日本ワインのおいしさを実感！『シャトー・メルシャン　トーキョー・ゲスト・バル』にて『秋色ハーベストフェア』開催中 | 美味案内

秋が深まってくると、ワインが恋しくなりませんか。

ワイン市場は、5年連続で拡大中。
なかでも、日本ワインは品質の向上に伴い、着実に進化を続け、
国内のみならず、海外でも評価され始めています。
ワイン用のブドウ品種「甲州」と「マスカット・ベーリーＡ」のように、
日本固有品種も誕生。

とはいえ、日本のワイン市場において輸入ワインが約70％、国産ワインが約30%、
日本ワインは、なんとわずか2%。

ところで、国産ワインと日本ワインの違いって、ご存じですか？
国産ワインとは、日本で製造・販売するワインのこと。
ブドウが日本産か海外産は問わないのです。

一方、日本ワインは「日本のブドウから造ったワイン」。
つまり、日本の土壌で、日本の気候の中で育ったブドウを使っています。
大きな違いがありますね。

そんな、世界に誇る日本ワインの魅力をもっと知ってほしいという思いを込めたワインバルが、六本木一丁目駅に隣接する『シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル』。
山梨・勝沼にある『シャトー・メルシャンワイナリ』直営のワインバルです。



ただいま開催中の【秋色ハーベストフェア】を体験させていただきました。

地下にありながら明るい陽光が差し込む店内。
白木のカウンターやアイランドテーブルには、赤いハイチェア。
カジュアルさとエレガントさを併せ持っています。





【秋色ハーベストフェア】では、
今年9月に発売されたばかりの新ヴィンテージワイン各種と相性のいい、旬食材を用いた料理を提供します。

ワインは全10種。
・長野シャルドネ
・長野シャルドネ　アンウンデッド
・マリコ・ヴィンヤード　シャルドネ
・長野メルロー
・マリコ・ヴィンヤード　メルロー
・マリコ・ヴィンヤード　シラー
・安曇野メルロー（ワイナリー限定品）
・桔梗ヶ原メルロー
・穂坂マスカット・ベーリーＡ　セレクテッド・ヴィンヤーズ（ワイナリー限定品）
・山梨マスカット・ベーリーＡ　キュヴェ・ウエノ（ワイナリー限定品）

こちらのワインは、すべてグラスで楽しむことができ、
量もテイスティングにぴったりの60mlから可能（一部除く）。
つまり、あれこれと試して、自分好みのワインを知ることができます。
ワイングラスには、ワインタグが付いているので、自分でチェックしておくべし！


 

それでは、寺中店長のアドバイスに従って、料理とワインのマリアージュを探っていきましょう。

■「鱧とユリ根のフリット　タプナードソース」



ふわっとした鱧とホクホクしたユリ根に、サクサクの衣が楽しい。
自家製タブナードソースは、オリーブの旨味が主張してきます。
このまま食べても十分においしいのですが、
卓上にはなんと、5種の塩や調味料！





この料理には「スモーク塩」をオススメしてくれました。

さて、ワインは「マリコ・ヴィンヤード　メルロー」と「長野シャルドネ　アンウンデッド」。
どちらもシャルドネ種を使用した、辛口の白ワイン。
ブドウの果実味が爽やかで、キリッとしたワインです。



飲み比べてみると…、口に含んだ時の残り香や味わいが、
鱧のフリットとどう組み合わさるかで、微妙な違いがでます。
ここまでくると、おいしいのは前提なので、あとは個人の好みですね。
ただ、飲み比べてみたからこその発見があります。

■「穴子と信州キノコの五穀米リゾット　熟成バルサミコのアクセント」



素材の滋味に、熟成バルサミコの深い味わい。
こちらには、3種の赤ワイン。
「長野メルロー」「マリコ・ヴィンヤード　メルロー」「安曇野メルロー」。
悩ましいところですが、エレガントな「長野メルロー」とのマリアージュが好みでした。


自分ではなかなか絞りきれなくても、店長を始めスタッフに尋ねれば大丈夫。
せっかく専門店なのですから、根ほり葉ほり聞くべきです。

『秋色ハーベストフェア』は11月21日（土）まで開催中です。
料理はほかにも、

■フランス産 鴨胸肉のロースト 柿のマリネ添え 3種のベリーのソース
 


■長野県産 エゾ鹿と栗の赤ワイン煮込みのパイ包み焼き


 
まずはお店に足を運んでみてください。
勝沼でしか飲めなかった希少なワインも楽しめますよ。




ちなみに。
寺中店長に「簡単なマリアージュの探し方」を伺ったところ、
1.素材の色と合わせる　（白身の魚は白ワイン、マグロなどは赤ワインなど）
2.ソースがあるときは、ソースに合せる　（塩なら白ワイン、ベリー系のソースなら赤ワインなど）

ご自宅で楽しむ際の参考にしてみてくださいね。

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