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ニューオープン・レビュー

ピッツェリア エ トラットリア ダ イーサ(中目黒/ピッツェリア)
ピッツェリア エ トラットリア ダ イーサ
(中目黒/ピッツェリア)

2010/2/6オープン

“世界一のピザ職人”が作る本物のナポリピッツァ

シンプルな「マルゲリータ」こそ、ピザ職人の技の違いがはっきりわかる一品。見事な手さばきであっという間に焼き上がるピッツァは、おしゃべりも止まるおいしさ

ピッツァ激戦区ともいえる中目黒に、本場が認めたピザ職人・山本尚徳氏の店がついに開店。山本氏はナポリの名店『イル ピッツァ イオーロ デル プレジデンテ』で修業し、2007年にナポリで開催された「世界ピッツァ選手権」でオリジナル部門優勝とともに総合優勝(最優秀賞)も獲得。2008年には2年連続でオリジナル部門と芸術部門で優勝という輝かしい経歴の持ち主。店名の『イーサ』は山本氏のイタリアでの愛称で、各界著名人のファンも多い“世界一のピザ職人”の待望の店の誕生に大きな注目が集まっている。


モッツァレラ入り「クロケッタ」、グラタン入り「フリッタティーナ」、ライスコロッケ「アランチーノ」など、ナポリのピッツェリア定番の揚げ物も評判。各種250円

山手通りに面した店にはテイクアウトのコーナーもあり、通りから店内がよく見える親しみやすい造り。目を引くのは、イタリアから取り寄せた約17トンもの石を使った大きな石窯で、「ナポリのほとんどの有名店の窯を手掛けた職人をイタリアから呼び寄せて造った」という。また、あくまでも本物のナポリスタイルにこだわるこの店では、小麦粉や塩・チーズなどもすべてイタリア産のものが使われている。「日本でこの小麦粉を使っているのはこの店だけかも知れません。採算を考えると厳しいですからね…。でも伝統的なナポリピッツァの生地は塩と水と小麦粉のみで作りますから、そこはこだわりたいです」と、山本氏は水や粉の分量を細かく調整しながら生地作りに余念がない。窯の前に設けられた特製の作業台で見事な技で広げられる生地の力強さや独特の粘りは、ち密な計算と情熱があってこそ。そこから500~600度の窯で焼き上がるまで1~2分。フチがふっくらと焼き上がった薄い生地はモッチリとしていながら、サックリと歯切れがよく、誰もが納得の味わい。世界が認めた感動の味を体験できる。


「僕はウソが嫌い。この店は石窯も小麦粉もチーズもすべて本場と同じ。とにかく多くの人に本物のナポリピッツァを食べてもらいたいんです!」と語る山本尚徳氏

「一人でも多くの人に本物のナポリピッツァのおいしさを知ってほしい」と平日のランチタイムには“赤字覚悟”の1000円で日替りピッツァを提供。「ピッツァは気どって食べるものではありません。自由なスタイルで熱々のうちにどうぞ」という気さくなスタイルとリーズナブルさがなんともうれしい一軒だ。


床や壁面にイタリア製のタイルを使い、スタッフが手作りで仕上げたという店内は “ナポリの下町にあるピッツェリア”そのままの気さくで明るい雰囲気

 
Data
ピッツェリア エ トラットリア ダ イーサ
電話番号: 03-5768-3739
住所: 目黒区青葉台1-28-9

このページのデータは2010年3月31日現在のものです。

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