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ニューオープン・レビュー

鉄板焼 よしむら(広尾/鉄板焼)
鉄板焼 よしむら
(広尾/鉄板焼)

2010/4/23オープン

素材と技と心意気で勝負する広尾の鉄板焼に注目

「和牛ハラミ&ももステーキ」は表面を焼いてぎゅと旨味を閉じ込めた肉はもちろんのこと、付け合せのシャキシャキ感を残した野菜や豆腐ステーキにも大満足

グローバルでおしゃれな雰囲気とレトロでどこか懐かしい面影という対照的なイメージが混在する広尾に、また新たな鉄板焼の店がオープン。場所は明治通りの広尾5丁目の交差点近く、広尾商店街側ととても分りやすい。ただ、ビルの地下にあり表には小さな看板しか出ていないので、見過ごさないようにご注意を。


プリプリのエビやおでんのジャガイモ、牛スジ煮込み、油カスが入った「吉玉」。実は裏メニューながら人気のお好み焼きで、ほくほくのジャガイモやプルンとした油カスなどいろいろな食感が楽しめる

この店は広尾の人気鉄板料理店『やきやき三輪』で15年間修業した店主の吉村宗久氏が、自分らしく楽しくできる店を目指してオープンさせた、「人の気持ち」を大切にする1軒。「この店を選んでいただくのにおいしいのはあたりまえとして、さらに働くスタッフの人柄でも気に入っていただけるようにしたいですね」と語る吉村氏。もちろん味へのこだわりは強く、魚介類は明石や和歌山のタコや五島列島のイカ、北海道のホタテなどその時々にもっとも良い状態の産地から届く食材を使用。マヨネーズやポン酢なども自家製で、鉄板焼き料理を引き立てる味に仕上げている。「鉄板焼きは調理法がシンプルで、お客様の目の前で調理するのでごまかしや手抜きができないんです。だから素材にはこだわりますよ」と吉村氏。そこまで聞くと値段も高いイメージだが、その心配は無用。前菜からしめのそばメシまで6品セットになったコースメニューが3800円という驚きの安さだ。


店主の吉村宗久氏。毎日約250度~300度の鉄板の前に立ち手際よく料理を仕上げていく。「とにかく楽しく過ごしていただける店にしたいですね。カウンター席のお客様と会話をしながら焼くのは、私も楽しいから好きですね」

カウンター席では、手際よく絶妙の火の入れ方で次々と焼き上げる吉村氏の職人技を見ているだけで得した気分に。特に、粉の分量や味付けに工夫を凝らした生地が、ふわっふわのお好み焼きに焼き上がる様子は思わず、さすがっと声をかけたくなるほど。焼きたてを焼酎やワイン片手に頬張れば、もう言うことナシの幸せ気分が味わえる。


店内は黒とブラウンを基調にしたシックな雰囲気。カウンター席とテーブル席があり、シーンによって使い分けできる

 
Data
鉄板焼 よしむら(テッパンヤキ ヨシムラ)
電話番号: 03-3280-8839
住所: 渋谷区広尾5-19-11 マリオン広尾ビルB1

このページのデータは2010年6月30日現在のものです。

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