すでにブーム到来!? これから来る「アジアごはん」 | 美味案内

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渋谷 ♯04

すでにブーム到来!? これから来る「アジアごはん」

うだるような暑さに食欲も減退気味…。そんなときでも不思議と食べたくなるのが、スパイスのきいたエスニック料理。なかでも、いま注目なのはアジアの米料理です。特に「ガパオ」「海南鶏飯」くらいしか知らない、という人は必見・必食。これから“来る”、いやすでに“来ている”アジアごはんをご紹介します!


渋谷 アジアごはん Map
渋谷 アジアごはん MAP

猛暑が続く日本は「亜熱帯」化しているとさえ言われています。その「亜熱帯」である東南アジア料理は、まさにこの暑さにぴったり。食欲が落ちても、スパイスや香草たっぷりの料理を食べれば元気になれるし、また食べたくなるというもの。夏に食べるべき料理なのです。

そんな東南アジア料理のなかでも、いま注目されているのが「米料理」。タイの「ガパオ」、シンガポールの「海南鶏飯」なら一度は食べたことがあるでしょう。でも、それだけではありません。そこで、トレンドに敏感な人たちがすでに注目している米料理=アジアごはんをご紹介します。食べずして夏は終われません!

まず、タイの人気店が日本初上陸したことで話題の「カオマンガイ」。鶏のスープで炊いたご飯に茹でた鶏肉をのせ、タレをかけて食べる料理です。この料理を食べるなら、まさしく話題の店、7月にオープンしたばかりの『ガイトーン Tokyo』に並びましょう。

【A】ガイトーン Tokyo

ガイトーン Tokyo

タイで絶大な人気を誇る『ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム』の味をできる限りそのまま再現した「カオマンガイ」専門店。本国で研修を重ねたスタッフが、厳選した国産鶏を丁寧に調理し、できる限り本場の味を再現している。ソースは、タイの味噌、醤油などをブレンドし発酵させたオリジナルで、粗めに刻んだショウガと唐辛子がアクセント。香り高いジャスミンライス、ジューシーな鶏肉と相まって完成度の高い一品に仕上がっている。

【A】ガイトーン Tokyo1
鶏の滋味たっぷりのスープが付く「カオマンガイ」70 0円。しっとりした鶏肉は、臭みがなく上品なおいしさ。ソースは後から辛さと旨味が増してくるので、調整しながら食べよう。パクチーは無料なので好きな人はぜひ。テーマカラーも現地と同じピンク!
【A】ガイトーン Tokyo2
ガイトーン Tokyo2

【住所】渋谷区渋谷3-15-2 1F
【電話番号】03-6805-1202

「タイに帰らなくても食べられる!」と、東京在住のタイ人の方たちも喜ぶという本格派。常に行列の絶えない人気店だけに、鶏肉が売り切れ次第閉店。並ぶ価値のある味を楽しんでみて。

話題のタイ料理といえば「マッサマン・カレー」。聞いたことはあるけど、食べたことはないという人も多いのでは? 2011年にアメリカの『CNN GO.com』で『世界で最も美味しい料理50』の1位に選ばれた料理なのです。これを機に、日本でもファミレスに登場したり、人気ショップからレトルトカレーが販売されるなど、期待を集めているアジアごはんのひとつ。レッドカレーペーストをベースに、カシューナッツペースト、ココナッツミルク、タマリンドのソースなどで甘みや酸味を加え、スパイスで香りとコクをプラスしたタイ南部の料理で、タイカレーには珍しくジャガイモが入っているのも特徴。

このカレーを食べるなら、やはり現地そのままの味わいで。今年1月にオープンした『パッポンキッチン』は、他人に教えたくないという美食家たちが通うタイ料理店。残念ながら定番メニューではありませんが、タイミングが良ければ「マッサマンカレー」に出合えます。

【B】パッポンキッチン

パッポンキッチン

人気のポルトガル料理店『クリスチアノ』の佐藤氏が、『ソイナナ』赤木氏の協力を得て「自分が食べたいタイ料理」を食べられる店をオープン。タイ出身のシェフ夫妻が腕を振るう、わずか8席の特等席レストランだ。ランチは日替りの1種類。ディナーは黒板メニューのみで、日によって違うが本場そのものの料理ばかり。さらに発酵調味料は佐藤氏のお手製というこだわりよう。日本ではまだ知られていない、本物の美味が詰まっている。

【B】パッポンキッチン1
マイルドな味わいのなかに、スパイスのコクが潜む「ゲーン・マッサマン」900円。左下は独特の食感も楽しい、スパイシーな「ジャックフルーツの和え物」800円。カウンターの中で忙しく動くシェフ夫妻の笑顔も、料理をより一層おいしく感じさせてくれる
【B】パッポンキッチン2
【B】パッポンキッチン3

【住所】渋谷区宇田川町41-26 パピエビル2F
【電話番号】03-6427-0377

「チャーオム(アカシアの葉)入り玉子焼き」や「舟そば(豚の血入り牛ダシ米麺)」、そして「電車チャーハン」!? 初めて見るメニュー名にドキドキ、ワクワクしてしまいます。ここが日本であることを忘れさせてくれる貴重な一軒で、現地の味を召し上がれ。

最後にご紹介するのは「ナシゴレン」。インドネシアのチャーハンということで、「知ってるよ~」という声も聞こえてきそうですが、マレーシア料理の「ナシゴレン・カンポン」なら? “カンポン”とは、マレー語で“田舎”“村”の意味。カンポンスタイルの「ナシゴレン」を東京で食べられる貴重な店といえば『マレー・アジアン・クイジーン』です。

【C】マレー・アジアン・クイジーン

マレー・アジアン・クイジーン

八丁堀『マレーカンポン』の系列店として今年1月に開店。マレーシア料理はマレー系、中国系、インド系と大きく3つに分かれるが、それぞれの料理の中から選りすぐった約50種が並ぶ。現地出身のシェフが作るのは日本向けにアレンジしない料理。鶏肉や海老の旨味を十分に引き出し、チリや発酵調味料で味のアクセントや奥行きを出していく。味の決め手は、マレー料理に欠かせないサンバルブラチャンソース。時間をかけてふっくら焼き上げた名物「ローストチキン」も好評だ。

【C】マレー・アジアン・クイジーン1
チャーハンの具材と一緒に炒めたイカンビリス(煮干し)をトッピングした「ナシゴレン・カンポン」。海老、空芯菜、卵、トウガラシなど具沢山のチャーハンに、カリッと香ばしいイカンビリス、サンバルブラチャンソースがアクセントになっている。麺料理では、ココナッツミルクとカレーの「ミ・ラクサ」も人気
【C】マレー・アジアン・クイジーン2
【C】マレー・アジアン・クイジーン3

【住所】渋谷区渋谷2-9-9 SANWA青山ビル2F
【電話番号】03-3486-1388

マレーシアはイスラム教が国教のため、「ハラール食」にも対応しています。2020年開催予定の東京オリンピックに向け、こちらも重要なキーワードなので、覚えておきたいですね。

「甘くて、辛くて、酸っぱい」という印象のアジア料理はごく一部。国や地域によっても実に多彩ですが、暑い国特有のスパイス使いはお手の物。食欲がないときでも、香りと辛さとコクで、元気になれるはず。残暑を乗り切るためにも、いま話題のアジアご飯を堪能してください。

渋谷アジアごはんリスト
【D】

One Dish Thai 渋谷宮益坂店

閉店

食品輸入商社が運営するタイ料理店
“もっとタイ料理を楽しんで欲しい”という思いから、タイ料理を知り尽くした日本人による料理を完成。日本ではなかなか入手できない、新鮮な食材を使用し、本場のおいしさを提供する。フレッシュなバジルがきいた「ガパオライス」が人気。
【住所】渋谷区渋谷1-8-5 小山ビル2F
【電話番号】03-6419-7350
【定休日】月
【営業時間】11:30~15:00(L.O.14:30)、18:00~23:00(L.O.22:15)

One Dish Thai 渋谷宮益坂店
【E】

SAWASDEE 渋谷道玄坂店

閉店

リゾート気分を満喫できるタイ料理
タイで幅広く使われるあいさつ「サワディー」が店名の由来。現地から招いたコックが作る100種にも及ぶ自慢の本場タイ料理はヘルシーで、一度食べればクセになってしまいそう。東南アジア各国のビールやカクテルも豊富に揃う。
【住所】渋谷区道玄坂5-10-12 新大宗ビル3号館B1
【電話番号】03-3476-3168
【定休日】無休
【営業時間】11:00~23:00(L.O.22:30)/金土祝前11:00~24:00(L.O.23:30)

SAWASDEE 渋谷道玄坂店

リゾート感あふれるおしゃれな空間
リラックス気分を堪能できるレストランカフェ。星空のようなペンダントライトの下で、優雅な時間を過ごせる。料理は、フレッシュハーブやスパイスを用いた東南アジア料理がメイン。ランチでも人気の「海南チキンライス」は、タイの調味料を使った自家製のタレがポイント。
【住所】渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ7F
【電話番号】03-3486-8405
【定休日】無休
【営業時間】11:00~23:30(フードL.O.22:30、ドリンク23:00)/日 11:00~23:00(フードL.O.22:00、ドリンク22:30)
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Rice people,Nice people!

バリ島のリゾート地をイメージしたレストラン
アジア屈指のリゾート地としても知られるバリ島をイメージした店内で、日本ではまだ珍しいインドネシア料理を楽しめる。唐辛子やココナッツミルクなどを使った料理は辛くてクセになるものばかり。具材たっぷりの「ナシゴレン」やスパイシーなバリ風のチキンカレーも人気。
【住所】渋谷区桜丘町10-8
【電話番号】03-3464-4633
【定休日】月
【営業時間】11:45~23:00
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モンキーフォレスト
【H】

ゴールデンバーニング 渋谷店

閉店

身体が喜ぶヘルシーでおいしいアジア料理
タイ・ベトナムを中心としたエスニック料理をいただけるダイニングバー。厳選した食材、新鮮な野菜やハーブをたっぷり使ったヘルシーな料理に女性ファンも多い。粗みじんにした鶏肉の食感がうれしい「ガイ・パッ・バイガパオ」はランチでも食べられる。
【住所】渋谷区道玄坂2-26-16 コアラハウス1F
【電話番号】03-3462-8260
【定休日】月
【営業時間】12:00~15:00、18:00~24:00(L.O.23:30)

ゴールデンバーニング 渋谷店

新宿ごはん

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