄もこの店の大きな魅力。
店内は会議室のような飾り気のない空間だが、ここに集う人々の日本酒への思いがあふれている。
「獺祭」をはじめ「飛露喜」「新政No.6」といった有名銘柄から、世間ではあまり知られていないレアな銘柄まで充実
店名：日本酒セルフ飲み放題 やまちゃん
※現在は「日本酒セルフ飲み放題 けんちゃん」として営業
住所：新宿区新宿1-12-10 ネバーギブアップ2月城ビル 2F
電話番号：03-5315-4688
料金システム：日本酒セルフ飲み放題：3000円（税別）
日本酒ファンの間ではおなじみ、花園神社近くにある立ち飲み日本酒バー。
「造り手とのつながりを大切にしたい」と、日本酒は2010年の開店当初から仕入れている約30の蔵元の酒を提供。定番の銘柄から季節限定ものまで、その時季ならではのお酒がほぼ日替わりで入荷される。
料理は熱々の状態で供される「ポテトサラダ」480円や、「もとのなめろう」680円ほか、旬の素材を使った一品など、ついお酒が進みそうなものばかり。
また、女性にやさしいお店を心がけ、カウンターの高さは通常よりも少し低め。チェイサーグラスも男性・女性用で使い分けるといったさりげない心配りも。ひとりでふらりと立ち寄れる気軽な雰囲気もうれしい。
“日本酒スペシャリスト”として日本酒の魅力を発信する、山本将守氏がオーナーを務める純米酒専門バー。
常時約40種類のラインアップは、銘柄に関わらず1杯500円（税込）で味わえるのが魅力。日本酒の香りと色合いを繊細に感じられるようにと、ワイングラスで提供される。
また、10種ほど揃うフードメニューもオール500円。「鳥ささみのスモーク」など、シンプルで日本酒に合うアテを厳選している。全国各地のさまざまな醤油が常時15種類揃い、お酒やつまみとの相性を楽しめるのもここならでは。
いろいろな日本酒を少しずつ楽しむなら、1時間で試飲し放題の「利き酒コース」2000円もおすすめ。
約100種類の日本酒を時間無制限で飲み比べできる、セルフスタイルの日本酒専門店。まず入店時に料金3000円（税別）を支払い、店内の冷蔵庫から好きな銘柄を選んで自由に飲み比べるシステム。
「全国各地のおいしい日本酒や蔵元を知ってほしい」との思いから、東京では入手が難しい銘柄や、家族経営など小さな蔵元の酒に力を入れている。さらに、ここ新宿店には、通常は蔵元でしか味わえない、搾りたての日本酒を楽しめる専用サーバーも用意。
料理は持ち込み自由なので、近くのデパ地下やコンビニで購入したり、周辺の飲食店からのデリバリーも可能。週末は蔵元を招いたイベントも開催中。
店名：KURAND SAKE MARKET（久ランド サケ マーケット）新宿店
住所：新宿区新宿3-9-9 新宿ワタセイ・タマビル 4F
電話番号：03-6457-7544
料金システム：日本酒飲み比べし放題：3000円（税別）
※1時間のみ利用の場合は1000円キャッシュバック
